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今年も白い悪魔が到来中。

大雪で各所にお住いの方々、除雪に
追われている事かと思います。

どうか、安全に無事終えられます様に。

またまた私の回顧癖が発動せざるを得ない
気がしたので昨晩から書きたくて
うずうずしていた所です。

嬉しい程の晴天・青空なのに・・・雪が降り。
この歳になると本当に、本当に降雪は嬉しくありません。
(ちらほら程度なら可愛いものですが)

親から聞いていた38豪雪(分かる世代の人どのくらいいるか…(;'∀'))
の話を昔からよく聞かされていたので
雪に対するイメージは陰の塊くらいに思っています。

山には雪は必要です。
むしろ無いと、困ります。
雪解け水はとても重要です。
平野部には、過ぎた雪はやはり令和の時代にも
かなりキツイです。
(むしろ時代が進んだ故の新たな弊害もあります)

子供の頃、山に住む祖母の家によく除雪に
かり出されていました。
今とは違って、かなり積極的に参加していました。
巨木を切り倒す様な、見た事ない大きな
鋸で、祖父が家の前にたまった雪の壁を
切っていきます。

初めて見た時は、
「お、じーちゃんでっかい豆腐切っとるみたい(#^.^#)」
のん気に思っていました。
いまだかつて見た事のない、雪の塊を
10歳ほどの私は、家の裏にスノーダンプに乗せて
運んでいました。

あまりにも大きいので、雪を捨てる時に
一緒になって自分も落ちない様に
気をつけながら、皆で除雪していました。

やがて除雪機を導入して、便利で
大幅に除雪にかかる時間を削減できるようになり
だんだんと、自分が除雪をする環境から
遠くなっていました。

しかし、数年前から環境が大きく変化し
また地道に除雪するくらしを体験しています。

なにより【圧倒的に日照時間が足りていません】
灰色の空、白い雪原世界。
逃げ場は内容に思えてきます。
この生活を、あと私は何十年繰り返すのかと思うと
心がギュッとなります。

人は必ずいつか、1人にはなりますし
その覚悟をもって暮らし
生きて行かなければと痛感します。

心まで寒さで凍り付かせてしまわない様に。
小さな燈火を手にしなければいけません。
芯をもって。
きっとこの生まれて来た土地には意味がある。
生きる事の意味を教えてくれる。
暮らせる事の有難さを、思い出させてくれる。

驕らず、謙虚に前を見て着実に。
私が見て来た大人の背中を思い出して。

お読みくださいまして、有難うございます
( ^^) _旦~~

書く事は生きる事、これからも自分なりに書き続けていきます。いただいたサポートはこれからの自分の心の充実のために、ありがたく使わせていただきます。