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筑波大学 知識情報・図書館学類にAC入試で合格した話 (自分語り100%)

筑波大学 情報学群 知識情報・図書館学類にAC入試で合格しました。AC入試の書類を書くとき先達の方々の合格体験記がとても参考になったので自分も(ほかの方々に比べると長文な割にかなり低クオリティですが)入試準備時に自分が合格体験記に欲しかった部分などをできるだけ網羅的に盛り込んで(結局全然網羅的じゃなくなったらしい)、これから筑波大学/知識情報・図書館学類のAC入試を受ける/受けようか迷っている方のために書き残しておきたいと思います。

ちなみに文才が無いため無駄にだらだらと長く書かれている+自己顕示欲の現れっぽい無駄な自分語りがひどい&書き上げるのになんと半年以上かかっていたりして文体の差もかなりひどい 等普通に全体的に読みにくく、正直書き上げた今改めて見直すと(2022/08/07に一応余計な謎大会や謎資格の部分は消してある程度弱まってはいますがそれでもまだ)自己顕示欲のモンスターすぎてガチで意味わからないしあまり受験生向きではないので、短時間でより高クオリティ/参考になる合格体験記を読みたい方(多分全員だと思いますが)は同期のiTAPさんが執筆されたものがすごい簡潔・かつめっちゃ高クオリティにまとまっているのでこちらをどうぞ。
この記事は暇すぎて死にそうな方、あと意味不レベルの自分語りに耐えられる方だけお進み頂くことを推奨します…(とりあえず8月になっちゃったので一応出すだけ出しますが、あまりにもゴミすぎるので近日中に大幅なリライトをします…)

おまけ: 知識情報・図書館学類 大学説明会でのAC入試説明スライド

正直これに言いたいことは大体入れているので、自分語りを読みたくない方(多分全員) はこれだけ読んでいただければ大丈夫だと思います

(埋め込みが正常にロードされない場合はこちらからどうぞ、原稿なども見れます)

お前は誰?

なんか謎のことを色々やってる人。ざっと思いつくところだと技術面ではNuxt.JSとかでのウェブサイト開発、自然言語処理、物体検出、WordPressプラグイン開発、Discord Bot開発、仮想通貨周りの何かあたりをやってるはずです。あと謎に全く関係ないディベート系とか謎のビジネスコンテスト系で何かやってたりもしました (別に得意ではないです)。無駄にいろいろ手を出し過ぎてすべてが現在進行形で中途半端になりつつあります。いろいろやってきたけど全部所詮見た目だけで中身は死ぬほど浅いなと最近思う日々です。

成績

一応気になる方もいそうなので成績も書いておきます。3年1学期までの評定平均は4.1、ぎりっぎりで推薦に出願できるかな???みたいな感じの成績でした。ちなみにクラス順位は確か下位20%ぐらい(下手したら10%かも)です。まあでも都市伝説によるとACでは調査書はほぼ見られてないらしいです。本当かは知らないけど。少なくともクラス順位はそこまで見られてなさそうな気がします。見られてたら普通にダメだった気がするので。

AC入試を受けるまで/その最中

一次選抜の全体的なスケジュール感

大体例年8月下旬ごろより出願受付が開始され、一次の必着締め切りは9月の第一週に設定されている傾向にあります。

2023年度入学のスケジュール

筑波大学のAC入試の自己推薦書は様式・分量共に自由で、合格体験記や今年の周りの方々の報告などを見ても大体多くの場合20-30ページ以上、多いときは70ページに及ぶ大作が提出されている場合がほとんどです。もちろん量より質が重視される入試ではありますが、質を上げるためにもどちらにしろなるべく早い時期から作成を始めるのがおすすめです。よほどの事が無い限り書類は8月の初旬、できれば7月中に完成させ、それ以降は周りに見せるなどして推敲に入っていくのがいいでしょう。

