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「礼儀正しさ」の重要性:無礼な態度が企業にもたらす損失

こんにちは、らるです。
今日は「礼儀正しさ」についての本を紹介します。

最近、クリスティーン・ポラス氏の
「Think CIVILITY
『礼儀正しさ』こそ最強の生存戦略である」

を読みました。

この本は、無礼な態度がどれだけ大きな害を
もたらすかをデータで示してくれる素晴らしい内容でした。

まず、無礼な態度が企業に与える影響について
具体的な数字が示されています。
以下はその引用です。

職場で誰かに無礼な態度を取られていると感じた人は、
たとえば次のような行為に出ることがわかった。
・48パーセントの人が、仕事にかける労力を意図的に減らす。
・47パーセントの人が、仕事にかける時間を意図的に減らす。
・38パーセントの人が、仕事の質を意図的に下げる。

クリスティーン・ポラス. Think CIVILITY 「礼儀正しさ」こそ最強の生存戦略である (p.6). 東洋経済新報社. Kindle 版.

この本は非常に興味深い内容でした。

礼儀正しさがなぜ重要かという理由が
具体的な数字で示されている点が
特にいいなぁ、と思っています。

引用部にあるとおり、
無礼な上司がいると、社員のパフォーマンスが
いかに低下するかが明確にデータで示されています。

これは私自身も直感的には
感じていましたが、
数字で裏付けられることでより説得力が増します。

例えば、引用にあったように
48%の人が仕事にかける労力を減らし
47%の人が仕事にかける時間を減らす
そして38%の人が仕事の質を下げるというデータは、
企業の経営者にとっては無視できないでしょう。

無礼だけど、仕事ができる…なんて人がいたとしても
その人に対する見方が変わるくらいの
数字だと思います。

この本は、逆に礼儀正しさがいかに得か
という話も触れてくれているので
また紹介していきたいと思います。

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