恐怖

ラメッシの本に、
ラメッシの生徒で、
経営の仕事をやめて、
何もしなくなり、
ラメッシが営業の才能があるから働きなさいと
言っていたにもかかわらず
頑として働かず、
自殺した男性と、
働き始めて幸せになった女性の話があった。

話のポイントは、
その人の運命はすでに撮影済みの映像だから
実際の所、コントロール不可能だという話だったけど、

腹の底から、ものすごく恐怖を感じた。

何もしないでいると考える心が働き過ぎて、
つまり思考にハマり込んでいって、
自殺とかする方向に行くから
何かやることによって、
機能する心が働くから現在に根ざした、
健全な心の状態になるという感じだけど、
まあそれなら、
自分はまだマシか、、と思った。

すごい恐怖。

数年前は、
「自分は仕事をしなかったから、
自分の人生をダメにした、
取り返しがつかない」
みたいな感じが腹の底から上がって来て、
すごい重さだった。
自分の意志力で振り払うのは全く不可能だった。
なんせ、意志力が全て、
思考や信念に吸い込まれていたわけだから。

エックハルトトールとか、
デイヴィッドとか、
またはコース界隈にいる人でも
坂爪さんでも銀之輔さんでも、
定職につかずとも、
流れとかガイダンスで
やることになっていたことに運ばれていた
人がいるのは心の支えになる。

「働くこと」について考えていて
もうひとつ感じるのは、
「普通の人でいたくない、
普通で終わりたくない」
みたいな感覚。

社会のシステムに取り込まれて、
心をなくした
歯車、部品になりたくないみたいな。
銀之輔さんもそう言ってたけど、
両親がそういうタイプだったから、
そういうふうになりたくない、
大人になったらこんなため息ばかりつく、
月曜日を嫌がったり
上がらない給料にやりきれない不満を感じたり、
職場の愚痴だったり、
自分はこんな両親みたいになりたくない、
これになるくらいだったら
早く自殺したい、
って小学生から中学生までは毎日思ってた。

暗くなっちゃったけど、
今日はここまで。

「別の道があるはずだ」というビルの言葉を信じたい。

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