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大神 絶景版

大神をやっとこさ遊び終えました。
かつて高校生くらいの時、PS2版を中古で買ったものの途中でいまいちハマりきれずに積んでいたらあっという間にHDリマスター版が発売に…。
スプラトゥーンまでの繋ぎにええわいと遊びはじめたところ、思っていた以上のボリュームで驚きました。割と長いスパンでのクリアとなった大神の細かい感想を伝えていきます。


"アマテラス"きゃわわ

このゲームを表すならば結局"毛むくじゃらゲー"ってわけ!!
主人公のアマテラスがま~~かわいい。strayって猫ゲーが話題になってたけど、こっちのわんこも負けてないぜ。
神様なんだけど完全に犬というギャップ。ゲームって長時間遊ぶから主人公に愛着が湧くのは当然だが、愛着の湧き方が他作品とダンチ。

相棒の"イッスン"

イッスンという憎めない相棒と大神の世界を駆け回る。
最初はあまり好きになれなかったが、こんなやつに最後泣かされるなんて。

大神に登場するキャラクターはみんなかなり個性的だ。
プレイしていく内に好きなキャラが一人や二人きっとできるはずだろう。
キャラクターもこのゲームの魅力の一つだろう。


本作のジャンルは3Dアクションゲーム。本作を遊んでいてカプコン版のゼルダの伝説だと思いました。
ストーリーの構成や、ダンジョン等々かなりリスペクトを感じる作りとなっていて、ゼルダ経験者であればすんなりと遊ぶことができるでしょう。
とはいえまったくゼルダとまったく同じではなく、大神ならではの楽しさももちろんありました。

本作特有のシステム"筆しらべ"だ。
画面上に墨で丸や線を描くことで、ゲーム中で花を咲かせたり、敵を一刀両断できたりする。
ゲームを進めることで、様々な現象を引き起こすことができ、壁を登れるようにしたり、雷で攻撃できたりなどなど。
意外であったのが、筆しらべは全部で13個あるが、その大半が中盤くらいまで覚えることができたことだ。
3Dアクションゲームでいう新アクションにあたるこのシステムだが、一般的に序盤から終盤にかけて少しずつ覚えていくのが定石だ。しかし大神においては一気にアクションを開放する手法をとっている。
従来の3Dアクションゲームのダンジョンであれば、新アクションを道中習得し、これをメインとした謎解きが多いが、大神では今ある手札(筆しらべ)でいかにダンジョンの謎解きをするかというプレイヤーにきちんと頭を使わせる形になっておりダンジョン自体がとても面白かった。

ボス紹介もカッコイイ

クリアまで約24時間程度。
正直20時間弱で終わるかと思っていたが、嬉しい誤算でした。
結局スプラトゥーン発売までのクリアは叶わず、引き続き遊んでいましたが、評判通りとても面白いゲームでした。またこれを聞くために始めたと言っても良いであろう"太陽は昇る"も真の意味で味わうことができて良かったです。完成度が高い作品であることは間違いないため、少しでも気になっているのであればぜひ遊んでみてほしい。

本作の開発はプラチナゲームズの前身であるクローバースタジオ。近いうちに3も発売されるため、次は"ベヨネッタ2を遊んでみようと思っています。

一番好きなSS