藤原達郎
大体2mm『迷惑』の稽古日記を更新しました。 https://about2mm.com/2024/05/06/%e3%81%a1%e3%82%87%e3%81%a3%e3%81%a8%e3%81%97%e3%81%9f%e3%83%91%e3%83%bc%e3%83%86%e3%82%a3%e3%83%bc/
飯野智子演劇生活30周年記念公演 大体2mm『迷惑』 作：藤原達郎 演出：藤本瑞樹 日程：2024年6月29日（土）・30日（日） 会場：Ｊ:ＣＯＭ北九州芸術劇場 小劇場 特設サイトはこちら
演出のセンスくん（藤本瑞樹）は今回、その日の稽古でやることを紙に書いて掲示し、終わるとはがして行く、という方法でタスクを管理していました。 そしてタスクの紙は捨てずにとっておき、稽古の最終日、みんなでそれを並べて見ました。 これは、以前センスくんが制作で入っていた現場で、柴さんが採っていた方法で、いいな、と思って、今回やってみたとのことです。 少ない稽古日数でしたが、こうやって可視化すると、それなりの手順を踏んできたことがわかります。「私たちはこれだけのことをやってきたん
「寝室」に関して、みんなで集まって行ったのは、「どのシーンを、どのチームが、どういう作戦でやるか」の話し合いだけです。あとは各家庭で稽古したものをセンスくん（藤本瑞樹）の前で披露する、手見せのようなスタイルを取っています。 藤原家の例を挙げれば、私が仕切るのを飯野さんが嫌うため、当初の予想通りケンカになり、じゃあどうしたいんだと聞いても、ふにゃふにゃした答えしか返ってこないため、またケンカし、そうこうしていると飯野さんが体調を崩し、私の看病の仕方が気に入らないと言ってケンカ
キャストを公開したので、ようやく稽古風景が載せられます。 今回我々は２～３週間に一回のペースで稽古をしており、毎回最初に各自の近況報告を行っているのですが、センスくん（藤本瑞樹）が、「実はこの前、すごい発見をしたんですけどね、これは本当にもう、ものすごい発見なので、ぜひ皆さんに聞いてほしいのですが」とハードルを上げました。 「皆さん、夏の暑さって苦手ですか？ ですよね。まあ、得意な人はあまりいません。そこで私、この夏を乗り切るための画期的な方法を思いついたんです。ちょっと
大体2mmのリーディング公演 「寝室とパルクール」 作：藤原達郎 演出：藤本瑞樹 日程：2023年8月19日(土)～24日(木) 会場：engel（北九州市小倉北区大門2-7-5） 【出演】 宇都宮せいや（飛ぶ劇場）×西村佳那生（宇都宮企画） 松下龍太朗（演劇関係いすと校舎）×松本未来（じあまり。） 藤原達郎×飯野智子 ほか 【日時・上演作品・出演者】 2023年8月 19日（土）15：00／17：00『パルクール』（上記ほぼ全員） 20日（日）休演日 21日（月）19
顔合わせの日、演出家のセンスくん（藤本瑞樹）から、「今回は『海辺のカフカ方式』で宣伝を行います」とのお達しがありました。 ※みずきくんが“センス”と呼ばれている経緯に関しては、自己紹介の回をご覧ください。 「海辺のカフカ」は、みなさんご存知の通り、村上春樹の小説なのですが、海辺のカフカが発売される頃、センスくんは本屋で働いていました。そして、別の新刊書籍に「◯◯らしい」「△△のようだ」「□□かもしれない」といったペーパーを挟み込み、「海辺のカフカ」への期待感を煽る宣伝方法が
演出家のセンスくん（藤本瑞樹）から、「これは僕がこの前書いたおもしろイラストです」という文言と共に、一枚の画像が送られてきました。 このイラストの何が面白いのかを、今から説明しようと思います。 そのためには、まず「幽☆遊☆白書」という漫画を理解していただかないといけないのですが、「幽☆遊☆白書」は、冨樫義博による日本の漫画で、主人公の浦飯幽助と、その仲間たちの活躍を描く冒険活劇です（ウィキペディア参照）。週刊少年ジャンプで連載され、アニメにもなり、私の世代の男子たち（女子の
