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【英語表現<30秒チャレンジ>付】英語トレーニング・応援マガジン 2024.9.2発行 第667号 通じる英語を話す!

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■英語トレーニング・応援マガジン
2024.9.2発行 第667号
英語&スキルトレーニング BizCom
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こんばんは!
ビズコム講師の松尾です。

台風の被害に遭われた皆様に、
心よりお見舞い申し上げますとともに、
一日も早い復旧をお祈り申し上げます。

9月に入り、
今年もあと4ケ月となりましたが、
英語学習の進捗はいかがですか?

今年の目標達成が遠いと感じている皆さんも、
まだまだ諦めるのには、早いですね。

ここから、ギアを上げていきましょう!

今回は、
スピーキング力アップが目標の皆さんに、
役立つトレーニングを紹介します。

まずは、ご自身で試してみて、
さらに効果的に実践したいと思った方には、
「秋の3ケ月コース」もあります。

締切まであと5日!ご検討はお早めに。
<9/7(土) 24:00締切>

詳細は、インフォメーションを
ご覧くださいね。

では、Let's start!

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■鹿野先生の特別講義 第189回
─────────────────
トレーニングの目的を意識して
学習効果を高める <6>
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皆さんこんにちは、
BizCom代表の鹿野晴夫です。

全6回に渡ってお届けしてきた
基本トレーニングの目的も、
いよいよ、今回が最終回となりました。

<基本トレーニング>

  1. 音読

  2. ジェスチャー音読

  3. シャドウイング

  4. サマライジング

  5. 音読筆写

  6. リピーティング
    −−−−−−−−−−

1〜3のトレーニングを順に行うと、
音声知覚 → 意味理解 → 記憶保持が繋がって、
リスニング・リーディング力が向上します。

さらに、4〜6のトレーニングを順に行うと、
思考整理 → 文章構築 → 音声表現が繋がって、
スピーキング・ライティング力が向上します。

最終回は、6番の
「リピーティング」についてお話しします。


ネイティブ並みでなくとも、
相手が聞き取りやすい発音で話す!

皆さんは、
自分の話す英語を聞いたことがありますか?

聞いたことが無い方は、
スマホの録音機能などで、
英文の音読を録音して、聞いてみましょう。

母語(日本語)の録音を聞いても、
最初は違和感があるものですが、
違和感を通り越して、衝撃を受けるかもしれません。

「発音が、カタカナっぽい」
「発音が、モヤっとしていて聞き取りにくい」
「発音が、単語単位のブツ切り」
「発音が、平坦で英語らしくない」

ネイティブ・スピーカーではないので、
ある程度は仕方ないと思いつつも、
ショック・・・。

とりわけ、
普段、シャドウイングをしている方は、
上手く発音できていると思っていたのに、
大ショック・・・。

そんな皆さんに、
取り入れていただきたいのが、
「リピーティング」のトレーニングです。


相手の聞き取りやすさ、
言いたいことの通じやすさを意識する

相手が聞き取りやすく、
言いたいことが通じやすい英語を話すには、
いくつかのポイントがあります。

<聞き取りやすく通じやすい英語のポイント>
1.単語の発音とストレス
 ・子音だけの音に母音を付けない
  例)stop → sutopu「ストップ」×
 ・正しい音節を強く長く高く読む
  例)banana → ba-NA-na
    ※大文字:ストレス

2.チャンクと音声変化
 ・チャンク(意味の塊)で音を結束する
  例)Can I get you something?
      ↓
   CanI / getyou / something?

・機能語を弱く読み、
  内容語(意味・イメージ)を浮き立たせる
 例)cani / GETyou / SOMETHING?
   ※小文字:機能語、大文字:内容語

 ・結果として音声変化する(連結・脱落など)
 例)ca(na)i / GE(Tyo)u / SOMETHING?
   ※( )部分が連結:「ナ」「チュウ」

3.イントネーション
発話の意図や感情を伝える
  ・上昇調:質問・確認
  ・下降調:陳述・命令・Wh質問
  ・上昇下降調:選択肢・リスト・強調
  ・下降上昇調:部分的同意・不可疑問
  ・平坦調:無関心・暗示


