雑記 20230727

思いつくままうだうだ

シークレット・インベーション 第5話&最終話

グラヴィクがあまりにもかわいそうになってしまう
最後に心情を吐露したのにフューリーから故郷探しの一応の結論も聞けたと思ってたのにそれがフューリーに擬態したガイアだったなんて。

フューリーは本当に最低な奴でしかなかったというのが何というか悲しいというか。タロスはフューリーがまだ故郷を探してくれると思いながら死んだんだろうか。自分が命を賭して助けた大統領があの様なんて。

原作でどうなってるか分からないけどスクラル人でも変身したスクラル人か判別できないのならスクラル人の統率なんてそもそもできやしないんじゃないか。既にクリー人として生活しているスクラル人もいるんじゃないか。

クリーとスクラルが和平交渉をするといっていたけれどタロスが地球に引き連れてきた勢力以外にどのくらいのスクラル人がいるのだろうか。スクラル人の全員がキャロルやフューリーの傘下にいるわけでもないだろうし和平交渉自体はグラヴィクの蜂起と関係ないだろうからこの話丸ごとタロスの無駄死にで終わりじゃないか。

グラヴィクの勢力はフューリーにスパイとして使われ裏切られたと感じた勢力の集まりなのだろうしタロスが連れてきた100万のスクラル人や他にも宇宙に散らばっているであろう勢力に比べれば相当少ないのだろう。
スクラルとクリーの戦争という観点から見れば小規模なものなのと考えられる。

マーベルズにどうつながるのか。今回の和平交渉がキャロルによってクリーの軍事作戦をことごとく潰してきたために勢力が拮抗してきて行われるものなら和平交渉をよく思っていないクリー人の一派を食い止めるという話になるのだろうか。

キャロルはフューリーがスクラル人をスパイとして利用していたことを知っているのだろうか。

大統領がスクラル人(ひいては宇宙人)を敵だとスピーチしてしまったことで超人、ミュータントへの影響が大きそうだ。

現実の政治的問題と結び付ければ結びつけるほどヒーローが悪を吹っ飛ばして解決とはならないため物語としての結論は曖昧にしていくしかない。そのため消化不良に感じたのだろう。
勧善懲悪のヒーローものが作りにくいのはあるんだろうけどミステリオやゴア・ザ・ブッチャー、ハイ・エボリューショナリーといった個人的な動機で行動を起こしてるやつらは魅力的なだと思うし「こいつを対処したら終わり」という明確な悪になるので好きな作品の場合が多い。
(ジェイク・ギレンホール、クリスチャン・ベール、チュクーディ・イウジの演技によるところもかなり大きい気もするけど。)
このあたりは自分が子供の頃から見ていた特撮やマンガ、アニメとアメコミでは社会問題とエンタメの結びつきが違うことや自分が勧善懲悪ものが好みといった部分も大きい。

次の作品はロキシーズン2のためマルチバースがより加速していくと思いきや続く作品がザ・マーベルズ、エコー、アイアンハート、アガサ、デアデビルとマルチバースに関係なさそうな作品ばかり(アガサはドリームウォークがあるけど)。次に関係ありそうなのは来年のデッドプール3だがこちらは待望のMCU参戦ではあるが独立性の高い作品になりそうだ。(デッドプールとウルヴァリンがいがみ合ってお互いの頭を串刺しにしてるだけの2時間でも満足してしまうと思う。)




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