カタリナ・クラエスに学ぶ 男にも女にも好かれる方法

1、はじめに

個人的な今期No1アニメ
「乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…」
通称「はめふら」 

あらすじ
主人公カタリナ・クラエスは
ある日突然、自分が17歳で事故死したオタク女子で
乙女ゲームの世界に転生していた…ということに気づきます。

しかし、その転生先は
そのゲームの主人公ではなく
主人公にイジワルしまくって、破滅の運命をたどる悪役令嬢でした。

数年後に迫った破滅エンドを避けるため
カタリナは奔走します!

この主人公、実は
凄い美少女なわけでも、高い魔力があるわけでも、
頭がいいわけでもありません

…なのに、男女問わずめっちゃモテます!
登場人物全員カタリナLOVEになる!といっても過言では無いくらいです。

ちなみに、私もカタリナちゃん大好きです!

なぜ、こんなに好かれるのでしょう?

「創作なんだから、主人公に都合よくいくでしょ」
と言われれば、その通り。 
確かに都合のいい部分もあります。

ただ、1つ言えるのは
「カタリナのように行動できる人は、必ず多くの人に好かれる」
ということです。

なぜなら、カタリナの行動は「人に好かれる原則」に則っているからです。

2,「人に好かれる原則」って何?

「人に好かれる原則」について書かれている本があります。

1937年の発売以降、80年以上に渡って、
全世界で1500万部を売り上げている『人を動かす』です。

「80年も前の本じゃ、内容も古臭いんじゃないの?」
と思う方もいらっしゃるかもしれません。

しかし、この本は、最近注目を集めている
『中田敦彦のYou tube大学』を初め
多くの教育系チャンネルで紹介されています


要は、現代にも通用するものとして考えられているということです。


この本の中には合計して30の原則が紹介されています。

人を動かす三原則
盗人にも五分の理を認める
重要感を持たせる
人の立場に身を置く

人に好かれる六原則
誠実な関心を寄せる
笑顔を忘れない
名前を覚える
聞き手にまわる
関心のありかを見抜く
心から褒める

人を説得する十二原則
議論を避ける
誤りを指摘しない
誤りを認める
穏やかに話す
イエスと答えられる問題を選ぶ
しゃべらせる
思いつかせる
人の身になる
同情を寄せる
美しい心情に呼びかける
演出を考える
対抗意識を刺激する

人を変える九原則
まずほめる
遠回しに注意を与える
自分の過ちを話す
命令をしない
顔をつぶさない
わずかなことでもほめる
期待をかける
激励する
喜んで協力させる

…多すぎますね!!

なので、ざっくり一言でまとめてしまいます!

好かれるためには
「相手の欲しい言葉を与えましょう」
ということです。

もう少し具体的にいうと

 1,相手の関心があることを話題にする。
 2,相手のプライドを満たす。
   ≒「自分は重要な存在だ」と相手に自信を持ってもらう。

ということです。

カタリナは、この2つを自然にやっていました!

(1)メアリの場合
カタリナはメアリが育てている花壇を話題にします。
そう「相手の関心があることを話題にした」のです。

そして、その後、カタリナの畑の問題を解決してもらったあとに
「メアリの手は緑の手なんだわ」
「メアリは植物を育てる才能にあふれた特別な手をもっているのよ!」
という褒め言葉でメアリに「自信を与えて」います。

これで、メアリの心はグッとカタリナに引き寄せられました。

(2)ソフィアの場合
ソフィアの場合も、メアリと同じパターンです。

ソフィアの関心事は「ロマンス小説」。
これが、ちょうどカタリナの関心事と重なったこともあって
「相手の関心事」を話題にすることになりました。

ソフィアは白い髪、赤い瞳という特徴的な見た目の影響で
「呪われた子」扱いをされている可愛そうな境遇の子でした。

しかし、カタリナはソフィアにとってはコンプレックスのその見た目を
「私は、ソフィア様のその絹のような白い髪も
 ルビーみたいに赤くキラキラした瞳もとても綺麗だと思います」

という心からの言葉で褒めて、ソフィアに自信を持たせてました

その結果、ソフィアはカタリナに心を惹かれます。

(3)その他のキャラ
その他のキャラも同様です。

ジオルド…関心事は「退屈な人生」
完璧王子のジオルドは、退屈な人生の中に「関心事」を見つけます。
そう、全く行動の読めない女「カタリナ」です。
全く知らずしらずのうちにですが、カタリナはジオルドの人生に
面白いと感じる、興味をもてるものを提供しました

キース…関心事は「愛情」
カタリナはキースに「弟」として重要な存在であること身をもって伝え
家族としての愛情を惜しみなく注ぎました。

アラン…関心事は「ジオルドへのコンプレックス」
カタリナはアランに「音楽の才能への賛辞」とともに
「ジオルドの弱点(=蛇)」
「人それぞれ、向き不向きがあるだけ」という視点を与え
アランをコンプレックスから開放し、自信を持てるようにしました。

ニコル…関心事は「家族/妹のことで憐れまれること」
カタリナはニコルの大事な妹であるソフィアに笑顔をくれたことと共に
誰にも理解して貰えなかった「両親、妹は自分の自慢の家族だ」という思いを分かってくれました。


3、なぜ、相手の関心事にアプローチできたのか?

ここが「都合が良かった」部分です。

キースは例外ですが、その他のケースでは
相手の関心事にアプローチできたのはすべて偶然です。

「じゃあ、カタリナのマネするのはムリじゃない…?」
と、思った方、大丈夫です。

そういう時のための「好かれる原則」があります。
これを行えば、偶然に頼らず、相手の関心事にアプローチできます

それは

1,相手に興味を持つ
2,聞き手にまわる

ということです。

興味を持って調べてみる、とか、ひたすら相手の話を聞く側に回って
相手自身に話してもらう
ことで相手の関心事にたどり着けます!

4,まとめ

カタリナみたいに相手と接すれば好かれます!

 具体的には
・相手の関心があることを話題にする
・相手のプライドを満たす。
・「自分は重要な存在だ」と相手に自信を持ってもらう。


相手の関心がわからない時は
・相手に興味を持つ
・聞き手にまわる




アニメは学園編に入ってきましたが
引き続きカタリナの人たらしっぷりを楽しみつつ
人に好かれる方法も学ばせていただきましょう!

お読みいただき、ありがとうございました!


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