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東京都登録販売者試験の結果を受けて

・はじめに

2021年1月29日(金)に掲題の結果が発表されました。

まずは、受験者の皆さま本当にお疲れさまでした。
無事に合格できた方は、本当におめでとうございます。
また、今年度、惜しくも漏れてしまった方がに置かれましては、今年は、他県での受験ができないので、本当に悔しい思いをされたのではないでしょうか?是非、来年、リベンジをしていただき、一人でも多くの方が、医療で活躍されるのを期待しております。

・ここ数年のトレンド

東京都福祉局にあるデータからここ5年間のトレンドをとってみました。
結果が下記の通りになります。

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合格率は、3割台とやはり合格だけでもハードルが高いのが見てわかります。

・今年の傾向

試験問題をざっと見てはみましたが、教科書類をしっかり読んでおかないと対応ができないかと思います。
また、少し考えさせるような問題に切り替わっている感じも受けました。国家試験って、薬剤師も同様ですが、現場で判断をしなければなりません。より実務に即したような問題に変わりつつあるかなと感じました。

・対策

受験者の方々は、概ね、医療関係者の方だと思います。
前にも記事にしていますが、登録販売者の勉強範囲は幅広いので、試験勉強だけでは、太刀打ちが難しいと思います。

個人的には、業務や薬剤師の方・先輩登録販売者・メーカーの商品説明会などで知識をつける方が後につながるのでいいと思います。面白い覚え方や納得できる知識などいいものをどんどん吸収してほしいと思います。

ただ、教科書の良さももちろんあります。教科書の良さは、知識がしっかりまとまっているということです。もちろん、最後の追い込みには教科書であったり、過去問(少なくても3年間分)であることは言うまでもありません。ただし、平成30年3月にガイドラインが変更になっているので、現段階では平成31年、令和2年の過去問をやりこむしかないかと思います。

・自分(筆者)ができること

今回の合格率を見させていただき、かなりショックでした。
ある程度受かるものかと考えていたのですが、現実は、3割台の合格。

一般的には、3割の資格試験は難易度が高い部類になると思います。
医師や薬剤師など医療系資格は、専門学校に所定の年数に通ったのち、試験を受けるため、合格率は7~9割であることが多いです。

ただ、問題を見て思うのは、実務に即した問題が少し多いかと思います。そのため、テストの問題を単純に資格試験の問題と考えるのではなく、現実に起こっていると思って問題を解いてほしいなと思います。

今回、平成31年度の解説をこちらに記載させていただいておりますが、令和2年のものも掲載して受験する方々の助けになればと考えております。
その前に、平成31年度のデータを再度作り直して、受験する方々が勉強や閲覧しやすくなるよう調整しています。
完成次第、こちらでも記事を上げさせていただきます。

・最後に

失業率も上昇している中、コロナ下でどの業種も苦戦をしております。

登録販売者の需要は、今後もますます増えてくると思いますが、合格は大変だと思いますので、少しでも役立つ記事を出しながら、医療業界のサポートしていければと改めて思いました。

本日も読んでいただきありがとうございます。

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