二人芝居というのは、人が二人出る芝居のことです。 五人登場する二人芝居を、私は今まで見たことがありません。 一人だと一人芝居で、三人だと三人芝居となります。四人以上の芝居で、人数を頭に付ける表記はあまり見た記憶がなく、その辺から、いわゆる一般的な「芝居」の領域に突入するのだと思います。「85人芝居」とかになると、逆に特殊性が生まれてくるような気がします。 私はこれまで、二人芝居を書いていませんでした。 正確には最後まで書ききれず、途中から登場人物を増やすことで行き詰まりを回
今回の公演会場であるカフェ・バー engelでは、私の誕生日を祝っていただいたり、引っ越しを祝っていただいたり、日々の愚痴を聞いていただいたり、忘年会をさせていただいたり、ミニ四駆を走らせたり、うちの子が小学生の頃に子守りをしていただいたり、沖縄旅行に同行させていただいたり、センスくん（藤本瑞樹）がイベントを企画したりと、大変に長い付き合いがあります。 アルコールの飲めない私が、engelを訪れた時によく注文する飲み物は、「いい感じの炭酸」です。「いい感じの炭酸」というのは
以前も書いたように、「寝室」は、アルトゥル・シュニッツラーさんの「輪舞」という戯曲を元に翻案しています。 ご存知の方もいらっしゃると思いますが、「輪舞」は、男女の性行為に至るまでのやりとりを描いた作品です。なので、艶っぽいシーンが展開されることとなります。 「なぜそんな作品を翻案しようと思ったのか」と聞かれたら、「書きたかったから」と言うより他ありません。 翻訳されたものは岩波文庫や新潮文庫などから出版され、ドイツ語の原文も、電子書籍で購入することができます。原作者の著作権
就職や結婚を機に、演劇から疎遠にならざるを得ない状況になってしまった方々を、なんとか起用できないものだろうかと以前から考えていました。 演劇の特徴でもあり、疎遠にならざるを得ない原因の一つに、「特定の時間、特定の場所に集まっての稽古」があります。演劇に限らずですが、練習や稽古をしないことには作品は完成しません。本番よりも、稽古期間こそが演劇活動の醍醐味であると、私は考えているのですが、それらの状況を楽しめる地盤があってこそのものです。生活や育児との両立の難しさから、多くの面白
また顔合わせの時の話なのですが、初めましての方もいたため、自己紹介をしまして、その際、演出の藤本瑞樹くんから「呼ばれたいニックネームを教えてください」との指示が出ました。 自己紹介なんてものは、トップバッターが一番緊張するもので、まあ、そんな役割なら進んで担おうと、私からしました。 「どうも、藤原達郎です。この度は、こんな大変なご時世……世界的にですね、世界的に何かと大変なご時世の中、我々のような団体の公演に参加を表明していただき、誠にありがとうございます。我々のような団体
「寝室とパルクール」というタイトルですが、私が書いたのは、「寝室」と、「パルクール」という、それぞれ別の作品でして、それを今回の一連の企画で、両方上演してしまいましょう、という試みで、「寝室とパルクール」というタイトルにしました。 「パルクール」は、以前、団体なかむらという団体が、パルクールジムで公演したのを観劇し、パルクールに興味を持った飯野さんが、１時間程度の体験レッスンを受け、レッスンは受けないまでも、どんなことをするのかに興味のあった私は、レッスンの様子を見学しまし
ご無沙汰しております。 大体2mmです。 8月下旬に、リーディング作品の上演を計画しています。 先日、顔合わせをし、ワークショップのようなものを行ったのですが、その中で飯野さんと漫画の話になり、「喪黒福造が出るやつって、藤子不二雄Aかね、Bかね？」と言われました。 飯野さんは基本的に固有名詞に無頓着で、ラーメン屋の有線で、新しい学校のリーダーズの曲が流れていた時も、「これ、聴いたことある、あの、あれ、いっそーの好きな、何だっけ、あれだ、そう、学級代表」と言っていました。
かかりつけの歯医者でレントゲンを撮りました。三ヶ月に一回の定期検診です。 そして、「そろそろ残りの親知らずを抜いた方がいいかもしれない」と言われました。 私は、上の親知らずは割と早いうちに抜いてしまったのですが、下はほったらかしにしていました。あごの中に隠れている上、横向きに生えているため、歯医者さんとしても、何もなければ先延ばしにしたい症例のようでした。 ３０代の頃、仕事がたてこんだ時に右のほっぺたが腫れました。原因は親知らずで、疲れが炎症になって現れたそうです。
