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八重山旅行記2017年12月(3)船酔いで死んでコンドイ浜で復活@波照間→竹富島

波照間の朝は晴天。
10:30の一便出航までの時間を集落散策にあて、さらに宿の送迎を辞退して徒歩で港まで移動することにする。

清々しい島の朝、第一島猫はっけん

泡波の直売所があり、ここで二合瓶×2とミニボトル×1を購入しておく。
三合瓶は当然のごとく売ってなかった。
昔はこんな直売所なかったし、居酒屋でも普通に提供できたりと、泡波の生産数はちょっと上がったのだろうか?

泡波の専門店とは便利な店ができたもんだ

グングン晴れ間が広がりニシ浜へも足を運ぼうかと思ったが、時間的に断念。ちょっと後ろ髪引かれつつでフェリーに乗船。

次はいつ来れるかな、byebye波照間

晴れてるし海は凪いで楽勝の航行かとタカをくくっていたが、出航して間もなく様子がおかしい…。
やべぇ、異常に揺れる。
フェリー内は空いていたので行きも帰りも3列シートを独占して横に寝そべっていたのだが、次第に頭痛から吐き気の症状へ。
船体も大きく心強いし、船にはけっこう強い方だと自負していたが、まさかの船酔いだった。
あとは疲労と昨日の泡盛飲み過ぎで二日酔いも背景にありそうだ。
ゲロっても楽にならない悪夢のような長い時間を過ごし、三半規管が壊滅状態のまま、ようやく石垣島に到着した。

船から降りれば楽になるだろうと思っていたが、なかなか楽にならず、ターミナルのベンチで少し休む。
静かな図書館で休もうと移動したが、あいにくメンテナンスで休館状態だった。

ソーキ汁700円、この体調にはヘヴィ過ぎた

お昼はまたまたあさひ食堂。
ソーキ汁700円を頼んだがこの体調ではきつく、ちょっと残した。無念。
もっとライトなものにすべきだった。

体調の回復まで思いのほか時間がかかったが、15時台の高速船で竹富島へ渡る。
宿は竹富の定宿となっている高那YH。
荷物を預けて、天気が良いうちにと遊びに繰り出す。

晴れ渡って超きれいだったコンドイビーチの海

西桟橋からコンドイビーチへ。海、美しい。
波照間のニシ浜も良いが、コンドイも素晴らしい。
バスクリンデも入ってんのかい、と思ってしまうような色だ。
しばらく海の青さに見とれて時を忘れる。

妙に女子っぽい写真になってしまった…

携帯してきた島ぞうりはおそらく10年くらい前に島で購入したもので、以来、札幌と東京でもずーっと使っている。
今回はその島ぞうりの里帰りでもあって、久々に八重山の海に浸してやることができた。
島ぞうりもなんだかうれしそうだ。
今度また八重山に来る時も履いてこれたらいいな。

みんな無言で鑑賞

海の後は集落を散策して、西桟橋に戻って海に落ちる夕陽を眺める。
竹富発の最終便が出た後なので、夕陽は竹富泊の人だけのボーナストラック的なものだ。
かなりキレイに見れて、たぶんこの日、竹富に泊まる人のほとんどが桟橋に集結していたと思われる。

すんげぇボリュームのあった夕飯。素泊まりに+900円です

宿に戻るとすぐに夕食。
この日の宿泊客は自分ひとりだけのようだ。
かなりボリューミーな内容で、缶ビールを買って晩酌がてら黙々といただく。
テレビの天気予報ではあまり芳しくない予報内容が伝えられていた。

食後は集落に出て夜空を見上げる。
八重山にきて三夜目にしてはじめて星を見ることができた。
満天とはいえないが東京では見ることのできない素晴らしい星々だ。
どうしても見たかった流れ星は1個だけ見れた。

しかし離島の夜は本当に暗い。
19時台でも漆黒の闇で、いい年こいてこんなこと言うのもナンだがオバケとかが怖くなる。
とりわけ東京は24時間どこへ行っても煌々とネオンが輝いて麻痺してしまうが、“本当の闇”に直面するとニンゲンは本来、暗闇を畏れる性質が備わっていることに改めて気づかせられる。

何度も泊まってるけど客が一人きりって初めてだった

中庭でひとり寝酒にビール。
竹富島の夜はこの静けさがたまらなく良い。
連日の疲れもたまってきていたし、22時には就寝してしまう。

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