0729-0731の日記



7月29日(月)

久しぶりに電車で迷走神経反射を起こしてしまった。家を出るのが若干遅くなってしまって、朝ごはんも食べれずにいつもよりダッシュして駅に向かったせいかもしれない。
停車駅ですぐに降りて、藁にもすがる思いでホームのベンチに座る。気持ち悪くて頭がぐわんぐわんして呼吸が苦しい。手も痺れて動かせない。頭をあげられなくて顔が見れなかったけど、綺麗な赤いペディキュアを塗ったお姉さんが大丈夫?駅員さん呼ぼうか?と声をかけてくれて、これ使ってねと保冷剤まで渡してくれた。
駅員さんが車椅子を持ってきてくれて、乗り込んで救護室へ運んでもらった。お姉さんにお礼を言えていただろうか。辛くてほとんど記憶がない。
救護室のベッドで横になる。呼吸は苦しいまま。手も固まってしまって動かない。いつもは駅のホームで少ししゃがんでいれば良くなってくるのに、今回は症状が重い。は〜〜最悪、嫌だなあ、走らなきゃよかったなあ、とそのせいかどうかもわからないのにぐるぐる考える。
40分ほど経ち、手も動かせるようになってだいぶ落ち着いてきたので起き上がってみると、まだ少し気持ち悪さがあった。駅員さんが声をかけてくれて、もう少し休ませてもらう。枕元を見ると、1つだと思っていた保冷剤が3つもあって、他の人がお姉さんに渡してくれたのかなと思った。世の中、優しい人もたくさんいるなあと思うと同時に、朝の時間急いでいるだろうに申し訳ないという気持ちにもなる。
今すぐ職場に向かっても、とうに遅刻の時間なので職場に連絡をする。休みでいいと言われた。少し頭がぼーっとするけど、動けそうなので帰ることにする。駅員さんにお礼を言って救護室を出た。
帰宅。クーラーと扇風機をつけてぼけっとしていると、彼から大丈夫!?と電話が来た。ちょうど半休で帰れることになったとのこと。少し心細かったので嬉しい。迷走神経反射と軽い熱中症もあったんじゃないかと言われて、そうかもしれないと思った。
ポカリを買ってきてくれてたくさん飲んだ。氷枕を用意してくれたり身の回りのことをいろいろやってくれて、○○ちゃんが無事でよかったよ〜と何度も言ってくれた。愛されてんなあと我ながら思う。
その日は1日ぐったりして過ごした。夕方頃には体調も復活して結構元気になった。仕事のことはなるべく考えないようにして寝た。

7月30日(火)

思った通り、朝から上司に小言を言われる。最近多いですね。繰り返さないでください。任されている仕事に責任感を持ってください。体調が悪くなるならもっと早く起きて早い電車に乗ってください。
yonigeの「全部自分が悪いって思ってしまえば楽だって知ってるから塞ぎ込んで馬鹿みたいだ」と言う歌詞が頭をよぎる。ことあるごとによぎっては、この歌詞に救われている。自分のことをそっと肯定してくれているような気がする。お守りみたいな曲。
同期が話を聞いてくれた。あと1年半耐えられる気がしないと言ったら、今までもっときついこと乗り越えてきたんだから大丈夫大丈夫!って、手をぽんぽんしてくれた。この子が本当にあと2ヶ月で辞めちゃうんだと思うと泣きそうになった。
帰りの電車で座れた。できるだけ何も考えないように、目を瞑りながら帰る。視覚から得る情報が8割、みたいな話を聞いたことがあるので、頭が疲れたときによくやっている。たいていそのまま寝てしまうけど。


7月31日(水)

7月終わりなの??????ちょっと早すぎて信じ難い。
行きの電車の中で明日の休日の過ごし方を考える。ネイルケア、マッサージ、美容院の予約をした。
今日はすごくすごくすごく嬉しいことがあった。ただの業務の一環とはわかっていても嬉しい。口外できないから帰ったら彼に聞いてもらって消化しようと思う。
退勤ドリンクはファミマのアロエヨーグルトフラッペにした。ミルクティー以外ははじめて!アロエもおいしい〜。ヨーグルトだいすき、アロエ味がいちばんすき。
帰りの電車がだいぶ遅れている。雨と雷すごかったから仕方ないのか〜〜。
そういえば同僚が、新札の千円を見て「こういう猫いるよね、なんとかなんとか」と言っていた。ぶさかわな猫の種類がいるらしくて、北里柴三郎はそいつに似ているらしい。なんとかなんとかが思い出せなくて、なんでしたっけ、アメリカンショートヘア?と言ったら、全然違うよ、なんとかなんとかだよ。猫に興味なさすぎでしょ、と言われる。わたしは動物が苦手で、その同僚はわたしが動物苦手なことをよくネタにしてくる。こんなに会話は思い出せるのに猫の名前が全然思い出せない。まあいいか。わたしは身近な動物の中で猫がいちばん苦手でいちばん怖い。

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