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【Dataで語るBULLSEYES】東西Top8から地方リーグ出身まで~40以上の大学出身者・平均26.6歳の若手中心のメンバーが 新チームを創り上げる BULLSEYESだけの体験


はじめに:

既に投稿した通り、1993年に松下電器産業株式会社 東京勤務メンバーを中心に創部したBULLSEYESは、同社自体が「関西系企業」であること、関西大学出身の曽田氏が創部者であること(詳しくはCampfire のクラファンで支援してくれた際の投稿をご参照ください)、そして長年、チームを内外ともに牽引した大社氏が、1983年京都大学ギャングスターズが初めて日本一になった時の中心選手だったこともあり、京都大学OBが多く、「BULLSEYES東京」を名乗りながら、関西系の選手の構成比が非常に高いチームでした。2000年代の一時期は、スタッフも含めると2桁の京都大学OBが所属し、「BULLSEYES京都」と一部で呼ばれる時期もありました。歴史的に、30歳前後の選手が活躍することが多く、選手の平均年齢は28~29歳程度ではなかったかと思います。

しかし2020年以降チームのデモグラフィックスは、一気に変わりました。
2023年シーズンのX1AREAの新人登録は、協会の締め切り日が近づいてますが、現時点でも20名近い選手が新人登録し、残りの枠もわずかになっています。
2023年のBULLSEYESは、新ユニフォーム同様全く新しい、かつXリーグの中でも、最も若手中心の超多種多様多彩なチームになっています。
今回は直近のチームデータで2023年のブルザイズの魅力を語っていきます。

 

大学出身校のデモグラフィックス分析


X1AREAで闘うBULLSEYESですが、学生時代、東西大学TOP8・1部出身の比率が高いチームではありません。マジョリティは東西2,3部以下出身校の選手であり、地方リーグ、クラブチーム(大学準体育会)出身の選手も多数います。そうした選手たちが、毎週平日2回のウェイトトレーニング、土日の練習により心身共に鍛えて、厳しいリーグ戦を闘っています。

単位:%

春の試合でも、地方大学リーグ出身の#47木村選手(山形大学)がブリッツでQBサック、ファンブルしたボールを関東2,3部リーグ出身の#96住谷選手(創価大学)がリカバーし、そのままTD。住谷選手はXリーグのライブ放送で絶賛される程、リーグ内でも存在感を示しています。

続いて出身大学数です。円グラフがエラいことになってます…

出身大学別人数_単位:人(クリックして拡大してご覧ください…)

出身大学数は、なんと41!最大学閥は、ここ数年一気にメンバーが増えた東京学芸大学。続いて歴史的にOB が多い、歴代2人の主将を輩出した創価大学。そしてこの2年間で一気にメンバーを増やした関東Top8の法政大学が3番手に来ます。そしてそれ以降で38大学…。
アメリカンフットボールでは、大学によってプレー、システムの用語は微妙に違うものなので、最初はそうしたアジャスト等に苦労する点があるかもしれません。しかしながら、これだけ多くの出身校からチームが成り立っているため、選手・スタッフが議論、工夫して「BULLSEYSの戦略、プレー…etc」を創り上げていくことになるのでしょう。こうした点が、外部の方から「BULLSEYSは、全体の雰囲気が良い、選手・スタッフの中が良い」とおっしゃっていただくことにつながっていると思います。

所属年数・年齢等のデモグラフィックス分析

続いて、タイトル通り、所属年数、年齢の観点から語ります。

 

所属4年目までの選手で85%≒約55人!ほとんど「大学1~4年生」のように構成されている状態です。これに10名程のベテラン選手が、経験を活かしてチームを支える、時には自ら牽引するという状態です。人口ピラミッド的に考えても、非常に良い人員構成になっていると言えます。

 

世代別にみると、チームの若返りを一目で理解することが出来ます。同じく55名程が20代の選手です。チーム全体の平均年齢は現時点で26.6歳まで若返っています。

創部31年目にフルモデルチェンジした新ユニフォームを着た、超多種多様多彩な若いメンバーを、今年度の新主将・新副将の4人のリーダーシップで牽引し、試合に立ち向かっています。
春は社会人相手には1勝1敗、学生との対戦結果を入れると2勝1敗で勝ち越しと、チームは目に見える形で成長していると言えます。

 

秋のシーズンは9月2日(土曜日)より始まります。ぜひスタジアムに直接ご来場いただき、観客席から若いチームの挑戦にご声援下さい。


最後に: BULLSEYESらしさとは

…と、若さばかりを強調しましたが、BULLSEYESの本当の良さは、実は下の1枚の写真にあるのかなと思います。
写真左から、
‐同志社大卒・所属4年目・副将QB#3 南竹選手
‐東京大学卒・選手兼キッキングコーチ兼任 ・ベテランTE#4 角田選手
‐静岡大学卒・所属12年目 ・DE #5 除川選手
‐関西学院大学卒・今期新人・Kicker/Punter #58(春) 福井選手
…の勝利後の「入り交じり」ショット。学生日本一チーム出身の23歳の新人から、地方リーグでアメフトを始め、30代半ばの今もチームの守備の要として最前線で闘う ベテランが一緒になって勝利を分かち合う…。これこそがBULLSEYESらしい風景かなと思います。

23年度のBULLSEYES新人登録締め切りは間も無くです。急遽の転勤等でチームを探している方は、是非今シーズン、BULLSEYESで一緒にX1AREAでGiant Killing を起こしましょう!
大至急 info@bullseyes.net 迄ご連絡ください!

6月3日 試合後のMVP(福井選手が受賞)インタビュー後の1ショット

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