語り得ぬものについては沈黙しなければならない

人に読んでもらいたくて書いているものでは無いため分かりづらいと思うが 書きたいから書く

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高校時代に知った言葉
ウィトゲンシュタインの言葉

高校時代にこれをもとにして曲を作ったけど歌詞消えてたので載せられないため割愛

この言葉は好きだ(私は完全に「論理哲学論考」を読んだわけではないため間違いは大目に見て欲しい)

語りきることが出来ないことに関して言及することはナンセンスだ

定義し難いものとか未知があまりにも多いことを言葉で解明しようとしても無理なので 沈黙という手段が賢明

私は何となくこの意味が分かったようで分かっていなくて、生活の中でこれを感じることが多いのに結び付いてなかった

結び付いた気がする

そこで私は語り得ぬものについては沈黙しなければならないというスタンスを取りたいと改めて思った

自分がやっている音楽に関連付けるならば「ロックンロール」について

ジャンルもあるが「精神」の話
「ロックンロール」は私にとって定義付け不可能だと思っているし 未知なことが多いので 沈黙する という手段を選ぶ

沈黙派の私は あれやこれやと言及するナンセンスな方々を見るとどうにも怠くて仕方無くて小さなストレスとなって蓄積するのは当然のことだった

ただ煩わしいというのは感情任せで説得力がないし 主観まみれのただの悪口と批判になってしまうから嫌だった そんなところに
この言葉を思い出して
成程 ナンセンスだと自分が考える議論を繰り広げていたら不快だな なんて少し腑に落ちた

考え方の違い 否定はしない ただナンセンスだなと思うだけ

狡いことなのかもしれない
しかし沈黙するだけで頭は機能している
それで身体を動かすか動かさないそれだけなの

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「あなた〇〇ちゃんと仲良くしてるの？なんか嫌だ〜」

ってよくある小学生レベルのいじめ

私はいじめられたことがあるし いじめを傍観して加害したこともある

だが傍観していたいじめられっ子とも仲良くした
仲良くしたかった気持ちがあったことは嘘ではないが
そこには自分が完全な加害者になりたくなかったという意地汚い所もあった
「良い人」になりたくて私は八方美人だった

自分が悪者になりたくなかった

今も私は結局自分の見られ方を恐れているのだなと感じる
恐らく加害者になる云々ではなく ただ誤解されたくなくて ただ何もフィルターをかけずに自分自身を見てほしくて
難しいけれど

語り得ぬものを語りたがる者たち
私からは 真実を全て理解しているかの如く語っているように見える

だから怖い 誤解が怖い

人は人 自分は自分 私は私 だからね
私を見てくれ
偏った見方は嫌だな

私よりも沢山人生を歩んでいらっしゃる方ばかり
この期待を裏切られたら寂しいというか 失望するというか なんて考える

大切なことはきっと
自分の目で見るもの
自分の耳で聴くもの
自分の心で感じるもの
そして自分で信じたもの

ぶれないで生きていきたい

私は全部は無理かもしれないけれど
できるだけ

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空と海が好きなのは 何も言わなくて 大きいからなのかな