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自信とひねくれ者チャレンジ

ちょっと考えました。

たとえば、私は毎日歩いています。単純に考えて40年近くは歩いていると言えるでしょう。では、私は「歩く」自信を持っているかというと、微妙なところです。あまりに自然にできるがゆえに、自信みたいなものは育まれていません。ただ、歩けるだけです。

一方で、私が何らかのケガをして、しばらく歩けない状態が続いたとしたらどうでしょうか。そこから少しずつリハビリを続けて、ようやく歩けるようになったら。きっとそのときは「歩く」自信を持てている気がします。

そうすると、自信とはなかなかやっかいなヤツなようです。それを持つためには、ある種の困難──できない状態からできるようになるまでのプロセス──を経る必要があるのです。

たとえば、ある行為Xがあるとして、あなたはそれに自信がないとしましょう。だから、それを避けます。当然避けているだけでは、それができるようにはなりません。となると、永遠に自信は得られないことになります。

「自信がないから、できない」

は永久ループ突入への呪文なわけです。

むしろ、ひねくれ者のマインドセットを発揮して、

「自信がないから、ちょっとやってみる」

くらいに思えたら、物事の習得はもっとずっとスムーズに……、いやスムーズにはなりませんね、もっとインクリメントになっていくのでしょう。

そこまでひねくれ者にならなくても「できないかもしれないけど、やってみる」という気持ち、あるいは「完璧にはできないかもしれないけど、やってみる」や「うまくできないかもしれないけど、やってみる」という言い換えによって、取り掛かる気持ちが生まれれば、そこから徐々に自信みたいなものは育まれていくのかもしれません。

なんにせよ、自信のないことがあるとして、ぼーっと待っていたら突然自信がふって湧いてくる、みたいなことは起こらないでしょうから(B級少年漫画ですらなさそうな展開です)、ちょっとずつでもチャレンジしていけたら、Feel so good です。

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