この田中圭現象に名前をつけたい
田中圭さんの新しい作品が出るたびに、
新しい田中圭ファンが増える。
作品と役にハマって、田中圭さん本人にハマる。
そして、過去作をさかのぼり始めたときに、よく耳にするのが、
「昔、この作品を見ていたのに、田中圭さんだと気づいていなかった」という話。
私も過去に、何度も何度も田中圭さんにドラマの中でキュンとして、絶対にこっちと結ばれた方がいいのに!と思いました。
ストーリー上、もう出てこなくなったら、がっかりして視聴を脱落したこともあります。
なのに、田中圭だと意識してない、なんだこれ?
そのドラマを思い出したとき、キュンとしたり、可哀想だったり、ゾッとするような役だったり。役は記憶に深く刻まれているのに、演じているのが田中圭さんだと意識して見ていない。
この謎の現象に名前をつけたい...。
過去に記憶を遡れば、こっちと結ばれればいいのにと思った最古の記憶は、たぶん、スローダンスの幸平くん、冗談じゃないの友田くんあたり。可愛いな♡
最初に号泣させられたのは、間違いなく、忘れもしない、ヴォイスの富士夫くん。
確かに誰が演じているのかと言われれば、田中圭。
でも記憶の中では、哀しく儚くも凛とした男の子。富士夫でしかない。
決して田中圭さんの存在を知らなかった、とかじゃないんです。
ドラマ好きで、テレビ誌に〇をつけては話題のドラマをチェックして片っ端から見るのが趣味だったので、
2005年頃には若手イケメン俳優として、名前も顔もはっきりと認識していました。
(つるんとした方が田中圭、してない方が小出恵介、と見分けがつかない友達に説明していた覚えがあるので。笑)
それなのに、後になって思い出すと、役としてしか記憶に残っていないのが不思議な現象です。
あまりにもナチュラルに役としてそこにいる。
それが高じて、見ている側が田中圭だったことを意識しなくなってしまう。
良い名前を思いつかないので、仮に「田中圭現象」としておきます。
やー、それでもやっぱり今でも、田中圭さんがほぼ同時代に演じた、死神さん、おっさんずラブのはるたん、リバーサルオーケストラの朝陽さん。
わかり切っているのに、それでも同じ人には見えませんよね。
おっさんずラブの中の、はるたんと秋斗の一人二役なんて、まさにそれ!
10年後には、役の印象はくっきりと心に残っているのに、『あれ?全部田中圭だったの?』という人いそう。
その後も私の、田中圭さんにハマりそうでハマらない『絶対田中圭のほうがええやん時代』は、続きます。
まっすぐな男、私が恋愛できない理由、残念な夫、アイムホーム、5→9、家族のカタチ、と私の中で脈々と。
ビブリア古書堂の笠井さん、早子先生など、出なくなったら視聴のモチベーションが下がってドラマ自体から脱落してしまったこともあります。
推しとしてハマらなかった理由は。
元々私が『俳優好き』ではなく、小説やドラマなど、物語が好きだから。
小説を読み終わって本を閉じると、その面影を他の小説の主人公に求めたりしないのと同じ感覚で、
ドラマの役に恋しても、ドラマの終わりとともにその恋は終わる。続けて、演じている特定の俳優を推すという観念がなかったから。
(今思えば、もったいなーーーい!)
顔が濃い、体毛が濃い、色が濃い人が無理。
あっさりシュッとして、優しげな憂いを帯びた顔の細マッチョ好きなので、たぶんビジュアル的には、ずっとずっとタイプでした。
ここ十年ぐらいドラマごとに波を繰り返していた山P、高橋一生、窪田正孝、井浦新、田中圭のマイブーム。
そのひとつとして見始めた、おっさんずラブにどハマりしたことがキッカケで、田中圭は『人生初の推し』になりました。
好きな俳優という枠を飛び越えて推しになった理由。
それは、おっさんずラブでの空前絶後の大ブレイクで露出が増え、バラエティやインタビューで本人の言葉や人柄に触れたこと。
飾らなく自然体で、無邪気で可愛らしいのにクレバーで奥深い、中の人の人柄を知ってしまったからです。
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ここから下は、以前に書いた田中圭さんにハマったきっかけを書いたnoteからの抜粋です。
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田中圭さんの沼から抜け出したくても抜けられない、最大の要因は、
田中圭さんに対して幻滅しないこと。
お茶の間のみなさんは、あまり知らないかもしれないのですが
田中圭さんをよく知る人なら、誰でも知っているという、田中圭さんの(危ういほどの)裏表のなさ。
相手によって態度を変えない。
自分を実際より良く見せようとしない。
これって、人生をうまく生きていくには結構難しくないですか?
これを実践してる人もいると思います。
でも、これを実践しつつ、それでいて人からこんなにも愛されてる人って稀有だと私は思っています。
だからこそ、全然知らない視聴者には誤解されることもあるかもしれない。
でも、田中圭さんを知って、それで好きになった人にとって、
裏も表も、どこを切っても、いつも変わらずブレず。
誤解を恐れず、でも愛らしくそこに居続ける田中圭さんは、
一生嫌いになれない人なんだと思います。
そんな田中圭さんに私がどハマりしたキッカケ
『田中圭24時間テレビ』を見た時の私の感想を置いておきます。
(すでにヤバいほど好きやん、というツッコミはひとまず横に置いておいてください)
ここで見せた、裏表なく、常に人に優しく温かく誠実で、人によって態度を変えず、
でもお芝居には真剣に一生懸命向き合って、真摯で。
こうじゃないと思ったことは、キチンと穏やかに伝えることができる。
けれど、過度に暑苦しくなく、程よく肩の力を抜き、ふわっとフラットにそこにいる。
何より誰にもイライラして八つ当たりしない! (ここ私の個人的なポリシーというか価値観と超合致)
田中圭さんの人柄に心底惚れ抜きました。
心の中にはいろんな大切な人の愛情の種類、ポジションがあると思います。
恋人も、ダンナも子供も親も友達も
誰も入ったことのない心のポケットにストンとしっくりとハマり、今もずっとそこに愛しく収まって、出て行くことがないのです。
そのポケットが、私の田中圭沼です。
後半の引用元のnoteです。
こちらは、田中圭さんの作品リストです
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