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裏方

今日もラジオを聴いてた。

すると、こういう話になっていた。 



「裏方を経験したことがあるDJさんと、裏方を経験していないDJさんとでは、明らかに動きが違う」



と言う話をしていた。


確か、こういう感じの話だったと思う。



ある時、アシスタントなどの人が足りなくなり、急遽、大ベテランのラジオDJさんがアシスタントの裏方の仕事をしたそうだ。


その動きはやっぱり、何年も経っても衰えておらず、細かいところまで気が付くような、そういう動きだったらしい。


だから、若いラジオDJさんが感動したということを話をしていた。



日常で生活していると、ラジオDJのようなどうしてもそういう花形のような仕事に目を向けてしまいがちだ。


ボクも小さいときは、パトカーに乗っている人や、レスキュー隊のような仕事が輝いて思えた。



 じゃあ、ゴミを回収してくれるお仕事の人は花形ではないのか?




答えは、ノーだ。



ゴミを回収してくれているから、町はキレイでいられる。



むしろ、人からは見えないところで、頑張っていてくれる人の方が、すごいのではないかと思う。



だって、人は誰でも他人から見られてるときは、頑張ってしまうものだと思うから。
(中学校の掃除の時間、先生が目の前を通ったときだけ、一生懸命に掃除をしている風を醸し出していた。)



 本当にスゴいのは、人に見られていないときでも、マジメに仕事が出来る人だと思う。



そして、どんな職業でも一人ではできない。


ラジオDJのような華やかな仕事でも、一人では無理だ。





人は必ず、支え合っている。


見えないところで。




だから、毎日感謝する気持ちは忘れてはならない。



ボクがいて、みんながいる。





今は輝いて見える人でも、若いときは沢山の苦労をしているんだろう。


そう感じた。




4月から新しい社会人生活を初めて、慣れないことばかりで、毎日が辛い人もいるだろう。


少し前までは大学生だったのにね。



毎日、上司から雑用ばかり言われたり、自分がなぜこの仕事をしているんだろう…………?

って、思う日もあるかもしれない。





「こんなことに、意味があるんだろうか?」


って、思う日もあると思う。


偉そうなことを言うつもりは無いけど、
けど、ボクも今になって思う。



「どんなことでも、意味のないことはない」




と。





今はそう感じないだけ。




いつか、かならず



「あの時の苦労があったから、今の自分がいる」




って、思い出す日がくる。



だから、どんなことでも意味はあるし、報われない苦労はないよ。


辛いときは、話してみよう。

話すだけでラクになれると思うんだ。



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