ハードボイルド・うんこ

いろんなうんこ漏らしがいる中で、「クソをしたい時は我慢してギリギリまで耐える。昔から俺はそうだった。」から始まる小学生のハードボイルドなうんこ我慢おたよりが一番好きだった。久しぶりに声を出して笑った。シェアハウスに住んでどんな声も小さめに抑える癖がついたためか、我慢し続けた咳が出てしまった時のようなのどが苦しい笑い方だった。「あっはっはっは!」って笑ったのは何年前だろう。

何歳になっても、うんこの話は面白い。ちんこもおもしろい。ちんぽ、はあまり私の好みではない。やっぱちんこのほうが面白いと思う。「ぽ」という音によって「お前自分が面白い音だってわかってんだろ」みたいな斜に構える姿勢を引き出される。うんこ、ちんこ、まんこ。「こ」で終わるし、三文字だし、ひらがなだし。面白い。「うんこ」だけ全然違う存在のはずなのにスッと自然に並んでいるところも面白い。

住んでいるシェアハウスの外装工事が始まった。正確にはまだ外装をどうこうする前の足場確保と外壁の掃除だけが終わったところだから工事だ! って感じの工事はこれから。そんな外装洗浄の日に久しぶりの出社だった私は、いつも通りベッド横の大きな窓を開けたままにして出かけた。珍しく障子を閉めていたのはまさに僥倖って感じだ。どうも外装洗浄は強めに大量の水を壁に吹き付ける形で行われたらしく、帰宅したら障子がびっちゃびちゃになっていた。たぶん網戸を貫通して水が部屋に噴射されたんだと思う。

障子が本当にいい働きをしてくれた。大家さんに微妙な顔をされながらも自費で張り替えた、破れにくい障子。紙じゃなくてプラスチック製だから、どうも大量の水をすべて受け止めてくれたらしい。危なかった。たぶん普通の紙だったら受け止めきれずに破れ、窓際のベッドがびしょぬれになっていたに違いない。業者さんも窓で止まると思った水が住人のベッドまで貫通したらめちゃくちゃ動揺するだろうと思う。そんなことにならなくてよかった。

障子の木枠に水がしみ込んでいるのでもしかしたらカビカビになる可能性があるけれどもうそれはしゃーないよね。拭いたけど。拭いたけどもうそれ以上はどうしようもないね。

詳細は省くが友人がめでたいことになったのでめでたいなあと思っている。あとで適当にお祝い送るね。一方私に締め切りがやばいから手伝ってチョー大都連絡を送っておきながら音信不通なそこのアナタ。あなたは早く書きかけでも未完成でも一行しかなくてもいいから私に原稿を送りなさい。いいね。もしこれを読んだなら、送りなさい。他人のnote見てる暇ないでしょ! 遅れ! いいね!? さっきまでは頭痛でぶっ倒れてたけど、少し横になって休んだら完全復活してめちゃくちゃ元気です。私を働かせるなら今です。送ってね(はぁと)。

じゃまた明日。

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