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時はめぐる|最近のことごと(2024年4月26日〜5月2日)

「最近のことごと」は、Raymmaの近況や、感じたことなどをお届けする小さなエッセイです。文:伊地知奈々子

4月26日

 Bagel Burlesque Expo本番当日。朝10時からモン・ロワイヤルの稽古場でホリー(Sugarpuss)と最終的な稽古、衣装リハ。

 その後タクシーで会場入り、楽屋挨拶後諸々準備進める。

Before、楽屋のリアル
After。楽屋にて支度後の写真。


 2003年に踊り子の活動を開始、2005年から2016年まで国際的にバーレスクの活動をしていた。2011年からはモントリオールに住み、そこから色々なところに旅立っていた。

 10年ぶりにモントリオールに来て、久々に舞台に立った。街は変わった、と感じたが、それは時の流れであって、あたらしい形で本質が出現している。バーレスクという側面でわたしが舞台に立つことも、モントリオールに来ることも、もうない。しかし、あたらしい形でこれからはこの街を楽しむのだと思うとワクワクして、自分をこの街に連れてきてくれた舞台というもの、そのものに感謝した。


4月27日

お昼、Studio  TDにてワークショップを教える。お題は、舞台の力学。唯一無二の個性をさらに引き立たせるために、舞台そのものが持つ力学を活用する、というコンセプト。

 夜はBagel Expo第二夜を楽しむ。皆芸達者。

個性あふれる全世界からのパフォーマー

終演後かつて踊っていたThe Wiggle Roomへ。旧交を温めるいい夜だった。

かつて在籍していた頃のサインが残っていた

4月28日

 昼過ぎ、Bagel Burlesque出演者のブランチパーティーに向かう。番地の東西を間違え、真逆の方向に行ってしまった。慌てて会場に行くも、みんなゆっくりペースだったので一安心。

 夕方、ルルとステファンがステーキディナーに誘ってくれる。メカブちゃんもご一緒。温かい心を感じる素敵な夜。


4月29日

 帰国の日。朝8時、かつてのルームメイトのレイチェルとパートナーのデイビッドが会いに来てくれる。短い時間だったが、とても嬉しい。その後空港でルル、メカブちゃんと合流。空港のカフェでしばし、お喋り。踊り子のキャリアは終わったが、仲間たちとのあたらしい交流はこれから。それが楽しみで、嬉しい。


4月30日

 成田空港到着。荷物受け取り場で、可愛い犬が近づいてくる。何かと思ったら検疫犬だった。お土産にと持ってきたオレンジはあっさり没収。今や直行便のあるモントリオールだが、やはり13時間は長い。荷物を受け取った後、高松空港に向かう直前まで、メカブちゃんと色々な話をした。夜高松のバーミヤンで台湾フェアに行った。牡蠣オムレツなど食す。


5月1日

 一日中寝る。


5月2日

 荷ほどきをする。1週間後は、Raymmaでイタリアに行く。荷物は総入れ替えだ。


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