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♯17 基礎練習が大事!……ってことは分かっていたんだけどなぁ〜😅

今日は、早めにやっておきたかったことの2つ目として挙げた「基礎練習」について。

  • 開放弦でのボウイングの練習

  • 音階

これらの基礎練習。

今は、平日の30分練習のうち、20分くらいは基礎練習に充てることが多いです。

(発表会が近づくと、どうしても基礎練習の割合は少なくなってしまいますが。。。)

音階は習ったメジャースケール12個全てを一回の練習でやっていますので、少し時間がかかります😭
もう少し慣れたら、その日やる曲のスケールだけに絞ってもいいかもしれないと思っています。


チェロを開始してから、ずっとこの練習割合だったかというとそうではありません。

実は去年あたりから、基礎練習にかける時間を増やしました。


最初に通っていた教室で習っていた頃は、曲ばかりやっていて、基礎練習は最初の5分やれば多いくらいでした。

テキストが曲ばかり載っていたので、それに沿って必要最低限の音階の練習をするという感じでした。

こんな練習にも、一応メリットはありました。

チェロでいろんな曲を弾ける楽しみを知ることができたからです。

最初からずっと開放弦だけでボウイングの練習や音階だけだと、
きっと単調な練習がしんどくなってしまって、ここまでチェロを続けられなかったかもしれません。

拙い演奏でも、弾ける曲が増えるというのは、モチベーションの一つになっていました。

曲を弾くのはとても楽しい😀
基礎練習が重要だということは知っていたものの、ついつい曲ばかりやってしまう。


でも、曲ばかりやっていることの弊害が徐々に出てきました。

  • 音が安定しない。

  • うまく弦を押さえられない。

  • 音程が悪い。

これは、まさしく基礎練習ができていないことによる弊害でした。

一人で弾いていた頃には、
「また上手く鳴らせなかったな。でも続けていくうちにいつか良くなってくるだろう」
と楽観的に思っていました。

「このままではいけない。何か変えなければ、上手くはなれない」

そう思ったのは、チェロカルテットを始めてからでした。

それから、基礎練にかける時間を大幅に増やしたのでした。

ボウイングが安定し始めたことで、音の抜けが減り、

音階練習に力を入れたことで、音程が以前より良くなったと思います。


これをチェロを習い始めた当初からやっていれば、もっと早く成長できたかもしれない。

強くそう思いますし、習いたての時からコツコツと出来る人は根気とやる気に溢れていて尊敬します。

私の場合は、曲を弾く楽しみを知ってから、基礎練習の大切さに改めて気づくという回り道をしました。

自分にとっては、その回り道があったからこそ、3年続けられたのかなとも思います。

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