また、それ以前からも試験1年ほど前からは特になるべくちょくちょく色々な学類関係とかその他自分が興味のある分野に関するニュースにアンテナを張り、思いついた内容や書きたいと思ったことを全部どこかに書いておくと、期限がやばい時に本当に助けになり、そうでなくても普通に今までの自分の考えといったものを可視化でき、全体的に書きやすくなるのでお勧めです。
ちなみにこのスケジュール感、僕の場合はklisを志望に設定したのが大体高2の春あたりでそこからちょくちょく学類のHPやAC入試レポート、合格体験記などを読んだりしつついいなって思ったところや書く内容などをざっと付箋アプリに書いていたりしました。志望理由書っぽいものも3月ぐらいから書こうとしていたようです。が、僕のような課題も期限内にろくに出さず先生のお情けで期限過ぎてから課題を出していては成績をいただいていた人がまともな時期に書き始めるわけもなく、最終的に一次試験で大きなウェートを占めるとささやかれている自己推薦書のざっくりとした構成を書き出したのが8/11(もちろん高3の)、


8/11時点のドキュメント

削除した項はあったもののほぼ最終版の構成(内容を除く)を書き出したのが8/27でした。

8/27時点のドキュメント

言うまでもなくぎりぎりどころではないぎりぎりです。実質1週間あるかないかぐらいで仕上げたことになります。(ちなみに必着締め切りは9/6だったはず) 完成したのは必着締め切りの前日の午前、速達でも間に合わせるためには締め切り日前日の15:00までには出さないといけない感じだったので本当にギリギリでした。最後の3日間は本当に少し寝てはZONeを飲んで起きるの繰り返しで精神的にアップダウンを繰り返したりしながらHenceforthやその他のOrangestarさんの楽曲、あとはみなさんおなじみ(?)ITF.をループで聞いて書類を書き続けていました。これから受験される皆さんは間違ってもこんな感じにはならないように気を付けましょう。(まあでもこの時期でHenceforthはめっちゃ好きになりました)

ちなみに提出後は間違いなくダメだ…なんでこんな後回しにし続けたんだろう…とずっと鬱になりながら10月までを過ごしました。ガチでこういうモードになると受験勉強もおぼつかなくなる(高3の9/10月なのに一日の勉強時間0~3時間、多くても5時間がざらでした。意味が分からない)のでこれを読んでいる皆様方には早め早めの書き上げを強くおすすめします。

志望理由

あまりにも???な理由からそこそこまともな理由まで色々あるのでとりあえずここに片っ端から思いつく限り羅列していきます。そこまで有用ではない情報ばかりなので"提出した志望理由書の要約"の見出しまで飛ばしていただいて大丈夫だと思います。

  • 特に小学生のころめっちゃ本/図書館が好きだったから。司書とかにも憧れてたりしてました。

  • ニュースを謎に眺めまくったり謎のいろいろとかいろいろに参加しているにつれ(非技術系な意味の)情報を網羅・整理して繋げていったりするの楽しいしかっこよくない???になってたから

  • 仮想通貨界隈にTLの半分ぐらいが占拠されているおかげで今とは一味違った(独自性ないかもだけど)非中央集権的な検索エンジンとかそういうの作りたいなって思い始めてたから。

  • 高校生になっても本がネット小説に変わっただけでまあまあの文字魔でそれに関連してテキスト解析とか感情分析とかを趣味で時々やって自分の読書体験をちょっとだけいいものにしようと謎の事をやってたりしてなかなかマッチングしてそうだったから

  • 卒業論文一覧が面白く、どの専攻になっても楽しそうだったから。

  • 無駄に多方向に興味があるので他分野の授業も受けてみたかったから。(これはどちらかというと学類ではなく大学の方のの志望理由ですが)(まあ興味だけで能力がまるで追い付いてないのでGPA下がりまくりの予感)

  • TLに常日頃から筑波大学在籍の先輩方のツイートが大量に流れてきてたから(???)。

とまあざっと挙げるとこんな感じです。

提出した志願理由書の要約

ちなみに実際提出した志願理由書では上の内容の大半を消し、かつ残った部分もオブラートに包みまくった結果、情報の探索とか整理とか自分もめっちゃ色々でやってたしそれを通して興味も沸いたけど自分なりに理論化できてないしまずは自分なりの理論化をして実装したいです。あとマルチメディアの情報を網羅してみたかったりするので他学類の授業も受けてみたいです。みたいな感じ(ざっくりしすぎだけど)な志望理由が出来上がりました。原型どこに行ったんだろう。

