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天下一キーボードわいわい会 Vol.7を見てきたよ

私は3回目の参加ですが、天下一キーボードわいわい会というキーボードの大規模オフ会的なイベントに行ってきました。

毎回、イベントはグレードアップしておりすごいんですが、私のテキスト制作能力のグレードアップは追いついておらず、書きたいことの情報量が多すぎてただ爆発するだけなので、思いついた順に自由な感じで書きます。


自分の展示

マイコンがアレなのでひっそりとという感じでした。

次は見た目ももっとがんばりたいと思いました。さすがにプロトタイプ感が強すぎる。他の方のいろんなキーボードを触らせてもらった結果、クオリティはさておき、自分の求めてるものを作れてはいるなとは思いました。

ZMKファームウェア採用キーボード

今回はZMKの風を感じました。かなり採用キーボードが増えていたように思います。

もっと技適通ってるZMK対応マイコンが増えるといいですね。それとai03さんがZMKの公式ドキュメントで対応してないモジュールを使ってキーボードを作っていたけど、どうやって対応させるのか全然わからない!写真は謎の方の謎な感じのZMKキーボード。

Keychron

Keychronのスタッフさんがリアクションしっかりしてくれて、なんかすごくうれしかったです。割とKeychronびいきなのでマウスとかスイッチとかKeychronを使いがちですが、これからも応援させてもらおうと思いました。

それとGateronロープロファイル2.0互換の静音スイッチの実物を触れました。スイッチ単体で触っただけなのではっきりとはわからないですが、最近出始めたロープロ静音の中でもよさそうな印象でした。

FCL COMPONENTS

特殊リニアというスイッチがいい意味でかなり気持ち悪かったです。押し込んだ先でニチャっと抵抗が強くなる感触。

内部構造を聞いたら教えてもらえませんでしたが、おそらくバネが2つ入っていて奥で抗力が持ち上がる構造なのかな?と思いました。

Nuphy

Air60の実機触ったら普通によくてゲーム用に欲しくなりました。ゲーム用はロープロファイルがいいと以前から思っています。タイピング用でも可能ならロープロファイルがいいと思っていますが、こっちは打鍵感も大事なので。

遊舎工房

カーソルキー付き60%ANSI配列、左シフト2.25U、Poker互換という普通に考えたら妥当なでも、でも、実際に採用しているキーボードはあまりない配列のYK60という基板を展示していました。近い内に販売されるそうです。

half_islandさんによる静音スイッチセッション

half_islandさんには以前、静音キースイッチを分けてもらったことがあって、私自身、わざと音を出したい場合以外は静音スイッチを使っているのでとても勉強になりました。

WSのサイレントスイッチが構造で静音してたこととか知りませんでした。

ついでに「ロープロ静音スイッチコレクターに俺はなる!!!」って思い立ちました。大した個数もなく集めやすいのもありますが、まだ誰も網羅的には集めていないと思うので、次回の天キーにはテスターを持ち込みたいと思っています。

グッバイ技適

ゴリラボさんの赤外線シリアル通信実験機。最近、無線キーボードに興味が向いて技適について四苦八苦してるので、いい試みだと思いました。

Cheenaさんの展示

SF小説ネタが散りばめられててとても好きです。私がいま製作中のTabla30・Baya30の名付けはかなりCheenaさんに影響を受けました。本当は私もSF小説ネタにしたかったんですが、しっくりハマるものが思いつかなかったんですよね。でも、ひさしぶりに名付けをがんばったので楽しかったです。

木製キーボードケース

どなたの展示かわかってませんが、とてもきれいに木材が加工されていて自分にも作ってほしいと思う出来でした。作ってほしい。

ぴろりどんさんの展示

いつもながらとてもクオリティが高いです。自分のキーボードがこんな感じだったらアガるでしょうね。ぴろりどんさんはセッションも担当されていて自作キーボード初心者向けの発表をされていましたが、打鍵音のときだけ長文早口オタクになっていてとてもよかったです。

謎の金属ケースキーボード

唯一無二の打鍵音でした。意味わからなくてかっこいい。

threeさんの展示

自分にはないセンスを感じてよかったです。私も見習って制作物の物としてのよさを高めたいです。

eswaiさんの展示

次、作りたいなーと思ってるキーボードの上位互換がありました。ミニマルで正方形に近いZMK分割キーボードってかっこいいですよね。

まとめ

こんな規模のイベントを毎回開いてくださる運営のみなさんには本当に感謝です。

正直、自作キーボードという趣味はあくまで過渡的なもので、商業的なプロダクトがニッチに届いた時点で終りを迎えると思っていたんですが、キーボードの多様性は簡単に底が見えたりするものではないなと、最近考えを改めました。そして、天キー7は実感としてそれが感じられるイベントになっていてよかったです。

これからもみんなで面白いなにがしを作っていきたいと、そんなことを思いながら、日高屋で雑に一杯やって帰宅しました。


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