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日報:「ロウブロウ」を秩序をぶん殴る系概念とか思ってたおれ

実際は1970年代後半からアメリカで生じた美術活動だそうな。

よう、兄弟。俺だ。

おまえは「ロウブロウ」について知っているか?
ダイハードテイルズ出版局の方々が掲げている創作方針だ。
おれはちゃんと調べるまで、「法秩序をカラテとか物理でぶん殴る系のなんかそういう叛逆精神概念」だと勘違いしていた。

が、どうも違うらしい。

Lowは低い、browは額を意味するがこの場合は転じて「無教養な美術」をさすそうだ。
Lawとは法、法律を意味し、blowは衝撃、打撃を意味する。
どっちもカタカナで書くと「ロウブロウ」である。
実に紛らわしいな。

と言うわけでダイハードテイルズ出版局の方々が掲げる「ロウブロウ」「法秩序をカラテとか物理でぶん殴る系のなんかそういう叛逆精神概念」ではない。たぶん。

だが、叛逆精神は割と含まれているのかもしれない、とも感じた。
正しい「ロウブロウ」とは1970年代に生じたストリートアートを元にしているという。
特徴として、伝統的な美術知識と技法に基づいた創作ではなく、そういった技法をあえて除外した創作を行っていたようだ。
故に、「無教養な美術」という意味合いとなったのだろう。
つまり、伝統的な美術知識、技法を除外することでより自由奔放な、常識にとらわれない表現を求めたのだろう、と俺は推測している。

常識や当たり前、といった概念はしばしば人間が生きていく上で足かせになる事もある。創作でも同じことが言えるだろう。

戦場へ

「ロウブロウ」は「法秩序をカラテとか物理でぶん殴る系のなんかそういう叛逆精神概念」ではない……はずだ。きっと、たぶん。

DHT出版局の方々はそういうちょっとしたポイントでも創作におけるだいじなせいしんを教えてくれてるのかもしれないな。

今日はここまでだ。またな。

#エッセイ #ロウブロウ #叛逆の精神 #レジスタンス

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