これは自己推薦書にも通じますが、とりあえずざっと自分の本音や書きたいことなどを全部メモして、最低でも数週間、できれば数か月程度かけてじっくり学類や各研究室のHP、特に卒業論文一覧やあとはAC入試レポートなどを隙間時間に読んでおいて傾向などを掴んでから、実際に提出する内容の抜き出しの作業に入ってあげるといいと思います。でっち上げはあれですが社会性フィルターという名のオブラートに包みまくったりして頑張って自分のやってきたことを学類が扱っている内容に寄せてストーリーを組み立てていく分にはきっとギリギリセーフだと思うので(ほんとか???)使っていましょう。自分なんかでよければ相談に乗ります(頼りにはしないでください、責任も持てないので…..)。
ちなみに自分の場合は詳細は後述しますが自己推薦書を「私と知」というタイトルの元、情報の探索能力みたいなものについて(?)を結構書いていたので志願理由書もそれ系統で、今までの活動をかなり簡単に紹介したうえで、その活動でどのような気付きがあり、結果として情報の探索の効率化などといったものに興味を持つようになったのか、やりたくなったのか、そしてなぜこの学類なのか、について述べるような形をとりました。
基本的にはこの学類でないといけない理由を論理的に、明確に述べてあげるといいのではと思います。私はこのようなフローを取ってみました:
どのような興味があるか→その興味を持ったきっかけとなった活動など→ 興味を持った後にやってきた事→その興味などがいかに学類で学べるか・研究できるか、なぜここではないといけないか

あとこれは完全な余談なのですが、AC入試、実は推薦入試とは違い志願理由書がPCでタイプしたものでもおっけーなので特に字を書くことにあまり自信がない方、書き直しをこれからもする可能性がある方に関してはPCでタイプしてみることをおすすめします。私もWordで様式に入力したものを提出しました。

提出した自己推薦書の要約

中学生のぐらいの頃からいかに私が「情報」という分野に夢中になり、その両方の側面から「情報」という分野を活用し、いかにアドミッションポリシーにあるような社会における情報の伝達や知識の創造に関して幅広く興味を持ち、関連した課題を自ら発見し、分析・解決していく能力を私が発揮してきたかについて、「私と知」という題の元、主に私が今まで知の伝達、拡散の実施、支援、といったものに関して微力ながら取り組んできたことを3つのテーマに分類し、述べた形です。

自己推薦書の構成及び概要:
題名:「私と知」
分量: 17ページ (13858文字)
自己推薦書の大まかな構成:

以下、基本的には受験者の方なら容易に予想がつくであろう例のところ(???)に提出した内容を少しだけ加筆を加えたうえでさらに圧縮したダイジェスト版をお送りします。

第一章 はじめに

 この章では主にこの自己推薦書のキーワードである「知」の私にとっての定義、私の生い立ちや図書館とのかかわりなどのバックグラウンド、および私が「知」に興味を持ち、後述する様々な形での「知」に関する活動を始めたきっかけなどを中心に述べた形です。

第二章 これまでの取り組み

 第一章で触れた様々な形での「知」に関する私の取り組み・活動などを「知」の伝達に関する取り組み、「知」の共有に関する取り組み、「知」の応用・発信などに関する取り組み、およびその他の探究活動等に分類し、詳述した部分です。私のこれまでの取り組みと知識情報・図書館学類での学びがどうつながるかについて、取り組みのきっかけなどのエピソードを盛り込み、説得力のある形で述べることが重要だと感じたので、個人的にはここに最も労力をかけました。
*正直個々の取り組みについては、読みやすさ的にも需要的にもそこまで書く必要ないかなと感じたので一部を除いてそれぞれの見出しの概要についてのみの記載にここでは留めておきたいと思います。気になる方は自己推薦書の要約のオリジナル版の方を見ていただければ幸いです。

