『死後探索』と鼻の穴 ア・ノーズ・イン・ミラクルズ

あるきっかけから、
去年かその前年くらいに
死んだ家族や知り合いとコミュニケーションできるのか、
そのへんに疑念や不確かさを感じて、
そこに明確な答えが欲しい!
と強く感じて、祈っていた。
去年の春くらいに
ブルース・モーエンの本を探すと、
『死後探索』という、
Amazonで安くて(800円)キレイな
中古本があって、
いかにもガイダンスっぽさを感じて
買ってみたら、
なんとブルースの幽体離脱の先輩・先生
みたいなレベッカという女性が
コース学習者で、
ブルースに教える時に
コースの引用や、
コースの原理を教えてくれる本だった。

知覚は物質が原因じゃなくて
思考や心が原因だとか、
迷った魂を解放する時に
「闇を変えようとするんじゃなくて、
今見えてる闇は実は存在していないと考えるのが赦し」だとか。

『死後探索』というタイトルからは
まさか、コースの原理を実践しながら
教えてくれる幽体離脱の本だとは
思わなかった。

これは前置きで、本題は、
自分もブルースみたいに幽体離脱したい!
と思って
去年あたりにヘミシンクの動画を
イヤホンで聞いていたら、
幽体離脱はできなかったけど、
確かにブルースが書いていたように
「体が寝始めるんだけど、
意識の一部は眠り込む過程の途中で
眠らず、
体が睡眠しはじめて
筋肉がリラックスして、
呼吸が深く大きく
なるのを観察している」
状態になった。
で、
ヘミシンクの動画を聞いてない時も、
寝ている時に
たまにその状態になるんだけど、
面白いのは、
体が眠り始めてリラックスすると、
寝る前は鼻の穴が詰まって
鼻で息ができなかったのが、

急に鼻の奥が全開になって呼吸できるようになること。

さっきまでずっと鼻の奥が詰まってて
鼻を空気が通らなかったのに、
突然、全開で息ができるようになる。
スーッと、
鼻の穴の中を空気がめいっぱい通っていく
爽快感を感じる。
眠っている時は
鼻の奥を開通して、
窒息しないようにする神経系の
プログラムなんだろうか。
どちらにしても、
鼻が詰まっているという状態は
起きている時はどうしようもなく感じるけど
実際には脳だか無意識が
コントロールしているだけで、
コロコロ変化するものだ、
というのを実感するのは
興味深かった。

これと同じ原理が、
例えば頭痛とか腹痛にも適用できるし、
幻肢痛なんかは痛みが本質的に
捏造されている感覚である証拠だけど、

さらに深く行くと、
日常で心理的に感じる恐怖やストレスだって、
それを感じている時は確かに
どうしようもなく感じるけれども、
無意識レベルのスイッチが押されれば、
鼻の奥が開通して呼吸が通るように
「心の詰まり」である
強烈な思い込みや信念、
罪悪感や憎悪や執着が取れて、
リラックスできるのかもしれない。
つまり、それが奇跡の原理と同じなのかもな
と思った。
それだけです。

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