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知名度だけが低かったRPG『バテンカイトス』

 ひさしぶりにnoteをのぞいたら『#全力で推したいゲーム』というタグが公式から用意されていたので、便乗します。

 さて、何を紹介するか!?と考えたときに、今一番遊んでいるFF14ではなく、タイトルに書きました『バテンカイトス』というゲームが浮かんだので、今回はこれについて書いていきます。


●バテンカイトスの発売と開発元

 バテンカイトスは2003年にナムコから発売されたゲームキューブ専用ソフトです。それから3年後の2006年には、続編となるバテンカイトスⅡが発売されています。

 さらに三作品目となるバテンカイトスⅢの企画もあったそうなのですが、色々とあって無しになり、バテンカイトスシリーズは2作品で完結となっています。

 開発はモノリスソフト。今ではゼノブレイドシリーズで有名な企業ですね。



●引き込まれるあらすじと導入

 大昔、人類と神々との大戦争が行われた。神を封印することでなんとか勝利を手にした人類。しかし大陸は人の住めるような環境ではなくなり、人類はやむなく住む場所を大空へ移動し、生活を始めた。

 それからどれほどの年月が流れたのか。神々との大戦争はおとぎ話へと変わっていき、事実だと知るものはいなくなった時代。

 ある日、主人公のカラスは、とある農村で目を覚ます。カラスには『精霊』と呼ばれるものが憑いており、その精霊とこれまで一緒に生活を、そして冒険を続けてきた。しかし農村で目を覚ました時、その精霊はすべての記憶を失っていた。

 これはプレイヤーが『精霊』という登場人物の一人となり、誰も想像が出来ない冒険に巻き込まれる物語である。

 ……という感じです。


 このあらすじを読んで「おや?」って感じた人はいいですねぇ!

 『主人公カラスが目を覚ました時、精霊(プレイヤー)は記憶をすべて失っていた』という設定。

 そりゃゲームスタートを押しただけなんだから知っていることがあるほうがおかしい。プレイヤーを『第三者目線』で参加させるのではなく、精霊という『キャラクター』に突っ込んで参加させ、記憶喪失という設定を付与する。という斬新な発想。本当に素晴らしいですね。

 プレイヤーはあくまで主人公カラスに憑きそうパートナーとして一緒に冒険をしていきます。ですが、主人公以外のキャラクター達も私たち精霊の存在を理解し、語り掛けてくれます。ぜひ、一緒にバテンカイトスの世界に入り込み、冒険をしましょう。



●それまでなかった『カード選択式RPG』

 ドラクエやFF、ポケモンの存在が大きいからでしょうか。勝手な思い込みですが、それまでRPGゲームというのはコマンド選択式のゲームしかなかったのではないかと思います。

 そんなRPGにトレーディングカードゲームのような、デッキからカードを引き、カードを選択していってバトルしていくというシステムを合体させたのがバテンカイトスのバトルシステムです。

 メインメニューでデッキを構築し、バトルの時にはカードがシャッフルされて配られ、その時の状況に応じてカードを使用していく。というのが流れになります。で、カードゲームなのでカードの順番でダメージが上がったり、RPGなので属性という概念もあったり…と、奥が深すぎる。



●全く予測できないゲームシナリオ

 バテンカイトスの魅力はなにかって、やはりこれに尽きます。シナリオを進めていって受ける衝撃ときたら、もうとんでもないものですよ。

 バテンカイトスは無印もⅡもゲームキューブのゲームなのにディスク2枚組なんですよね。だけど飽きは来ないです。もう面白いとしか……

 こればかりは何も語れないので、ぜひプレイしてくださいとしか……



●私がバテンカイトスを知って、ハマった理由

 まず私がバテンカイトスを知ったのは、父がゲームショップから買ってきたのがきっかけでした。

 一応父も私と一緒にポケモンを遊んでいたのでゲームを全くやらないという人ではなかったのですが、自分でゲームを買ってくる、というのは初めてのことだったのでとても不思議に思いました。

 で、よくある「親の真似をしたい」ということで触り始めたのですが、まあ引き込まれ。

 で、実は私このゲーム、自分の手ではクリアしていません。無印もⅡも。終わり方はなんとなく知っているのですが、「クリアしてしまって終わっちゃうのが悲しい」という理由で、今後Youtubeのライブでやろうかななんて今書いてて思いました。そう、もったいないと思えるぐらい素晴らしいゲームなのです。



●なぜバテンカイトスの知名度が低いのか

 これは予想でしかありませんが、まず絵柄に癖があり、人を選ぶかもしれない。というところ。

 そして宣伝力不足だったのかな?と思います。

 今のようなSNSは存在していませんでしたし、入手できる情報源は雑誌の紹介ページぐらいだったのではないでしょうか?色々なことが重なってしまい、知名度だけが低い『隠れた神ゲー』と呼ばれてしまったのだと思います。



●任天堂さん、モノリスソフトさんへ

 ゼノブレイドシリーズもいいけど、switchでバテンカイトスのリメイクもお願いします!!!!!!!!!!!!!!!そして私は迷わず2作品とも購入して、またあの衝撃を受けたいです!!!!!!!!!!!



 ということで、私の推したいゲームの紹介記事でした。同じようにバテンカイトスを紹介している方がいないか、明日チェックしたいと思います。

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