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スカンクと心の力

「死後探索」に、
ブルースの先生のレベッカという女性が
出てきて、
レベッカはなぜかスカンクの屁の匂いが
好きで、
レベッカの亡くなったおばあちゃんが
来た時にレベッカにサインとして
スカンクの屁の匂いが漂い始める、
というシーンがあるんだけど、
ブルースからしたら普通にすごく臭くて嫌な
匂いなのに、
レベッカは大好きな匂いだから
幸せで、
「同じ匂いでも、
心の決断や解釈によってこんなに
体験が違うのか」と思った。

デカい虫とかも嫌いな人は嫌いだけど、
好きな人は好きだし、
普段は対象物が特定の反応・感情を自分に引き起こせると考えて疑わないけど、
実際には、
「自分はこの知覚から、
この感情を引き出す、
この感情と反応をすることに決める、
でも否認して忘れて、
相手や対象が自分の感情や動揺の原因で、
自分は無力な被害者になりきって
怖がったり怒ったり、
絶望したり反応する」
ことを、
莫大な心の力を使ってやっているのか。

スカンクの匂いは、
実際にスカンクがおならしたのではなく、
レベッカのおばあちゃんの霊が
発現させているとブルースが聞いた瞬間、
「物理的な原因がないのに、
匂いがするのはありえない」
とブルースが思った瞬間に匂いがしなくなったとあって、
本当に知覚は決断とか信念で
変わるんだと思った。

ブルースは「知覚の原因はあくまでも物質」
という世界観、信念を
レベッカとスカンクの匂いに
覆されそうになって、
やばい!と恐怖を感じて
匂いを感じなくなった、
と書いてあるけど、
こんな感じで、
自分も毎日、
自分の信念や自己概念、
世界観を覆すような知覚や思考をブロックしながら生きているのか。

最終的には、神の愛と完全な一体性を自覚からブロックしたい、
絶対に認めたくない、
と毎日無意識に決断しながら
生きているのか。

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