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【HIF2022】─印度見聞録(選考・準備編)─

〈自己紹介〉

はじめまして。この体験記がHIFに申し込まれる方の参考になれば冥利に尽きます。
 所属:都内学部3回生、法学部で国際法学徒してます。
 興味関心:国際人権法と国内公法の交錯分野
 海外経験:短期はちらほら。長期はなし。

以下ちょこちょこ出てくるアドバイスはこんな意見もあるんだなぐらいで受け止めていただければいいかなと思います。

〈なぜHIF応募したのか?〉

プログラムを知ったきっかけ:ネットサーフィン
インドに興味を持ったきっかけ:色々。手塚治虫の漫画が好き。タミル・シンハラ紛争、QUADなど外交関係への関心。タミル人Youtuberの動画をみていた等。

〈選考内容〉

一次審査:7月中旬ES提出
二次審査:長めのES提出
最終面接:オンラインの集団面接

最初の募集要項には何回の審査があるか明記していなかったので次回以降応募人数によって変動あるかも

アドバイス:緊張しがちだけど、インドに関する文献をたくさん読んで、志望者の中で文字面では少なくとも一番インドのこと知ってるわ〜という自信武装をしていきました。インドのことをよく知らないから参加したという人もいましたが、「直感を大事にするぜ!!!!」では正直もったいないと思います。もし選考落ちたとしてもその学びは後悔しないはずなので、是非文献でインド社会に触れて欲しいなと思います。本を読むのがハードル高い人におすすめは、グーグルスカラーに、自分自身の興味のある分野×インドで調べてみるとか。

〈事前準備〉

旅自体はあくまでアイデアソンであり、社会性と事業性を担保するビジネスモデルを提示するコンペがあったので、社会課題解決ビジネスモデルインドの社会問題などが学べる文献色々読んでいきました。数冊インドにも持参しました。実際に感じた課題感を踏まえ、インド人参加者へのインタビュー、起業家の人との対話を通じてある程度案はまとまっていましたが、最後の最後までこれでいいのかと本を読んでいました。事後談ですが、「あやつ、まだこんな時間まで呑気に本読んでるよ…」とチームメンバーをイラつかせていたようです(土下座)根拠大事じゃね???と思う性格の人はどうぞ。

インドバイブスを高めるため渡航前に、杉並区にインド独立運動の英雄とされるチャンドラ・ボースの胸像を観に行きました。インド映画(RRRはいいぞ〜)を見るもよし、関西であれば民族学博物館(お腹吹田市!)などもあるのでおすすめかも。

各種本たち。『これからのインド』激推し!

持ち物:蚊除けスプレー必須!!!!!!!!周りは日数分の服を持って行ってる人もいたけど、荷物最小にしたい人には洗濯バッグ持参推奨。長距離移動が続くので持参したネックピローが大活躍。インド一人旅youtuberが腹痛時おすすめしてた粉末状のスポーツドリンクの素は本当に効く。インド人参加者のお土産にトトロのポストカードなど宮崎駿監督のジブリ関連グッズを買って渡した。インスタントの味噌汁はインド人受けが悪いのでおすすめしない。(味噌汁の味はinterestingらしい)

おまけ:おすすめ本三冊

①まず手始めに読むならこれ!

 読みやすさ ★★★★★
 社会経済文化包括的に書かれている。ブックオフでも売ってるかも。
 オーガナイザーだった繁田さんもご執筆されてます

②インドをちょっと深く知りたい人、外交政策興味ある人にはこれ!

 アカデミック ★★★★★
 インドに関わる文献の調べ方も本の後ろの方にまとまっている
 学問向けだけどビジネスにおいてもインドの内政知る上で使えると思う
 割りかしかなり最近の文献なので安心

③「社会性と事業性の両立」について解像度を上げたい人

 ビジネス向け ★★★★★
 北欧屈指の起業家向け教科書(らしい)
 「持続可能」とは何ぞやと悩まされます

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