幻想小話 第四十七話
三六寺
精眼寺は散歩の帰りに回る事にした
行きがけに「三六寺碑文」を見つけた
気になっていろいろ調べたが手掛かりがない
視界が開けているのに雫が落ちて波紋する音
魚がはぜる飛沫と音、魚の尾鰭を脳裏に視る
銀杏の木の上に大蛇がいた
彼は翔ぶためにどすりと落ちた

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