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FINAL FANTASY Ⅶ REMAKE

やーーーっとプラチナトロフィーを取り終わったので書きます!note!
FF7はもともとPS1でオリジナルは発売されていますが、今はもはやプレイステーションも"4"となり、さらには5の発売も控えています。ハード末期ともいえる時代に投入されたスクウェア・エニックス渾身のリメイク作品。あらゆる部分がパワーアップされ、PS4というハードを代表するRPGとなったと言っていいでしょう!今回は4点に分けてレビューをしていきます!

・コンシューマ最高峰のグラフィック
・生まれ変わった戦闘システム
・深く掘り下げられたストーリー
・気になった点


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まずはグラフィックから。
さすがにFFの代表と言ってもよい"7"ですから相当グラフィックにはこだわりを感じました。毛も一本一本サラサラと動くし、なんならよく見たらキャラクターの肌に産毛まで生えてるし…。とにかく"すんごい綺麗"としか言えません。語彙が少ないのであっさい感想しか言えませんが、自分が一番「グラすげえ~」と感心したスクショを張ってグラについての感想は終わります。

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単なるバスターソードのアップなんですが、刃の細かい傷やスレが本物と見紛うくらい描写されてて感心してしまいました。この画像だけでも今作でのグラフィックのこだわり具合が分かると思います。

続いて戦闘システム

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オリジナル版はFF特有のATB(アクティブタイムバトル)でしたが、リメイクでは多くのアクション要素が盛り込まれた戦闘となっていて楽しかったです。
敵の攻撃を回避しつつ、四角ボタンで隙を見て攻撃。魔法やアイテムはATBゲージが貯まることで使用可能となります。また敵にはHPのほかにバーストゲージがあり、攻撃することでゲージが貯まります。このゲージが貯まりきると敵がバーストし、攻撃が通りやすくなります。
大幅に変更された戦闘システムですが、遊んで見ると意外と歯ごたえのあるものとなっているのも驚きでした。
というのも"難易度ノーマルでも割と敵が固い"と感じました。弱点属性などを無視して、むやみやたらに物理攻撃をしてもなかなかHPは削れません。きちんと弱点属性を突いて、戦略的に戦ってねというスクウェア側の意図なのかなと勝手に解釈しました。ボスなどは体力が多いためほとんどバースト前提と言ってもよいでしょう。今作はライブラ必須です…!

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次はストーリー
オリジナル版を遊んだのは何年も前のため、正直ストーリーはほとんど覚えていませんでした。しかしまるで完全新作を遊んでいるような新鮮な気持ちでプレイできたのはよかったかなと思います。また今作はミッドガル脱出までと明言されていましたが、掘り下げられたストーリーによりボリュームとしては通常のRPG並のものとなっていました。
さらにキャラクターに関しても印象が変わった人物も多かったです。
特にアバランチの面々。ジェシーはめちゃめちゃかわいいし、ビッグスとウェッジはめちゃめちゃいいやつらだし…。あとはバレット

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バレットに対する感情って元々自分の中では"無"でした。そもそもプレイしたのも昔だし、当時もあまり使っていなかったし…。強いて言うなら娘をすごい大切にしているお父さんキャラ(これもFF13のサッズに塗り替えられる…)という印象でした。しかしリメイク版に関しては、本当にいい人間なんです!娘を一番に考えているのはもちろん。任務に同行しているうちにクラウドと打ち解けていく過程。恩を忘れない義理人情に厚い性格などなど…。好感度爆上がりと言っても過言ではないでしょう!!しかも戦闘も強い!!バレット関連での好きなシーンは森羅ビル59階へ階段で向かうところです!!このシーンもそうですが、ストーリーを掘り下げる上で追加された、何気ない日常会話がキャラクターの性格や個性を感じられてとてもいいなと思いました。

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最後に今作の気になる点です。
まず"回避アクションに無敵がない""怯み耐性がない"という2点です。自分のとってこの2点はまあまあストレスでした。特に怯み耐性は結構ツラく、こちらのクソデカバスターソード攻撃には怯まないのにしょーもない雑魚の攻撃にはあのソルジャー1stのクラウドさんですらのけ反ってしまいます。また敵が複数いた場合、波状攻撃を喰らってしまうと一定時間動けません。この状況を避けるためには、結局ターン制のような戦闘を強いられてしまいます。システム自体がアクションにかなり寄ったためもっと爽快感のあるものだと期待していたため少し残念でした。爽快感のある戦闘を期待している人は注意かもしれません。

もう一つは、クライシスコア(以下CC)のプレイが割と必須な可能性がある点です。実際作中でもCCクリア済み前提の演出が多々見られるため、作品の理解を深めるためにも遊んだほうが良いと思います。CCを遊ぶこと自体は良いのですが、遊べるハードがPSPしかないのがなかなか厳しいです。せめてダウンロード版などvita遊べるようにしてもらえさえすればいいのですが、UMDしかないのは…。リマスターなどを期待しましょう。

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気合が入りまくった今作でしたが、非常に楽しめました。グラフィック・音楽・ストーリーどれもが高品質で、これぞファイナルファンタジーという圧倒的な完成度でした。ストーリーは完結していませんが、FFシリーズのとっかかりとして初めてを遊ぶという方には持ってこいな作品ではないかと思っています。次回作は何年後になるかわかりませんが、とても期待しています!(もしくはCCでも…!)

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また今回自分は久しぶりにプラチナトロフィーを取得するまで遊びました。
もちろんゲームとしてはとても面白かったし、スクウェア・エニックスの技術に感動もしました。
しかしトロコンまで遊んだ個人的な感想としては、当たり前のことですがトロフィーなんて考えずに自分の遊びたいようにクリアまで遊ぶのが一番楽しめるなということでした。
性格的に同じゲームを何週も遊ぶというのは苦手で、今回もトロコンのために2周ほどしましたが、飽きちゃって結構しんどかったです。
一番きつかったのは、蜂蜜の館の全衣装コンプでした。なぜ周回前提のトロフィーがあるのに、スキップできない演出が多いのか…。
ただ無理して遊ぶことで自分の中でのゲームの評価を下げてしまったな…と少し反省しています。どうしても悪い点に目が行きがちですが、その作品特有の良い点というのを見つけられる視点を持てるよう今後意識していきたいです…!

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