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低下した皮膚バリア機能を植物オイルの力で補う♡

年齢を重ねて低下する「皮膚のバリア機能」実は年齢だけではなく、食事の偏りや睡眠不足、ストレス、ホルモンバランスの崩れなどでも起きると言われています
この「皮膚のバリア機能」は私達にとってとても大切な機能なんです


皮膚のバリア機能って?

皮膚の最も外側にあるのが「表皮」
この表皮は4層に分かれていて

表皮構造

一番下の「基底層」で生まれた「角化細胞」は分裂を繰り返し徐々に上に
一番上の「角質層」に到着した段階で「細胞核」がなくなります
扁平になった細胞はレンガの様に積み重ねられて「角質層」を作っています

すでに「細胞核」がなくなった死んだ細胞ですが、表面に「皮脂」と「汗」が混じり合ってできている「皮脂膜」を覆わせて外の刺激から守ってくれているのです♡

加えて角質細胞の中にある「天然保湿因子(NMF)」が、角層の中の水分を抱えて保持し、角層細胞の間にある「セラミド」を中心とした「細胞間脂質」がしっかりと重なりあって強力なバリア機能と水分保持機能を担っていてくれているはずなのですが・・・

それぞれが減少してくると「皮膚のバリア機能」が低下
肌内部の水分も蒸発し不足することで乾燥肌が進んだり、外からの刺激や感染に弱くなってしまうのです。

バリア機能を回復させるために「植物オイル」の力を借りてみる

皮脂は「皮脂膜」を構成する大切な成分
皮脂分泌が少なくなっているのであれば補う♪
実は植物オイルには「皮脂」に似た成分を持つものがあります。特に「ホホバオイル」は私達の皮脂成分「ワックスエステル」を主成分とするオイルです

なので肌馴染みがとても良く、実は酸化もしにくいので保存に神経質にならなくていいのです(冬場、とても寒いとトロッとなりますが、室温で戻ります)
お風呂上がりにまず「ホホバオイル」をつけて、それから化粧品をたっぷり、その後 乳液やクリームを塗って水分蒸発を防ぐ。

ホホバオイルに含まれる「ワックスエステル」には肌バリア機能を高めてくれる効果があるので、これで「バリア機能復活」です♪
もちろん体全体にも、頭皮にも塗れるオイルです

ホホバオイルの黄色い色とクリアな色の違い

黄色い色のホホバは未精製のオイルです。クリアなオイルは精製されたもの
もし使ってみようかなって思われる場合 肌に自信がない場合はクリアな方からお試しくださいね。
もちろん「黄色い未精製」のオイルには「ホホバ」が持つ栄養がそのまま含まれています。砂漠で頑張って生きている力強い「植物の栄養」をお裾分けしてもらえます♪

角質層が乾燥を防ぐのは

角質層は人類の祖先が海から陸に上がっていく進化の過程で、陸地での乾燥を防ぐためにできたものだと言われています♡
そう考えると乾燥を防いでくれる機能があるって「納得」ですよね

今私達は植物オイルの力を借りて、乾燥から肌を守る。
肌だけではなく身を守る。皮膚バリア機能をしっかり維持したいです


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