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こじゃれたパン屋という特殊な空間にいる人たちの会話

今日も強風だよーーー、寒くて心が折れそう~。そんななか、平日だってのに、某有名パン屋に今日のランチのマカロニグラタン食べたくて、仕事の前に一人ランチに行ってきたよ(早く出社しろって?)。私が住んでるエリアってやたらとパン屋の名店多くて、特にパンが好きってわけでもないんだけど(むしろお米派)、おいしいこだわりのパン屋が近隣にあるから、まぁ行くようになったんだけど。だいたいイートインスペースが付いてて、今日行ったところは、地下にカフェがついていて、オムレツとか今日のメインとかがあって、人気のお店。

で、改めて思ったんだけど、、、こーゆうパン屋の客層って…かなり独特。今日のところもそうだけど、たまに行くまた別のパン屋も、だいたい女性のグループ客しかいなくて、しかも話してる話題が、なんかみょーにスピってるってか…。自己実現願望がめっちゃ強そうな、でも、みため地味寄りってかフツーのOLさんぽい(でもスピ的意識だけは高そうな)二人もしくは三人組とかばっかりなんだよな。

私はだいたい一人で行くから、隣の会話とかが聞こえてきちゃうんだよね。今日もイヤホン忘れちゃって音楽も聴けないし、隣の会話をなんとなく聞いていたら「なんか導かれてるのを感じて~」とか「今年は収穫の年で~」とか「京都に移住して、副業もしたいんだよね~」とか、なんかどっかで聞いたことあるようなビッグワードがたくさん出てきて、つい隣の女子をまじまじ見てしまった(もちろんあちらは話に夢中で何も気づかない)んだけど、別にフツーのさえない(ごめんw)30くらいの女性だったんだけどさ。京都に移住したいから東京での会社を辞める、京都での仕事を探すために派遣会社に登録してきたとか話してたな~~~~。ていうか、メインの仕事が決まってないのに、副業とか、順番がおかしいだろ~って思うけど、世間では副業って流行ってるもんね…。

それで思ったんだけど、別のパン屋でもなんかこんな感じの話きいたことあるんだよね、自己実現とか、そーゆう系の話をすっごい真剣にして女性二人とか。パンとかお料理自体おいしくても、なんかこーゆう空間で飲食してると、生気がなくなってきちゃうのは気のせい?

ある一種類に近い似たような人々だけが集まる場所に行くと、その多様性のなさに窮屈さを感じてしまうってのもあるんだけど…、例えば新橋の居酒屋で、おじさんばっかでみんな人の話も聞かず会社の愚痴だけ大きめの声で話してる店、とかね。それと同じ状況だよなーって。

あと、多分今日聞こえてきた話、私的には、自分の妹とか従妹とか、いや友達でも、そんな話されたら「京都に移住…いいと思うけど、そもそも何を求めて京都へ?」とか「副業ってたって、新しい仕事慣れてからにしたほうがよくない?メインの仕事と副業の違いってあなた的にはどこなの?」とか色々聞いてしまうだろうな~~~。

ごじゃれたこだわりのパン屋…特殊な空間だな~~~。と、おいしかったグラタンの記憶もすでに遠くになりにけり、な夕刻。グラタンのホワイトソースが原因ではない、なんか胃もたれを感じる私なのでした。

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