リピーティングで強化する
「発音の正確さ」+「文法力」

リピーティングは、英文を聞いた後に、
その英文を話すトレーニングです。

<リピーティングの仕方>
7語±2語程度の英文と音声を用意して、
英文を見ずに音声だけを聞き、
聞いた英語を話します。

上手く言えなかった英文は、
英文を見ながら音声を聞き、
前述の3つのポイントを確認します。

ポイントを意識して何度か音読した後、
再度、リピーティングを行います。


シャドウイングとの違いは、
聞こえた音から話すのではなく、
一文を聞き終わってから話すことです。

一定の長さの英文を聞いた後に話すには、
意味や文構造を理解することと、
語順と語形変化に注意することが必要です。

そのため、リピーティングによって、
即座に話すための文法力が鍛えられます。

また、シャドウイングでは、
スピードに付いていくことに注力するため
発音が曖昧になりがちですが、

リピーティングでは、
より発音の正確性に焦点があたります。

シャドウイングは、音声知覚の自動化で、
記憶保持・思考整理のための領域を
ワーキングメモリに確保するのが目的。

リピーティングは、音声表現を自動化して、
発音の正確さと文法力を高めるのが目的です。

是非、お試しください。

   ☆  ☆  ☆

いかがでしたか?

「トレーニングの目的を説明してもらうと、
 なるほど!と思うけれど、
 なかなか自分1人では実践できない」

「自分で1人で行っていると、
 いつのまにか我流になってしまう」

「実際に、講師の説明を聞きながら、
 一緒に実践してみたい」

と思われた方はいませんか?

そんな皆さんには、
BizComのZoomレッスンがあります。

今なら、お得な短期コース
「秋の3ケ月コース」で始められます。

詳細は、下記インフォメーション
をご覧ください。

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 9月17日(火)〜12月14日(土)
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■ 話せる・書ける英語表現
<30秒チャレンジ!>
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話せる・書けるは、
英語表現のストック量で決まる!
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観葉植物のクリスマスカクタスが自宅に届き
その育て方について話している場面です。
( )に入る単語1語が浮かびますか?
★制限時間は、30秒!

A:あなたが買い物に出かけている間に、
誰かがこれを届けてくれました。
Somebody delivered this ( ) you were out shopping.
それを開けたけど、それが何かよく分かりません。
I opened it but I'm not sure ( ) it is.

B:クリスマスカクタスと呼ばれる植物です。
It's a plant ( ) a Christmas cactus.
どうやって世話をするのか分かりません。
I have no idea ( ) to take care of it.
私には、園芸の才能がありません。
I don't have a green ( ).

□ 答えはコチラです↓ ━━━━
A:Somebody delivered this (while) you were out shopping.
I opened it but I'm not sure (what) it is.

B:It's a plant (called) a Christmas cactus.
I have no idea (how) to take care of it.
I don't have a green (thumb).

知らなかった表現、使ってみたい表現は
場面をイメージしながら「音読」しましょう。

音読だけでは定着が弱いと思う表現は、
「音読筆写」まで行うと効果的です。
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今回の出題は、
BizCom公式教材English Trainer
Vol.80 Round 11から。
https://www.bizcom.training/correspondence-course/index.html
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■ EDITOR'S ROOM 〜編集後記〜
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自分の声を録音するのは
なかなか勇気がいるものです。

日本語でも気恥ずかしいのに
英語だと更に抵抗感が増します。

初めて私の英語が録音されたのは、
中学生のときでした。

望んだわけではなく、
学内の英語スピーチコンテストに参加したら、
録音されたのです。

渡されたカセットテープを聞いて、
あまりの下手くそさに衝撃を受けました。

冒頭の10秒ほどで停止ボタンを押し、
再びそのテープを聞くことはありませんでした。

その後も、何度か録音する機会がありましたが、
現存する録音で一番古いものは、
大学生で出場したスピーチ大会のものです。

あらためて聴き返すと、自分の発音が
ところどころ聞き取れません。

当時は、上手く発音しているつもりでしたが
実は相手に通じにくい英語だったのです。

講師となった今では、Zoomの録画を見て、
通じやすい発音で話しているか点検する習慣が
身に付きました。

自分の英語を録音してみるのは、
気恥ずかしさに耐える勇気が必要ですが、
その分、英語上達の効果は抜群です。

皆さんも、ぜひお試しください。

今号も、最後までお読みいただき
ありがとうございました。

また次号でお会いしましょう!
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◆お知らせ
 次号は、9月2日(月)発行です。
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