グリーンマイル
知ったのは14歳の時、
修学旅行先の京都で両親からの手紙を読んだ日。
「子供たちから両親へ事前に書いた手紙が、旅行中に両親に届く」という、中学生で思春期真っ只中の私たちへ配慮が行き届いたサプライズを先生たちが計画し用意していましたが、まさかの逆サプライズ。
子供の頃は知らなかった、先生の大変さを大人になって知った今、忙しい合間をぬって、他人家族のために尽くす先生たちには感謝と尊敬でしかありません。本当に。
もらった手紙を読み返すことはほとんどありませんが、母からもらったこの手紙だけは、3年に1回くらいふと思い出して、読んでしまいます。
その手紙に書いてあった、私が生まれたときの話の中で出てきたのが
この「グリーンマイル」という映画。
当時は「そうなんだー」という感じで映画には全く興味がわかなかったですが、大人になって観るとすごく良い作品で。
差別や友情、優しさややるせなさが詰まっていて、
長い年月を生きた死刑囚のジョンは、最期に「生まれてきたことを謝ります」。
この作品の感想文が書けるほど、私はまだ何も経験していないし、生きていないような気がします。
これから私が生きていく人生の中で、できるだけ多くの経験をして、いつか感想文を書きたいですね。
スティーブン・キングの作品はショーシャンクも有名なのでこの作品は若い世代にあまり知られていないですが、
この作品を、もっともっとたくさんの人に観てほしいと、心から思います。
それにしても、
第一子が生まれるタイミングでこの映画を見ていた母、
強い。
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