地学メモ:溶岩洞

第2次世界大戦のブーゲンビル島の記録を読んでいたら、「この島は火山があり、島のあちらこちらには洞窟が沢山あった」という記述がありました。
何故、火山があると洞窟が沢山あるのか不思議に思ったので調べてみました。

YouTubeチャンネル「エルタレ」の解説動画

火山にまつわる景色の紹介と解説を行うYouTubeチャンネル「エルタレ」さんの以下の溶岩洞の解説が分かりやすかったです。

溶岩洞ができる仕組み

まず、粘性の小さい、流動性の高い溶岩(玄武岩質)が広範囲に流れます。
その溶岩の空気に触れる外側は冷えて固まり、内部は流れていくことで、空洞のある洞窟ができあがります

日本の溶岩洞

日本では粘性の小さい溶岩を噴出する火山が少なく、溶岩洞がそんなにないそうです。
国内で有名な溶岩洞は、富士山青木ヶ原溶岩による鳴沢氷穴、富嶽風穴、島根県松江市の竜渓洞、幽鬼洞、熊本県阿蘇市の阿曽米塚です。

余談

ちなみに日本語で検索する時は、ゲームの溶岩洞まで表示されるのを避ける為に、「溶岩洞 -モンハン -モンスターハンター -アークナイツ」のように検索語にマイナスをつけて検索からゲーム名を除外するのがお勧めです。