2.1 「知」をわかりやすく、伝わりやすくするために
このセクションでは主に私が特に中学時代精力的に(?)行っていたWordPressの翻訳とプラグイン (Japanese Font for WordPress) の開発、及び高校時代に学園祭の演劇用に開発した同時通訳システム的な何かを「知」をわかりやすく、伝わりやすくする、というカテゴリにまとめ、それぞれについてその動機、目的などを交えて簡単に紹介しました。
ちなみにこの部分、特にWordPressプラグインの開発については現在進行形で1万サイト使われていたり9万ダウンロードされてたりと審査をされる先生方にインパクトを比較的与えやすそうだと感じたため、このセクションを一番最初に持ってくるようにしてみたという裏話があったりします。文字数もこの部分を書いている際は比較的時間的・精神的に余裕があった+普通に強調したい部分ではあったので、4513文字とかなり長めに書いています。

2.2 コミュニティにおける「知」の共有に対する支援
この部分では私が中学時代に開発した、MonageというDiscord上でMonacoinを他の人に簡単にチップできるBotについて(これに関しては脇山PさんをはじめMonacoinコミュニティの方々には本当にお世話になりました、ありがとうございました🙇)、及び高校時代に開発した、高校内で行われている有志団体の情報・ブログ・イベントや、その他先生・生徒が紹介したい外部で開催されているイベント・大会などをまとめたプラットフォーム的なものについて、動機や目的、現在の状況、将来の展望などをコミュニティにおける情報共有の効率化やその活発化などにも絡めつつ述べました。
ちなみにここの部分の文字数は大体2600文字ほどでした。

2.3「知」の応用、発信
今まで参加したディベート大会やビジネスコンテスト的な何かについて、一見学類への関りは比較的薄そうではありますが、技術系以外にもこんなこともやってたよといったこととをアピールしたかったのでこのセクションでで情報を探索し、それを応用し、発信していく、といったくくりでまとめ、紹介しました。
あと普通に今までの部分は比較的見る人によっても評価が分かれやすい部分ではあったと思うので、情報分野とは割と関係が薄くはありますが、それでも一応謎に国内優勝したり世界大会に進んだりとかがあったのでここで一つ外部からのお墨付き(???)という形で私の短時間における論理的思考力(???)などの「知」を扱っていく能力(実際にあるかについてちょっと置いておいて)についての客観的な評価的な何かを載せておきたかった、というのもあります。
ちなみにここの部分の文字数は1635文字です。

2.4 探究活動
ちょっと今までの活動内容だと過去の合格者のトレンドだった研究について触れた文、何もなくないか???になりだして書いた部分です。今までのくくりに入れられなかったけどめっちゃ知識情報・図書館学類的な内容だし絶対入れたい!となったものをまとめてここに放り込んだとも言えなくもないかもです。
ここでは私が趣味と思い付きでやった小説の感情分析について、その動機と仕組みについて、そして私がWeb3的()な非中央集権的な考えに染まっていた高2の頃に思いついた、プロバイダーによるログの記録なしでのユーザーの嗜好に基づいた推薦を可能とする検索エンジンとかいうものの構想について、その動機や設計について書きなぐったものです。
文字数は2265文字です。ここらへんになるとガチで提出1-2日前にやってた覚えがあります。

ちなみに余談ですが前者の小説の感情分析は余裕で既出、後者の検索エンジンについても入学後、大学の先導的研究者体験プログラムことAREに応募しようと担任の先生の方にメールしたところ、それ古すぎない???新規性どこ??下手したらうちの卒業論文遡ればあるんじゃね???と言われる程度(本当はかなり丁寧に説明してくださっていたものを勝手に脚色しちゃいました、元はめっちゃ丁重に指摘してくださっていました一応)には既出だったようです。調べた感じでは2016年ごろに似たような論文が、そして2021年にはこれの何倍も優れた論文がすでに出されていましたorz。
まあなので例えば期限1日前とかに研究内容が既出だったことに気づいたりしても、落ち着いて(まあひょっとしたら補強などは必要になるかもですが)挑んでしまっていいと思います。AC入試のパンフレットにも書かれていますがAC入試はあくまでも結果ではなく過程を重視する入試なので。ちなみに僕は小説の感情分析の手法が割と既出だったことに提出3日後ぐらいに気づいてガチで死んでました。

(ちなみにさらに余談ですが後者については結局余裕で行けるところからぎりぎりまで頑張らないといけないレベルまでハードルを上げまくった結果なんとかAREに通ったのはいいものの、進捗が生まれなさ過ぎて現在進行形で死んでます)

