文房具について思うこと

写真多めだが少々長いので、休日の暇つぶしにでも。


最近Twitterにも愚痴を書いたが、1時間に5回も不在着信を残す輩は仕事が出来ない人間なんじゃないかと思い、今後の付き合いを考えたくなる。

闇金からの督促電話から逃げている訳でもなく、状況的に出れないから出ないのだ。
踏み倒そうとも思っていないし、そういえばそもそも借金をしたことはない。
仕事の電話である以上、こちらが電話できる状況になれば100億%コールバックする。

まさか、コールセンターに僕という人間が10人くらいいて、何度も掛ければ「いずれかの僕」が電話に出るとでも思っているのだろうか。

いや、もしかしたら僕の携帯電話が昔の黒電話のように「誰から掛かって来たのか分からないだろう」とでも心配してくれているのだろうか。

一度掛けて出なければ、正座でもして待っていて頂きたい。
このような輩は知らないのかもしれないが、僕の携帯電話には不在着信を含めた着信履歴を表示するという高度な機能が搭載されている。
iPhone舐めるな。


…いかんいかん。

またやってしまった。


僕の投稿する記事には、高確率でネガティブな要素が含まれている。
「こんなイライラする出来事があった」
「こんな絶望的な状況に陥った」
など、気付けばそんな文句ばかり書いている。

何かの記事に「今日も元気にキレてますね!」というコメントを頂き、ハッとした。

たしかに!!と。

キレ芸を生業としているわけでもないので、久々にフラットな気持ちで書きたい。
が、フラットな事を文章化するのが、どうやら最近の僕は苦手なようだ。

僕の好きなものの話ならば、どうにかこうにか書けるだろうか。


子どもの頃から文房具が好きだ。
平成元年に小学1年生、翌年に2年生というように平成と共に歩んだ学校生活。
変わった形や良い香りのする消しゴムを集めてみたり、振るだけで芯が出るような(当時としては)先進的なシャープペンに小遣いを使うような子供だった。

もちろん、無駄にボタンが沢山ついていて鉛筆削りやら消しゴムケース、虫眼鏡が「カシャァーンッ!」と音を立てて無駄に飛び出したり、鉛筆を差し込んだトレーがミサイルの発射台のようにそそり立つ、いま思えばどうしようもない両面収納のハイテク筆箱若い人達に伝わるだろうかも大好きだった。
無駄に温度計まで付いていたような記憶があるが、現在の教室の室温に本当に興味のある小学生が全国に一体何%いたのだろうか。
ちなみに、カードが一枚入る程度の透明ポケットには、律義に時間割を記入して差し込んでいた。

「三つ子の魂百まで」とはよく言ったもので、40を迎えた今でも、しっくりくるものが自分の中で決まるまではそこそこの回数のトライ&エラー、いや、こんな言い方をすると美化しているようなので正直に白状するが、「無駄買い」を繰り返す悪癖がある。

(×××という高級な筆記具のブランドが好き、などという話ではないので気楽に読んで頂ければと思う。)


メモ帳

たかだかメモ帳なのだが、仕事において欠かすことが出来ないツールなので、意外と気を遣う。
そもそも忘れっぽい性格なので、必要以上にメモを取る習慣がある。

ここで問題なのは、どんなメモ帳を使うか。
スケジュールの管理用に手帳も持っているのだが、そちらはあまり雑多に扱いたくない。
というか、申し訳程度に備え付けられているメモページでは一年を乗り切ることが出来ないのだ。
また、スーツの内ポケットに忍ばせるには少々厚いため、これもまた具合が悪い。

商談中に走り書きをしたり簡単な図面を描くこともあれば、必要に応じてページを切り取って人に渡すこともある。

では、文房具店で買った小型のメモ帳でも使うか。

例えばこんなやつ


これは、僕にとっては少々具合が悪い。
なかなかの頻度で開くため、適当なものを適当に使い適当にポケットに入れると表紙がボロボロになってしまいがちだ。
人前で使うには印象も悪いし、何より自分のテンションが上がらない。
あと、ボロッボロのメモ帳を開いて「あー、どこに書いたっけなー」と汚い字で書いたメモを探しまくっている人は仕事が出来なそうに見えるし仲良くなる自信がない。
※個人の感想です。

