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ネットワークビジネスを辞めさせる方法①

ネットワークビジネスで毎日忙しく過ごしている人が近くにいますか?
明らかに怪しいビジネススクールに大金を支払っている人が周りにいますか?

もしそんな人が周囲に居て辞めさせたい、と思っているのであれば、このnoteが少しだけお役に立てるかもしれません。

※完全に私の経験談と主観であるため、ネットワークビジネス自体を否定するものではないことをご承知おきください。
また長くなりそうなので、今回と次回2回に分けて書きたいと思います。

では早速!

かつて私はネットワークビジネスにどっぷりと浸かっていました。
それはもうどっぷり。
四六時中アップ(紹介者で上司みたいな人)からの連絡は瞬時に対応できるようにしていることは勿論、夜通し"ビジネスマインド"を鍛える宿泊研修に参加してみたり、ダウン(紹介することで自分の利益にも繋がる人)になりそうな人を探し偶然の出会いを装って知らない人に街で声をかけてみたり。

今考えると正気の沙汰ではないですが、当時は大真面目でした。
本気でネットワークビジネスで"人生を変えよう"と思っていたんです。
恐ろしい、、、。

そんな私が思う、ネットワークビジネスを辞めさせる方法。
それはズバリ「辞めさせない」ことです。

どういうことか?
まずは私が思うネットワークビジネスにはまる理由を、順を追って説明します。

①コミュニティ内の教育システムが素晴らしい

ネットワークビジネスの新規参入者は、ある一定の教育を受ける必要があります。
それが本当によく出来てる!詳しくは洗脳関連、マインドコントロール関連の書籍等ご覧いただければと思いますが、本当に巧みだな、と思います。

世間知らずだと言われればそれまでですが、ネットワークビジネスへ参入する人の多くはまだ社会のことをよく知らない若者ばかり。
信じさせるのは容易いでしょう。

②熱気に満ちたキラキラの世界

訓練し尽くされた"ビジネスリーダー"。
さすがあのような独特の世界で成果を挙げる人というのは、人を引き込む不思議な空気を持っている気がします。

今会ってどう感じるかは分かりませんが、少なくとも当時は勤めていた会社の上司よりもずっとキラキラ輝いて、説得力のある人に見えました。

「あなたの夢は何?本当に叶えたい目標は?」
と真剣に尋ねられ、真剣に話し合うのです。 

最後にこんなこと話したのいつだっけな?と不思議な高揚感、多幸感に包まれます。

そのうち、私もこんな世界で歳を重ねたい!こんな風にいつまでも夢を語り、夢を実現させる大人になりたい!と思ってしまう。

自分よりもずっと年上の、自分よりもずっとキラキラした眼差しのその人が、とてもかっこよく、まさに"理想の大人"に見えてしまうのです。

……こうして文字にすると、本当に安易ですね。
しかしネットワークビジネスとの出会いって、何か自分の将来に不安があったり現状に不満がある時なんです。でも、変え方がわからない時。

これは私が出会ってきたネットワークビジネス経験者のほぼ全員が口を揃えて言うことでした。
「全てはタイミングだった。」と。

迷いがある、そんな時のネットワークビジネスの誘いはまさに「希望の光」です。

③ご丁寧にアンチ対策まで指導してくれる

ネットは負け犬たちの妬みと嫉妬で溢れている。
それらあらゆる批判は全てあなたの夢を邪魔する「ドリームキラー」。見るに値しないものなので絶対に見ないこと。
身近な人にもなるべく詳しくは語らないこと。なぜなら皆世間の偏った情報しか知らない勉強不足の情弱なのだから。わかってもらおうと思ってはいけない。

これも外界をシャットアウトするマインドコントロールの手法の一つですよね。
素直な人ほど真面目にこれらの対策を実践します。

結果、どうなるか?
心配する身内や身近な人の話を一切聞かなくなります。
あらゆる批判は自分を邪魔するもの。世の中の裏側や真実を勉強してないからこんなことが言えるんだ、と。

自分が結果を出すことで間違っていないことを証明してやる!とより一層ネットワークビジネスを”頑張って”しまうんですね。

人には一貫性の法則というものがあり、一度信じたものは最後まで貫き通したいという心理が働くそうです。
自分が選んだ道は間違っていない、と自分で自分をマインドコントロールするんですね。

まぁ、ここまでの心理状態になっている大抵の人(特に若者)はすでにいくらかの借金くらいしてしまっています。
複雑な心理学なんて関係なく、一発逆転を狙うしかない。
もう後には引けないんです。

以上大きく分けて3つが、ネットワークビジネスにはまるステップだと考えます。

そこで本題の「辞めさせる」ために「辞めさせない」とは?

次回詳しく書きたいと思います。

ここまで読んでくださった方ありがとうございました!


つづき▼


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