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対談本出ました(ジェネラリストが知りたい 膠原病のホントのところ)

単著(ロジックで進めるリウマチ・膠原病診療)・編著(ケースでわかるリウマチ・膠原病診療ハンドブック)に続く対談本が出ました。アマゾンのランキング(膠原病・リウマチ)1位で、滑り出し好調です。好調すぎて品切れのため、下掲スクリーンショットでは5,148円の表記ですが、定価3,960円(本体3,600円)です。

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2022年早々に共編著、インタビュー本が出る予定、「ロジリウ」もお陰様で第5刷なので、そろそろ改版したいところです。一番足りないのは「英語の原著論文」だという指摘は、筆者の心電図にST-T変化を引き起こすので御遠慮下さい。

メディカル・サイエンス・インターナショナル社の神田様のご尽力に感謝します。

以下、本書の序文です。

このたび、竹之内先生との対談形式でリウマチ膠原病の「門前書(入門書の一歩手前)」をお届けできる機会を得られて嬉しく思います。帝京大学ちば総合医療センターのリウマチ科は歴史も浅く、萩野が赴任してからの約10年間が蓄積の全てです。それでもその間、多くの若手医師と一緒に沢山の患者さんと向き合ってきました。帝京大学ちば総合医療センターを卒業した若手医師は、やがて中堅医師として、ある者は基礎免疫の探求へと向かい、ある者は「帝京ちば流リウマチ診療」の妥当性を自ら確かめる旅に出かけ、さながらタンポポの綿帽子が飛び散るように、帝京大学ちば総合医療センターを踏み台として日本各地に散っていきました。
竹之内先生は日本の中心部・愛知県の一宮西病院で、まさしく地域に求められる形のリウマチ膠原病診療をはじめたばかりです。彼や、彼のように日本のあちこちでリウマチ膠原病診療に向き合う先生方へのエールを届けるような気持ちで対談しました。
この本を踏み台として、リウマチ膠原病診療に入門される若手医師が一人でも増えることを祈念しています。

いただいたサポートで麦茶とか飲みます。