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Python 3でHello world!

環境が整ったので、さっそくコード書きにチャレンジしましょう。

っと、その前に昨日までの設定が夢オチでないことを確認するために、「python -V」のコマンドをもう一度走らせておきます。

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よかった。無事3.8.2になっていますね。では、さっそく独習に入りましょう。

入門サイト探し

書籍を購入してもいいのですが、まず基本的なところはWebサイトで勉強しましょう(べっ、べつに書籍代をケチッてるわけじゃないんだからね)。

「Python 入門」で検索すると、いろいろなサイトが見つかります。その中に、どこか懐かしい響きのサイトが。

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「とほほ! とほほ兄さんじゃないですか!」

と幼い頃に生き別れた兄と再会した気分を満喫しながら、ページを開いてみます。

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だいたい必要なことはわかりそうです。さすが「とほほ」。そういえばインターネットに触れ始めた頃、このサイトでHTMLとかCSSとかCGIとかを勉強した記憶が……(遠い目

と、物思いにふけっている場合ではありません。さっそくやっていきましょう。

対話モードで書く

もちろん、Python 3をパソコンに入れたからといって、Siriに話しかけるみたいに「ねえ、Python、テキスト処理とかちょっとやっといてよ」と音声入力したらそれに応えてもらえるわけではありません。自分でコードを書く必要があります。

ただ、Pythonには「対話モード」というのがあり、ターミナルの中でコードを実行することが可能なようです(とほほさんの受け売り)。

対話モードの起動は、そのまま「python」というコマンドを実行すること。

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すると、「ねえ、ねえ、どうする、どうする?」みたいなテンションで>>>が表示されるので、とりあえず何のプログラミング感もない「1+2」を入力してリターンをばしっと押すと、「3」という答えが返ってきました。

でもって、Pythonさん(黒髪、黒縁メガネのイメージ)は、続けて「ねえ、ねえ、どうする、どうする?」と聞いてくるので、Macならcontrol + dでこの「対話モード」から抜けられます。あるいは「quit()」というコマンドでも抜けられる模様。

ふむ。

簡単な機能ならこれでも十分試せそうですね。本格的なプログラミングに入る前に、この「対話モード」で例のあれをやってみましょう。あれですよねあれ。

もう一度「python」で対話モードを起動して、例のおまじない「print('Hello world!')」を入力します。

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そして、ばしっとリターン。

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ちゃんと、「Hello world!」と表示されていますね。

う〜〜〜ん、もうちょっと感動するかなと思ったんですけど、案外普通でした。もう歳でしょうか……。

「Hello world!」というのは、プログラミング入門時の一番最初によく使われる文言で、それは一種のミームと化しています。

この言葉は、その人が一番最初に作ったプログラムからの挨拶であり、その人がプログラミング世界に飛び込んだときに開けた扉であり、その扉の先で待っている人たちに向けた(少し早めの)挨拶でもあります。

今のこの世界と、そうではない世界をつなぐもの。その技術、その未来、その可能性に込められたミーム。それが「Hello world!」です。

みたいなことを熱く語ってしまうのでこの話はここまでにして、次回はファイルを作ってコードを実行するのを試してみるとしましょう。

(つづく)


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