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たすけて~ (「良い音鳴らしてればきっと誰かが見つけてくれる」と思ってる素朴なバンドマンの話)


「このままじゃいかんけど、どうしたらいいんだろな」と思っている。

私は今まで、「人に見せるまでが遠足」方式というか、つまり「いくら良いものを作ってもパッケージングや宣伝ができない人はダメ」と思う方式を採用しており、だからすっごい良い音鳴らすバンドマンでもそのことしか考えないで「良い音鳴らしてれば誰かが見つけてくれるはず」としか思ってない人はダメだと思ってたし、いくら良い文章書いてる人でもプロフィール欄が「ほそぼそ書いてます。」だと絶対ダメ、そういう人には鋭意ダメ出ししてきたし改善できる方法をいっぱい提案してきた。「あたしが見初めた、あんたの超絶最強なコンテンツがあんたのせいで埋もれるよ、なんとかせいや」って。

自分でも、文学フリマに並ぶ本の中では超絶おしゃれで目立つデザイン、そしてブース装飾は間違いなく小説ブース一凝ってると思ってたし、ネットでも、「チャットレディ」「東大卒」とか目立つアイコンを精一杯使って(使うのはあまり好きじゃないがとにかく人目をひくためには仕方ない)、活動してきたつもりだった。

でも、全然足りないんじゃないか?

と気づいた。

というのも、長めに渋澤怜を追ってきてる人ならわかると思うけど、noteを使い始めたあたりから意識的に書き方を変えている。渋澤怜はじめましてな人にも読んでもらえる書き方をしているし、Twitter告知とかアイキャッチとかも、必要な人に届くように、RTしやすいように、意識高い感じに変えてる。

でも全然、手応えがない。

私は、自己内最バズ案件の「チャット嬢をやってみた」を書いた頃よりはるかに文章もコンテンツもレベルアップしてるはずなのに、あの頃と状況が大してかわってない。


なんでだろ?


って思ったんだけど、


私超絶バカで。


ずーーーーっと同じことしてるだけだったんだよね。

「文章書いてTwitterで告知」しかやってないんだよ。私。

そんなの、Twitterの衰退に合わせて私も衰退するにきまってるじゃん。いや、多少私も頑張ってきたから、まあ、下りエレベーターを駆け上がってプラマイゼロ、か、ちょいプラ、くらいなものだ。

私は、
たとえばワンテーマでブログ作ってSEO対策(?)とかしたり、
あるいはメディアに掛け合って文章書かせてもらうようにするなどして、
私の文章が必要な人に私の文章が届くように、私を知ってもらうように、もっと、努力しないといけない、んだろう。

「良い音鳴らしてれば誰かが見つけてくれる」と思ってライヴハウスから出ないバンドマンと一緒だったんだわ。私も。
「良い文章書けば誰かが見つけてくれる」って思ってた。Twitterから出ずに。

(そういう夢が、多分数年前までのTwitterにはあったんだけど、私はその時にバズり切れなかったんだよ。
それはバンド全盛期の夢をまだ見続けてるバンドマンと一緒なんだと思う)


じゃあネットでバズるために努力しよう、みたくなった時、
しかしここで私の超絶パソコン嫌い、ネット嫌いが行く手を阻む。
自分の本造るためにInDesign学んだ時も泣きながらやったし(本当に癇癪を起して泣いた)、
自分でサイト立ち上げてSEO対策してアイキャッチ画像もちゃんと作ってアクセス解析(?)して・・・・・とか本当無理だ。考えただけでゲボが出そうになる。
文章ならいくらでも書けるし良いコンテンツ作りのためならいくらでも努力するけど、私以外の人でもできそうなSEO?アクセス解析?プログラミング?などのスキルを学ぶための時間て本当惜しい。

そしてここからが大事なんだけど、やっぱ「それ私がやることじゃなくない?」と思ってしまう。
「私にしか書けない文章を書くこと」を私は何よりも優先して、追求して時間投資すべきで、それ以外のことは後からついてくるんじゃない? って。

ほら、また「良い音鳴らせば誰かが見つけてくれるバンドマン」病が出ている。

そしてそもそも、上記作業(SEO?アクセス解析?プログラミング?)を学ぶことが私にプラスになるのか分からない。

どっかウェブor紙のメディアに営業したらいいのかもしれないけど、あああうあああわかんないうううああああってなってる。(実はネットで記事を全然読まないのだ・・・・・・)

で、またnoteにもどって、10時間以上かけて最強のコンテンツをドロップして、まあまあリツイートされて、友人とかに「超良い記事」とか褒められて、でも状況は変わらず。みたいなことになる。(ちなみに最近だとこれ↓

と、これ↓

の評判が良かったです)

しかし友人とかおなじみの渋澤ファンが読んでくれても(それはそれで嬉しいが)状況が変化しているわけじゃない。

こんなこと繰り返してると、私が最も大事にすべき創作の炎――書きたくて仕方無いと思い続ける、腹から沸き起こるモチベーション――が、いつしか消えてしまうのではないかと、怖い。

別に他人のために書いてるわけじゃない、というか、根源的には自分のために書いてるけど、あまりに干され続ける(と感じる)と、「もういいっ」ってなって、書かなくなってしまったらどうしよう。

私は私の超絶ミラクルはちゃめちゃいけてるオリジナリティ溢れるほとばしるみなぎる滾り落ち滴るスーパーチョベリグ才能ちゃんを、大事に大事に愛して育てることに全神経を注ぎたいが、そのためには、「場」を提供してあげないとそろそろヤバいんじゃないかと危惧してる。つまり、ちゃんと読まれて評価される「場」を。(評価とは、別に高評価という意味ではない。褒めもディスも両方アリ。とにかく人目にさらされる場、ということだ)

こんなにいっぱい一度にやらなきゃいけないなんて無理ゲーだーでも純文学の新人賞獲るなんてもっと無理ゲーだから頑張らないといけないーでも無理ーだから本当誰かの手を借りたい、頭を整理するだけでも助かる、助けてほしい。

私は「何をやっていいのか分からない」状態だと全然がんばれないが、
「これをやったらいい」と納得すれば超絶頑張れる子なので(例:東大受験)、
だれかそこまでの道筋をつけてほしい。

具体的には、ウェブor紙で仕事をとるための術、どの媒体が私に向いててお得か、noteとかをバズらすためにどうしたらいいのか、あとまあ交際術、とか…… とまあそもそも何が必要なのかもあんまし分かってないので、そこから話し合える人。多少お金を払ってもいいです。(そういう人を見つける調べ方ももはやわかんないしダイレクト出版のメルマガに毎日うんざりさせられている)

私は私の文章がちゃんと必要な人に届いてそこでお金が回って私も読み手も幸せな状態に早くなりたいです。


(普段のnoteのおよそ五倍速、時速3000字で書いてしまいました。文体違います?わはは。)



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