ならば少し高価なメモ帳でも使うか。
それも微妙に違う。
メモを取る量が多いため、毎度毎度そんなものを買うのはコストパフォーマンスが悪すぎる。

紆余曲折あって出会ったのが、パスポートカバー。


本当はパスポートを入れるやつ



そもそもパスポートの薄さに合わせて作られたものなので、スーツの内ポケットに入れてもそこまで響かない。

これに、どこにでも売っている小型のキャンパスノートを入れる。


多分100均とかでも売ってるノート
B7C罫36枚
品番:ノ-231CN


表紙と裏表紙を挟み込む

不思議なことに、100円ちょっとで買えるノートが、良い感じに見える。
何よりレザー製なので、丈夫。
ダメージが蓄積したとしても、エイジングであると言い逃れできる。
誰に言い逃れするのかは分からないが。
中身のノートを使い切ったら交換すればいいだけなので、カバーさえ買ってしまえばその後のランニングコストはとても低く押さえられる。

メモ帳にお悩みの方にはオススメだ。

ちなみに左側にあるカレンダーはマスキングテープ素材のシール。
要らなくなったら剥せるので意外と便利。

マステなので剥せる

ちなみにスケジュール帳は人に見せることがほとんど無いので、僕の好きなgraniphのキャラクターを勝手にデザインに取り入れ印刷してバッグに忍ばせている。


はい可愛い。
(酷いパクリだが隠れて使っているので通報しないで欲しい)
塗りつぶしのところには本名が書いてある。
落とし物、忘れ物をする確率が若干低下する。
(意識の問題)

ボールペン

ジェットストリーム 多機能ペン
4&1 Metal Edition ガンメタリック
ボール径0.5mm

黒・赤・青・緑・シャープ


これといって特別な機能はない。

もう何年も、ボールペンは三菱鉛筆のジェットストリームシリーズを使っている。
人それぞれ書きやすいペンがあるだろうが、僕の場合は滑らかな書き味が癖になってしまい他のペンを買わなくなった。

世の中には、どういうわけかビニール傘や100円ライター、ボールペンを「みんなの物」と思っているやからが一定数いるようで、ちょっと貸しただけのはずがいつの間にかパクられているという事象が稀に起こる。
仕事柄、取引先の担当者にボールペンを渡すシーンもあるので、上記の事態を避けるためにこちらも名入れにしてある。




モザイク処理してあるが卑猥なものが写っているわけではない。
筆記体で名前が彫刻されている。
もちろん僕の名前が卑猥なわけでもない。

購入当時2,000円くらい、ただのボールペンとしてはちょっとだけ高めだが、食費を削るほどのものでもない。
高すぎず安すぎず、見た目もそこそこ良いので仕事には向いていると思う。


北星鉛筆/大人の鉛筆

名前に「大人の」と付くからといって、別にいやらしいものではない。
そう思った貴方は少し疲れているのかもしれないので、軽く休息を取った方が良い。
わざわざこんな戯言を書いている時点で、一番疲れているのは僕なのかもしれないのだが。

軸は木製

買ってから随分と経ったが、こちらはシャープペンスタイルの鉛筆。
芯の太さも握り心地も六角形の鉛筆そのものなので、書いた文字も柔らかく、なおかつキャップなど無くても芯は折れない。
構造はシャープペンなので。

芯も太い

芯は専用の削り器で尖らせる。


左右にクルクルすると
(使い込んだせいで汚くて申し訳ない)
尖る

ホチキス&ハサミ(携帯用)

携帯用。
いつもペンケースに入っている。
そんなに高頻度で物を切ったり綴じたりすることは無いのだが、持っていないときに限って必要になりコンビニで気に食わない物を買ってしまいがちなアイテムNo.1がこれだ。
それが嫌で仕事用のペンケースには常に入っている。

こいつが


トランスフォームする

見て頂ければ一目瞭然だろうが、切りにくいし綴じにくいことこの上ない。
しかし、あるのとないのでは大違い。
ちなみに派手なピンク色なのは、バッグやペンケースの中から見つけやすいという理由だけだ。
僕の好きな赤やオレンジ色のものが(購入当時に)発売されていれば、迷わずそちらを買ったと思う。


こんなにたくさん■■を買わなければ今頃××が買えたんじゃないか、みたいなものが人生には往々にしてあるが、僕にとっては文房具と煙草がそれにあたる。
きっと自動車くらいは買えただろう。

などと思ったが、自動車も持ってるし、住むところにも困っていないので別にいいか。
煙草もやめない。

と、開き直ったところで今日は締めたいと思う。

どれも簡単に入手出来るものなので、気が向いたら試して頂きたい。


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