研究はストーリーだ。

Conference is the place for story telling.

これは、私がアラスカ大学フェアバンクス校に留学していたとき、Dr. Wendy Martelleから聞いたお話です。

学会は、自分が行った研究を発表する場です。堅苦しい雰囲気で、発表するのはとても緊張します。聞いているたくさんの偉い人たちに、難しい質問されたらどうしよう、間違えたらどうしよう、と心配します。

でも、そんなこと考えなくてもいいんだ!とDr. Martelleは言いました。学会は、自分が発見したこと、考えたことをお話しする場所なんです。「わたしね、こんな実験して、こんな結果が出たの。ね、おもしろいでしょ!」「わたしはこう思うんだけど、みんなはどう思う?」という具合に。

この考え方、素敵ではありませんか?学会発表も、論文も、小説やエッセイやドラマと同じです。なにか伝えたいことがあって、その伝え方が異なるだけです。わたしは、研究発表いやだな~やりたくないな~と思ったらこの話を思い出すようにしています。

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