怖がるよりも、知ってみる~世界が突然ひっくり返ったお話~

日常が突然変わってしまう事。

まさか想像もしていなかった事が突然起こった。

しかも、地球上の殆どの人にその変化が訪れた。って考えたら中々すごい。

更にびっくりするのは、やはりなんだかんだ適応するしかないし、適応し始めているとゆう事。

まぁ日常で言えば日々モヤモヤするし考える事はあれど、もはや普通の生活を送っている。

夏休みはこっそりと沖縄本島で実家の母と妹と合流し、家族旅行をしたりも、した。

情勢が落ち着いていた頃に決めていた事だったけれど、あれよあれよと沖縄が再び緊急事態宣言になり、賛否両論ある中で、あまり公にせずに。

"SNSに上げられない旅行なんて"と思いながらも、逆にいつからかこんなに日々を公に過ごしていた事にも、びっくりする。

noteも、最初はもちろんお店のために始めたので書くたびに他のSNSでシェアしていたけど、最近は、やめてみている。

新しく始めた事だったので、いいねが増えれば嬉しかったし、読んでもらって反応があればもちろん嬉しいのだけど、何となく見つけて読んでくれる人がいたらいいや。今はそんな心境なのだ。

話は戻って、こんな状況の中、沖縄本島に行く事は本当に前日ギリギリまで悩んだ。

実際、ハゲるんじゃないかと思った。

夏休み中とは言え、息子は小さい園に通っている。

自分の勝手でその園に迷惑を掛けるわけにはいかない。

小学校も、石垣島から出たら一週間登校禁止となっているし、何よりこの時期に動くとなると人からどう思われるか。

率直に、馬鹿だと思われたら嫌だし、帰って来た後のみんなへの気まずい感じも嫌だ。

結局のところ"人からどう見られるか"を一番気にしてる自分を見つけて、かっこ悪いなぁ〜と落ち込んだり(前回の記事参照)。

けど、結局、行く事にした。

年齢の事もあり、一番心配だった母がキャンセルする気配が微塵もなかったのもあるし、結局のところ、私は行きたかった。

今後、もしかしたら会いたい人に今以上に会えなくなってしまう可能性が、あるかもしれない。

そんな事が頭に過りながら、後悔しないように生きたい。そう思った。

だって世界が突然変わってしまったんだもの。

何があるか分からない。

日々、大切に生きよう。

会いたい人には、会おう。

そんな事を考えながら。

実際、行ってしまえば、なんでもない。

本当に全然、なんでもなかった。

だって、もう、対応して生きていかないといけないんだもの。

小さな島で見えないものに怯えてたけど、怖がっていたのはウィルスではなくて、他人の目だった。

もちろん、ヤツに関しては考えていかないといけないし今後も付き纏ってくるんだろうけど。

そして小さな島だから無責任な行動は出来ない訳だけど。

ここで大事なのは、自分なりの答えを持つことなのかなって思った。

何が正しいかなんて誰も分からない世界で、私の行動に同意してくれる人も、拒絶反応を示す人もいるだろう。

考えが途中で変わる事だってあるだろう。

それでも、自分で考えて決断して行動した事なら胸を張れると思う。

一人一人が、ちゃんと、自分事で考える事が大切で。

右向け右では、闇雲な植え付けられた恐怖で結果的に人を傷つけてしまう事もあるかもしれない。

みんな生きていればそれぞれの事情があるしね。

自分が正義になってしまうのが一番怖いなと感じた、ここ最近でした。

正義は悪を作ってしまうよね。

詰まるところ、自分に恐怖心があるなら、それを知ってみる。探ってみる。

それが明確になれば、自分のやるべき事が見えてくるし、見えてしまえば意外と怖くないよってお話でした。

〈自己紹介〉Rasaと言います。2008年に東京から移住し、沖縄県の石垣島とゆう島に住んでいます。現在はSunnyTimeとゆう小さな工房を営んでおりまして、Instagramをメインに商品の事などを紹介しています。noteでは、Instagramで伝えきれていない、商品の誕生するまでのお話だったり、関わってくれている素敵な人達だったり、そもそも素晴らしすぎる石垣島で採れる原料のお話だったり、個人的な事を書いています。

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