先日、一人で高尾山に登ってきました

この間、高尾山に登ってきました。
東京都にある山で、その登りやすさと麓や山中の施設の豊富さなどでとても人気のある山です。
なんか世界一位なんでしたっけ。年間で登る人の人数が。
うっすら聞いたことのある情報なのでわかんないですけど。
話半分で聞いてください。
でもめっちゃ多いですよね。
世界一位だと思っていても良いと思います。
わかんないです。
それは各々調べてもらったら良いと思います。
「高尾山 世界一位」とかで。

あ、やっぱりそうですね。
登山客の数が世界一位だそうです。
自分で調べてしまいましたこのタイミングで。
そうなんです。世界一位なんですよ。
凄いでしょ。
凄いですよね。

僕は高尾山は何度も登ったことがあります。
たぶん最初は小学校の遠足で登った気がします。
そのあと学生時代に友達と2、3回登りましたかね。たぶん。
二十歳超えてからまた2、3回登り、ここ数年で5回ぐらい登っています。
あ、凄いですね、じゃあ10回ぐらい登らせていただいてるのですね。

最近は登山マニアである昔のバイトの先輩と二人で行くことが多いです。
その先輩はもう高尾山は何十回も登ってる方で(百いくかも?)、コースとか生息する昆虫や草木などを熟知している方です。
そう、どちらかといえば昆虫や植物への興味が強い人で、登山マニアというより昆虫・植物マニアです。
昆虫や植物を見るために登山をするのであって、山頂まで登らずに途中の木々にいる虫や生えてる草を愛でて下山することも多いようです。
そうです、なかなかの変わり者です。

そんな先輩とはよく深夜に高尾山を登ります。
その日の最終電車で高尾山口駅へと向かい、星空の明かりも木々で遮られて届かない真っ暗な中、懐中電灯を持って男二人で山を登るのです。
もちろん同じことをしているような人は滅多におらず、山頂まで誰ともすれ違ったりせず辿り着くのです。
ごく稀に、日の出を見たりする目的で登っている方が一人二人いるくらいです。

深夜登山は暗いから足元とか注意して歩かねばならず、蛇や猪などの野生動物もいないわけではないので結構怖いです。まだ遭遇したことはないですけど。
怖いですけどやっぱり都会の喧騒を離れた圧倒的な静けさがありますし、そのぶんよく聞こえる、風で揺れる木々の音や川のせせらぎや鳥の声なども心地よいです。

その先輩(「Iさん」としましょう)は毎回いろんなコースを僕に紹介しながら山頂まで連れて行ってくれるのですが、やはり昆虫・植物マニアでありますから、途中で立ち止まってしゃがみこんで、「これはなんたらかんたらのメスだね」とか「これはなんたら科のかんたらという草で暖かくなるとこの辺にもっと増えてくるよ」とか色々教えてくれます。
こちらから「これなんですか」と聞いてもIさんは全部答えてくれて、その知識量の多さに驚かされます。
いや、驚いていたのは最初だけですね。
もうそれが普通になって、何を教えられても「へー」って感じで受け流しています。
特に蛾が好きなんですって。
コケやキノコはいま勉強中なんですって。

Iさんはビジュアル系ロックバンド好きでもあります。
シャウトする感じのハードなやつです。
僕はそんなに好きではないです。
カラオケも大好きな人で、僕と二人でもよく行きます。
でもそれ以上に一人カラオケによく行きます。
一人カラオケは僕もよく行くのですが、何を隠そう、一人カラオケの良さを僕に教えてくれたのはIさんでした。

よく行くカラオケ店が一緒なので、たまに僕が一人で行って、受付をしてから廊下を歩いて自分の部屋に向かっていると、途中の一つの部屋からIさんの悲鳴みたいな声が聴こえてくることがあります。
シャウトする系の歌なので声がだだ漏れなのです。
「ああまたやってんなぁ」という感じで、まあ一人カラオケを楽しんでらっしゃるので、部屋を開けたり連絡したりもせず、僕も一人カラオケに勤しむのですが。

で、そんなIさんから一人登山を勧められたのです。
わりと最近、一人キャンプとかも流行ってますし、まあ楽しいんだろうなぁとは思いつつ、なかなか行く機会がなかったのですが、先日ついに行ってきました。

行ってきた話を書こうと思っていたのですが、Iさんの紹介でたくさん書いてしまいました。
実際に行った話は次回にしましょう。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?