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5月に出逢って『歌うっま!!』ってなった個人勢Vsingerを紹介してみるよ

 こんにちは。UniVIRTUAL非公式wiki管理人のらうーるです。
 とりあえず宣伝は大事。UniVIRTUALはいいぞ。

はじめに

 今回もただのVsingerオタクとして、いろいろなVsingerさんを紹介したい欲を発散するための記事です。
 5月の大手事務所の動きだと、HACHIさんなどが所属するRK Musicの新人3人(CULUA、NEUN、MEDA)には要注目。3人ともさすがの歌唱力で、事務所としても自信をもって送り出した特大新人という感じですね。無料オンラインライブも圧巻のクオリティで、バーチャルアーティスト特化事務所として業界を牽引しようとする本気度を伺えます。
 5月4日の音ノ乃のの(ミリプロ)のメジャーデビューも界隈にとっては嬉しいニュース。『Vsinger』というキーワードでVtuber楽曲を検索する人は少ないという話題も最近見かけましたが、こういったニュースを通じて『Vsinger』という単語が一般化してくるといいなと思います。
 私が推しているUniVIRTUALも、いずれVsinger業界の旗手になると信じています。それにしては芸人性が高いメンバーが多すぎる。
 さて、前置きが長くなりましたが、筆者がこの5月中にYoutubeを巡回しながら『いやこの人歌うますぎるな』と思った個人勢Vsingerを紹介したいと思います。なお、相変わらず有名どころやUniVIRTUALメンバーと活動上で関係が深い方は外していますのでご留意ください。


朱音るら

 2023年11月14日デビュー。CH登録者数は1500人(2024年5月30日現在)
 歌枠を中心に活動する『自称歌うまVsinger』。同じように標榜する方は多くいれど、今月出逢った中で特に筆者の琴線に触れたのが彼女。
 その謳い文句に偽りない抜群の歌唱力の持ち主で、特に高音は伸びやかで綺麗。初配信では、歌唱力で完成度がはっきり分かれるような難易度の高い曲、水樹奈々の『ETERNAL BLAZE』やシェリル・ノームの『ダイアモンド クレバス』などを披露しています。
 レパートリーもアニソンを中心に、カッコ良さが際立つ曲からバラードまで多彩に歌っており、以下の『Departures~あなたにおくるアイの歌~』の歌ってみた動画でもその表現力を存分に見せつけています。

 トークでは関西訛りを隠さず、歌枠でも歌そっちのけで独特のイントネーションでしゃべり倒す姿を見ることができます(※ちゃんと歌ってます)。
 また、同日にデビューした親友であり相棒の『煽葉にあ』さんも中性的なイケメンボイスの歌声が素敵で、声質はだいぶ異なりますが相性抜群。コラボ歌ってみた動画だと互いの歌声の長所を引きたてているように思います。

 諸々の事情で配信頻度は高くないようで、週に1~2回(土曜日15時頃~が多い)とゆったりしていますが、積極的にXでの発信やショート動画でファンを楽しませることも忘れていません。確かな歌唱力を武器にした今後の活躍に期待したいVsingerです。

みたにみく

 2021年10月11日Vtuberデビュー。CH登録者数は1.93万人(2024年5月30日現在)
 Vtuberとなる前からYoutubeでの音楽活動経歴は長く、作詞・作曲もこなすシンガーソングライター。オリジナル曲はなんと60曲超! 
 歌声は素朴でありながら表情豊かで、18~19時頃からの配信ではギターでの弾き語りも披露。まったり聴くのにぴったりです。
 チャンネル内で一番人気となっているオリジナル曲『深海魚』は、ダークメルヘンな曲調に、ただただ沈んでいく無力感を語る歌詞が刺さります。

 いかにも世界観を重視しているのかと思いきや、DTMの技術を活かして『鬼ノ宴 声だけで全部再現』という凄いんだか面白いんだか感情が迷子になりそうな動画を出していたりします。

 歌枠のMCでは倍速再生かと思うぐらいのマシンガントークをしていたりするので、意外とおもしれー系のVsingerなのかも?

小鳥遊ゆとは

 2020年6月1日SHOWROOMでデビューし、現在は主にYoutubeで活動中。CH登録者数は7000人(2024年5月30日現在)
 イラスト・デザイン・モデリングが全て自前のいわゆる『セルフ受肉』。それだけでも才能豊かですが、歌もすごい。
 配信はほぼ全てが歌枠。しとやかで重厚感のある歌声で、激しいテンポのアニソンではパワフルに、バラードでは感情豊かに歌い上げています。
 レパートリーもかなり広いようです。筆者が初見でコメントをした際に、リクエストOKとの声掛けをいただいたので、『LiSAさんの曲』をリクエストしたのですが、まさかの『THIS ILLUSION』が選曲されるのは予想できんかった。
 好きなアーティストに奥華子さんを挙げていて、イラストも自身で手掛けた『MOTHER』の歌ってみた動画は、まさしく心に響く作品となっています。

 テンション高めで歌唱中の『はい!はい!』の合いの手が、歌声ともトークとも別で、なんだかセクシーな声になるのも癖になるギャップ。この6月1日で活動4周年。実力派として期待できるシンガーです。

最後に

 個人勢だと知ってもらえる機会は限られがちですが、ポテンシャルを秘めているVsingerはたくさんいるはず。
 Youtubeのオススメに流れてきてふらっと入ってみた配信の歌声が素敵だったりするとテンションが上がりますし、歌に一途に活動している姿をみると応援したくなるのが歌枠大好きオタクの性。
 歌枠リレーなどで推しと共演することがあったら、『あー、この方ね。知ってる。歌うまだよ👍』とドヤ顔する妄想を胸に、これからもゆるーく多くのVsingerに出逢っていきたいです。