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バイト先にいたパーフェクト美女(※片づけはできない)の話

先日、ひょんなことから、
大学生の頃バイト先にいた、パーフェクト美女のことを思い出しました。

それで、せっかく思い出したことを忘れないうちに、Threadsに書いたのです。

でも、「片づけできない=欠点」みたいな伝わり方をしちゃって、

わたしが伝えたかったのは、そういうことじゃないんだよなー

と思ったので、今日は、弁解させてください。

本当に伝えたかったのは、「片づけしないと、もったいないよ!」ってことです。


パーフェクト美女のパーフェクトさ

まず、本題の「片づけしないと、もったいない!」に入る前に、

パーフェクト美女のパーフェクトさを語らせてください。

なんでこんなパーフェクトな人が、こんなところで働いてるんだろう?」と不思議なくらい、パーフェクトでした。

ルックス

言わなくても分かってたかもしれないけど、
ルックスが良かったです。

しかも、かっこいい系です。

  • 赤いリップ

  • ハイヒールのカツカツする音が似合う

  • いつ見ても360度完璧なヘアスタイル(編み込みとかしてて、でも清潔感あるまとめ髪だった)

  • 程よい筋肉で細すぎない

  • 姿勢が良い

  • コラーゲンを飲んで、努力も欠かさない

日本人女性って、「幼く見せたい」「かわいらしく見せたい」人が多い気がしますが、

かっこよくて大人っぽくて、
プラダを着た悪魔のアン・ハサウェイを思い出しちゃうような
その方向に振り切った意志も含めて、かっこよかったです。

優しさと強さ

ルックスの良さだけではないです。

性格も、優しさと強さをあわせ持ってました。

昔むかし、ある日のわたしは、

クレーマーに、こんにちはして
対応も不器用で、ガミガミ怒られてしまい、

「やばい、これは社員さんに対応してもらおう」と判断して、
社員さんを探しに行きました。

ですが、心がいっぱいいっぱいで、
そのパーフェクト美女(実はこの人は社員さんです)と目があった瞬間に

だばーっと涙がこぼれて、何があったのか
うまく話せませんでした。

そんな中でも、
「大丈夫、わたしが言ってあげるから」
「鈴木さんは、休憩してて」
「大丈夫だからね」

と、言ってくれたのです。

その後、クレーマーの言いなりになるのではなく
毅然とした態度で、その場をおさめてくれてました。

優しさと強さ。

努力家

その人が何を目指しているのか、聞いたことはなかったですが、
よく勉強してました。

休憩時間には、資格のテキストを開いていたし

チラッと見たら、
テキストにはラインマーカーが引かれていたり、
書き込みがあったり、

紙のヘニョ具合からも、使い込まれた感じが漂ってました。

仕事に直結する分野だったので、
多分あれは、向上心。

普段の仕事ぶりからも、がんばっているのは伝わってきていたし、
もし目標があるのなら、叶えてほしいなーと

心の中で応援していました。

唯一の弱点

パーフェクト美女の語り、長くなっちゃった。

それくらい、パーフェクトだったんです。

でも、その人が唯一、うまくできなかったのは、

片づけでした。

社員さんは、ひとりにひとつずつロッカーがあって

持ってきたバッグを入れていたんだけど、

その人のロッカーだけ、閉まってなかった。

ロッカーの奥半分に

  • いつぞやの書類(最後まで折り目たっぷり)

  • ドラッグストアから来た「15%オフ」のハガキ

  • なんかよくわからん服

が陣取っているので、
手前に持ってきたバッグを入れたら、はみ出しちゃうのです。

何人かは「もうちょっと、ちゃんとしたら?」って、
怖くなく冗談まじりにいい感じにツッコミ入れてましたが

本人は、「わたしは片づけ苦手」と。

結局わたしがバイトを辞めるときまで、
ロッカーが閉まることはありませんでした。

そんな、ルックスも性格もよく、向上心もある彼女を見ていて、
わたしが思うのは、

片づけしないと、もったいない!

です。

なぜこんなに完璧な人が、ここで働いてるの?」と不思議だったし、

それって、散らかった空間が、足かせになっているように、見えたんです。

思い出したのはタイヤ引き

散らかった状態で頑張ってる人を見ると思い出すのは、
いつだって
中学のとき、陸上部の練習でやっていた「タイヤ引き」です。

横に倒したタイヤに、輪になった紐が付いていて、
その紐を腰につけて、

全力で走る!!!!

というトレーニング。

やったことある人はわかると思うけど、走りにくいのなんの。

タイヤは重いし、地面との摩擦もすごいので、
どんなに一生懸命に走ったつもりでも、全然進んでない。

しかも、疲れて一度止まってしまったら、
静止摩擦力の方が動摩擦力よりも大きいからなのかなんなのか
また走り始めるときは、さっきの比ではない体力使います。

大変だったー

足が速い友達は、タイヤをつけていても、そこそこ速く走っていたけど

それでも、大変なのは変わりなかったよう、、、

資格の勉強と散らかった空間

で、タイヤ引きと同じなんですよ!

散らかった環境で、資格の勉強するというのは!

ロッカーに「契約更新のお知らせ」「15%オフ」という紙が詰まっている。

バッグを入れるときに
「契約更新のお知らせ」「15%オフ」を見る。

資格の勉強をする。
「細胞とは」とか勉強する。

そうすると、脳みそは

  • 契約更新のお知らせ、ね。

  • 15%オフね。

  • 細胞っていうのは、そういうものね。

と、情報をたくさん処理しなきゃいけない。

「契約更新のお知らせ」と「15%オフ」のことは、
そんなに大事じゃないと思うかもしれないけど

それでも、処理はしてる。

アプリを立ち上げたら、消すことを知らなかったお母さんのスマホみたいに
バックグラウンドで何かやってて、重くなる。

脳みそって、そういうものじゃん。

それを毎日やってるとしたら、
すごくもったいないよね。

もし、片づけしておいたら

ロッカーにバッグ入れる時は、文字を読まないですむ。

資格の勉強する
細胞とは何なのかとか、勉強する

そうしたらさ!!

脳みそは「細胞とは何なのか」だけを処理すればいいの!

サクサクなの!!

わかる?!!?

(やばい、ヒートアップしてきてしまってる)

つまり!!

あのパーフェクト美女も、
もし片づけをしていたら、

あんなところで燻ってる人間じゃなかったんです。

それくらい、仕事できる器があったんです!!!

だから、あの人が何を目指していたか知らないけど、
目指しているものになれたはずだし

仕事をとおして、もっと多くの人に価値を届けられる人でした。

もしかしたら、だけど

結局、バイトを辞めちゃったので、その人が今何をしてるのか、知りません。

元々の能力が高いので、
片づけせずとも
昇進して大活躍してるのかもしれないし

どこかで、ハイヒールをコツコツ鳴らして
かっこよく歩いるかもしれない。

でも、散らかっている環境が足かせになって
やっぱりまだ、資格の勉強をしていたり、
諦めて現状に甘んじているのだとしたら、もったいないなと

あの時、何もしなかった自分がちょっと悔しくなりました。

本来持っている自分の力を発揮して、自分の夢を叶えるために、

そして、夢を叶えたその先で、仕事をとおして貢献できる周りの人のために、

片づけしようよ!

あなたは、そんなところで燻ってる人間じゃないよ!!

とか書いてみるけど

きっと読んでないよなー。

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