大学4年間の3DCG制作で学んだ事

名古屋文理大学アドベントカレンダーhttps://adventar.org/calendars/7785


1. 簡単な自己紹介

使えるソフトウェア : Blender (cycles) , Maya(ちょっとだけ), Unity , Substance 3D Painter 
3DCG制作歴 : 4年

2. 学んだ事

 まず、結論から言うと、何においても ”挑戦を継続させる" が重要であると学んだ。

 製作において、常に挑戦の連続であるというのは言われ続けていることであるが、3DCGを制作し始めて4年目でようやく意味を理解した。
 ソフトウェアを例に挙げる。3DCGと一括りに言っても様々な分野があるので、どの道に進むか。それによって学ぶべき能力・ソフトウェアが変わってくる。
 
 例えば背景アーティスト。
モデリングソフトウェア 
Maya、Blender、3D MAX、Cinema 4D etc…
テクスチャ
Photoshop、Substance 3D Painter、Substance 3D Designer etc…
 などの多くのソフトウェアが存在する。
 勿論、全てを使いこなす必要はないが、会社によって多くの組み合わせがあるため、チームで制作する際には新しいソフトウェアの使い方を短期間で覚えるのも珍しくはない。新しいものを受け入れ、学ぶ姿勢が重要になる。

 

3.1日のスケジュール

 即興で書いている記事のため、あんまり書くことが思い浮かばない。
なので、私が制作している時のスケジュールをここに記載する。
3DCGを学ぼうとしている学生は参考にしてほしい。

休日のスケジュール製作をすることも重要ではあるが、外に出かけて物を観察したり、映画を見たりなどをしている時の方が多い。 適度にガス抜きをすることも、制作を継続する上で重要である。外に出て、物を観察することで、物の構造を理解することも作品のクオリティを上げるためには重要であるため、散歩や映画を見ることをお勧めする。

4.おすすめの勉強法

 3DCG制作に重きを置いた勉強法を紹介する

1. 勉強会に参加する

 定期的に勉強会が開かれていることが多い。
以下に例を挙げるため、参考にしてほしい。
なお、開催月順にはしていないので、注意が必要

UNREAL FEST 

UnrealEngineの実用事例や技術系の解説を、その道のプロが行うイベントである。オンライン/オフラインの両方がある。 開催期間は2日間
参加費は無料

SYNC 

Unity社が開催している大規模カンファレンスである。上記のイベントと同様、実用事例や技術系の解説を主にしている。 開催期間は2日間
参加費は無料

CGWORLDクリエイティブカンファレンス

BornDigital社が主催しているCGWORLD系列のイベント。ソフトウェアに関わらず、多くの映像・ゲーム・アニメの製作事例や技術系の情報が手に入る。開催期間は3~5日(開催年によって変動する)
コンテストが開催されていることがあるため、それ目当てでの参加もあり。
参加費は無料

CEDEC

ゲームを中心とした技術系の情報が多く集まる。
上記のイベントよりも難しい内容が多い
参加費は、
全部視聴できるレギュラーパス(学生27,500円)
一部視聴できるライトパス(1,650円)がある。


2. 動画で学ぶ

Youtubeなどで、無料のチュートリアル動画が多く視聴できるようになっている。それらを視聴し、学ぶこともできる。
以下にお勧めのプラットフォームを紹介する。

・Youtube
お勧めの点としては、無料で視聴できる部分が大きい。
「Blender Tutorial」や「Maya Tutorial」などの「ソフトウェア tutorial」と入力すれば、多くの動画がヒットする。
無料であるので、内容の質に関しては、ピンキリである点に注意。

・wingfox

有料でソフトウェアのチュートリアルを販売しているサイト。
質が高い、分かりやすいチュートリアルが多い。
日本語に対応していないものもあるので、注意。
「Blender」のチュートリアルは、まだ数が少ない。
というか、超高い(2022年11月現在)
https://www.wingfox.com/c/8752 (169$→23,719円)


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