自粛ムードはいつまで続けるべきか(Xに思う)

先日、Xにて、こんな投稿を目にした。
「石川の地震があったのに、もう正月特番を放送してる。自粛すべきだ」
しかし、なんでもかんでも自粛することが正しいのだろうか。自粛によって得られることが何かあるのだろうか。
「自粛」とは、広辞苑によれば、自分で自分の行いを慎むことをいうそうだ。地震によって被害に遭った人を思って、自らのお祝い事などを慎むことは自由だが、他人にそれを求めることは違うだろう。ましてや、テレビが何を放送するかは自由なはずである。地震があって、報道を目にするだけでつらくなる人もいるだろう。その人たちにとって、正月特番をみることは一つの救いになるのではないか。
実際、テレ東のプロデューサーも、地震情報から正月特番の放送に切り替えたことについて、「今夜の放送が誰かの支えになれていれば幸いです」としており、これに対して賛成のリアクションも多かったという。
つまり、過度に自粛を求めることが生きづらい社会を逆に生み出しているということだろう。(飛躍しすぎ?)

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