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「レイド設立一周年の報告」と「実現する世界観」

2019年5月8日を持ちまして、レイド株式会社は設立2年目に入りました。設立から1年は朝・昼・晩と多忙な日々を過ごしていたためあまりオリジナルな情報発信を行うことができませんでしたが、2年目はオリジナルな情報発信を行なっていくことを重点課題にしていきます。

レイドの実現する世界観

レイドでは、実現したい世界観があります。
それは、かつては奴隷の行う”苦役”として、またあるときは神から与えられた”罰”として、そして現代の多くでさえ未だ”生活するための糧”として考えられてきた「労働」という概念を、”生きがい”に昇華させることです。

人生100年時代に向けて、仮に定年が70歳に設定されることになった場合、25歳から計算すると人は45年、時間にして約93,825時間(8h/日計算)働くことになります。これだけの時間を”自分のやりたいこと”に費やすことができないなんて、私たちは前世でどれだけの悪事を働いてきたのか疑問です。

「好き(やりたいこと)を仕事にして生きる」ことには賛否ありますが、「ビジネスとして成り立っているからには誰かの役に立っている」と考えれば、ひとえに悪いものではないのではないでしょうか。

生きがいのある世界観実現のために必要なこと

生きがいのある世界観(仕事観)の実現に向けて、必要なことは2つあると考えています。

①働く環境の整備(企業)
②生きがいの発見・職探し(働く人)

└①働く環境の整備(企業)

働く環境は、大手企業も含め年々改善が進んでいます。以下、何点かデータで確認してみます。

「働き方改革の取り組み状況(2015〜2018年)」NTTデータ経営研究所

「残業時間レポート(2012〜2018)Vorkers

「有給消化レポート(2012〜2018)」Vorkers

「男性の育児休業取得率の推移」内閣府男女共同参画局

採用代行として企業の中に入っている私の実体感としても、だいぶ健全な企業が増えた印象です。

また、以下はGoogleトレンドでの「エンゲージメント」検索の結果ですが、働きがいの中でも「エンゲージメント」に意義を見出している方は年々増えているようで、今後はこの点での向上がまだまだ期待できそうです。

「『エンゲージメント』検索結果 」Googleトレンド

働く環境の整備については、多くの企業が気にかけ、遅かれ早かれ良い方向に向かう流れができてきたと言えそうです。ここから先は労働環境の改善(本来あるべき姿に向かっているだけ)ではなく、エンゲージメントを高め結果を出すための人事制度が追求されていくのではないでしょうか。

└②生きがいの発見・職探し(働く人)

いっぽうで未だにアナログを脱しないのが、仕事探しです。現代労働者は自分自身のことが一番わからないまま、企業が公開する求人票やWeb上の情報、ときにはエージェントやリファラル経由での話を頼りに応募し、面接を行なってお互いを"推測"しながら職を探しています。

自己分析や適性検査を通して職探しをするサービスもポツポツと見られるようになりましたが、それだけで就職・転職先を決めるに至るものがあるかといったら当面は難しそうです。とくに性格診断は、未だ解明しつくされていない分野でもあります。また働き先という意味では、働く人の性格分析だけではなく就職・転職先に属する人間との関係値も重要になってきます。

レイドでは生きがいのある世界観実現のため、現在「②生きがいの発見・職探し」を視野に自社サービスの開発を進めています(in my head)。自身を理解でき、生きがいが明確になり、集まるメンバーを含め最適な職を見つけることができる「企業横断での適材適所の実現」です。

最後に

レイドが実現する生きがいのある世界観について書いてきましたが、そもそもとして「働かなくても生きていける社会の実現」は視野にいれていません。人類の生活が共同体で成り立っている以上、生きがいを得たい人は何かしらアクションが必要であると考えており、それが社名「レイド(rayd=raise your hand)」の由来でもあります。

私には夢がある。(I have a dream.)
それはいつの日か、みんなが個性を存分に発揮し、悔しい時は涙を流し、嬉しい時はハイタッチをし、人間らしく生き、生きている幸せを味わい、「生まれてきてよかった」と自信を持って言えるような社会を作るという夢である。
少なくとも息子の世代の多くの人に、そう生きてもらいたいという夢である。

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