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今在るこの場所を大切に・今有るこの時を大切に(raraの夢を見守りたい)


八月十五日正午
サイレンの音を合図に 一分間の黙祷をわたしも行った

ちょうど 中学生の小さな仲良しちゃんから
読書感想文の相談を 朝からLINEで受けていた

読んだ本が 中学二年生女子が戦時中にタイムスリップして 特攻隊員と出逢うストーリーらしく
ならば と わたしが言って
この日 正午に「黙祷」しよう!
それを 実践した

高齢者男子のわたしでさえ 戦後生まれで
それが すでに高齢と呼ばれている

これから この国を支えようとするひとたちには
「じぶん・じぶん・じぶん」
「金・金・金」
そんな 類のひとばかりでないことを 切に願いたい

そうは 言っても その考えを
「昭和です!」
よく 周りから言われ 苦笑する

「個性を伸ばす」
「子どもの内から金融知識を」
それこそ 恵まれた環境に在る 子どもたちだけに
当て嵌まるコピーを 声高に謳うのが 世の中だ

スポーツだって そう
相手がある種目でありながらも 只々じぶんたちの
結果にだけ 一喜一憂 対戦相手を敬うことを忘れ
オーバーアクションで 結果やじぶんをアピールする
恵まれた環境に在る 特別なひとたちだけが
競技を 大会を 社会を 支えているわけじゃないことを 顧みなくてはいけない

もちろん 努力が必ず報われるとは限らない社会や世の中を 徒に 悲観しても 仕方ないけれど
生かし 生かされてこそ 勝負だって 成り立つし
存続可能だ

小さな仲良しちゃんと 一緒に黙祷した この日
明日の 台風予報に 目が離せない・・・

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