第三章 これから
この章ではそのまま私なりの学類での学びのビジョン的なものについて自分なりに述べました。これまでの取り組みで総括して何を目的とし、何を学んだか、そして何が足りないと感じたか、についてを述べた後それがこの学類でどう学べるか、履修したい具体的な授業名などもその理由とともに書いた感じです。結局志望理由書の亜種的なものになってしまいましたが()。このセクションは文字数としては800文字ほどでした。

一次選考結果発表

10/1の一次選考結果発表日は、天気がそこまで良くなかったからかなぜか高校が授業をオンラインにしてくれたので無事家で見ることができました。正直ぎりっぎりの提出だったこともあり、2週間ほど前からはずっと勉強が手につかず、勉強時間も一日0-1時間、多くて5,6時間程度(しかもそんなに勉強したの普通に1日ぐらい)と正直受験生とは思えないような状態になる程度には精神的に緊張、というか追い詰められていました。
ちなみに22年度の入試では大体一次選考の倍率が2倍程度だったようです(最終志願倍率は4.4倍)。ここで発覚したのですが、受験者数が昨年とその前の入試では16人だったところ、22年度の入試では一次選考の受験番号が28まであったため、正直ほっとした次の瞬間にはまた少し絶望を覚え始めていました。(ちなみに公式発表では受験者は22名とのことだったのでおそらく6人は書類未提出等だったのかもしれません)

面接対策

本来は一次選考の結果発表前から面接対策を行っていくべきだったとは思うのですが、正直精神的にそれができる状態ではなかった(というのは多分言い訳で怠惰すぎた)ので結果として一次選考の結果発表から二次選考(22年度入学の入試では10/14)までの2週間で面接対策に挑むことになりました。
面接対策としては、私がそこまで1対複数でアウェーな場所で話す、といったことがあまり得意ではなかったということもあり、とりあえずどんな質問が来てもなるべく黙らず喋れるよう、そして知識情報・図書館学類の文理融合という性質も鑑み、なるべく多様な視点からのフィードバック・ツッコミを得られるよう場数を踏むことを重視し、結果図書館情報学を専攻されていた情報の先生をはじめ、政治経済の先生、生物の先生、国語の先生、英語の先生など、あまり今まで関りが無かった先生も含め色々な先生方と面接練習をさせていただいた他、親にも改めて自己推薦書を見てもらい、同じくツッコミどころなどを探していただいた感じです。本当に面接対策に付き合ってくださった先生方、親へは正直感謝の気持ちしかありません。

面接対策の具体的な内容に話を戻すと、面接対策の具体的な内容としては、正直完成版の自己推薦書を自身の親以外の誰かに見てもらった事が無く、正直第三者からどのようにこの自己推薦書が見えるかをつかめていなかったので、まずは自己推薦書を読んでいただき、先生なりのツッコミどころを教えていただいたりするところから始めました。そこから徐々に想定される質問を探していき、質問を投げていただく、というようにシフトしていった形です。結構この過程で想像もしていなかった質問が飛んでくることも多く、とても勉強になりました。

面接当日

念には念を入れようということでありがたいことにつくばから2時間の距離なのに前泊することになり、駅前のダイワロイネットに泊ったのですが緊張もあり恐ろしく寝れず、結局3時間睡眠で朝を迎えました。今まで睡眠不足で挑んだ面接で合格したことが一度もないということもあり、3時間睡眠で朝を迎えたときはガチで泣きそうになってました。というか普通に情緒不安定で泣きながら朝ごはんを食べてた気もします。ガチで面接受けないまま帰ろうか…と思ったレベルでした。
さて、皆さんが最も気になるであろう面接の内容について、実は残念なことに入試時の規定で面接の具体的な内容については話すな、と言われてしまっているのであまり言えることがないのですが、とりあえず3人の先生方から交互に投げかけられてくる質問に上手く答えられず、答えが詰まってしまうこともあったりと割と爆死していました。面接時間は30分とそこそこ長いのですが、それでも答え切れず、質問になんとか答えている最中にそろそろ時間なので…と言われて切られ、割と絶望したのを10か月ほどたった今でも覚えています。
これから受験される方に対してのアドバイスとしては、個人的には次の3点が挙げられると思います。参考程度にどうぞ:

  • 結構ピンポイントな質問が多いので、どこか一つを集中的に、ではなくまんべんなく対策したほうがいい(受験者的には一番力を入れて対策もしていた部分について全く触れられないまま終わることもしばしばあるので)

  • 自己推薦書の内容を自分で要約し、かみ砕いたてわかりやすく他人に説明できるといいかも

  • 自己推薦書の内容、割と2か月も経つと何書いたか詳細を忘れ始めることもあるのできちんと復習・割と真面目にきちんと覚えたうえで、自己推薦書に書ききれなかった部分、その後新しくやったことも言えるようになれるといいかも

  • とにかく焦らず落ち着いて

ちなみに終わった後はもうこれで受かるわけがない、終わりだと絶望し、つくば駅の階段のところで1時間ほどボーっと空とスマホを眺めた後、思い付きで筑波山神社に向かおうとしたところ絶望のあまり筑波山神社ではなく筑波山口行きの別のバス乗ってしまい、そこからまた50分ほどかけて筑波山神社に向かったとかいう謎の余談があったりします。

筑波山口から撮った写真

↑面接が終わった直後のツイート

合格

合格発表日、正直全く合格した気がしなかったのでアドミッションセンターのページまでは開けたものの勇気がなく、そのまま見ることができないままその日の学校をやり過ごし、帰りに神社に行って神頼みして、そのあといつもの5倍ぐらいの時間をかけて帰宅し、21時ぐらいになってようやく見ました。死にながらアドミッションセンターのページを開き、合格者受験番号の一覧に自分の番号があったときの衝撃と嬉しさは並大抵の言葉では表せないレベルでした。

ちなみにまたまた余談なのですが実は正直合格発表、なんかの間違いじゃね???と疑って次の日合格通知が速達で届くまでは親にも合否を伝えずにいたりもしました() (Twitterではバリバリ呟いてたけど)

合格後の流れ

意外とAC入試合格後の流れについて説明しているサイトが少なく、僕自身11月以降3月までかなりそわそわとした気持ちで過ごし続けていたような感じだったので簡単に合格後の流れも置いておきます。こんな感じです↓

  1. 入試合格発表日(22年度は11/2)の翌日~に合否通知書と入学手続き書類が届く

  2. 入学手続き期間(22年度は確か12月上旬)に入学手続き書類を書留で筑波大学に発送

  3. 2月頃にようやく宿舎関連の書類到着、部屋の割り当てなどがここで

  4. 4月 入学

あとがき

まず様々な形で応援・サポートしてくださった方々、特に両親にこの場をお借りして、心からのお礼を申し上げたいと思います。本当にありがとうございました。精神的にも極めて脆弱だった受験期、本当に方々のご支援が無ければ間違いなく乗り切れていなかったことだろうと思います。

受験が間近に迫ってくるとだんだんあれもやっておけば、これもやっておけば、と後悔したりすることもあると思いますが、そんなに動じることなく自分に自信をもって今までの集大成を全部自己推薦書につぎ込んであげましょう! 自分なりの、学類に至るまでのストーリーをきっちり組み込めてあげれるといいと思います。

心から応援しています!&来年の春に筑波大学 春日エリアでお待ちしています!

あとがきのあとがき

そういえば弊学類のオープンキャンパス、知識大説が実は8/6にあるらしいです。これの筆者もAC入試についてと、あと謎に宿舎のネガティブキャンペーンを展開することになってるらしいのでよければお越しくださいな(オンライン)。もちろんアーカイブも残る(と聞いている)ので見逃してしまった方もご安心を!
あとこれはもう今年受験する人にはちょっと遅いかもではありますが、適当に@raspi0124(Twitter)にDMを送ってもらえれば私なりにそれっぽい答えを返せるかもなのでよければどうぞ。ただし私としても責任は取れないので頼りには決してしないでください。(図書館系のAC入試、及び推薦入試などについてはほかの方に聞いたりするのでレスポンスがかなり遅くなるかもですが)

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