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【芸能マネージャー】恋の始まり ⁉️ ドラマ好き故の展開に #02

こんにちは。
新人芸能マネージャー、ポンコツみーこです。
みーこ、エンタメ業界に就くまでの軌跡を絶賛綴っています。

今日のエピソード、かなりポンコツ。
昔も今と変わらないな🤔

それでは、第2話です。

どうぞ!

・今日のぼやき
ロケバス待機中
お手洗い行ってきます
と伝えたのに
置いて行かれた
電話かかってきて
バスが迎えにきた
とてもきまづい

第②話:消しゴムの彼


「テレビ関係の仕事に就きたい!」

小学校の卒業式にステージから放った言葉。

だが、その後、3年間は頭の片隅からスルリと消えていた。

先生:「将来の夢を教えてください」

おとなは、当たり前に将来の夢を語らせるが。
成り方までは追っかけてくれないよね。
自分で考えろってね。

今週も夢のために何か考えていますか?毎日タスク管理のように問いかけてくれないと、みーこ夢を持ってること自体忘れてしまっていたよ☺️

あの頃、将来に向かって日々努力を重ねて夢を叶えた同級生はどのくらいいるのだろうか。

みーこは、恋や遊び、勉強、部活、行事。
将来のことなど、考えることなく常に目の前のことを全力で取り組む中学校生活だった。

尖っていました。調子に乗っていましたね。
私立恵比寿中学【大人はわかってくれない】のように、屁理屈立てていましたね。
今と昔で歌詞の解釈は大きく変わりますが。


高校受験いわゆる「受験生」というものが本格的に始まり、将来を考えることになった。

友達は、英語が学べる学科がある高校へ行きたい!
なぜならば、将来英語を活かした職に就きたいから!!

ほお.....

成りたい職を見据えての進路選択......

みーこ、何に成りたいんだっけ?

それより青春謳歌したくない?

(アホ笑)

ドラマの見過ぎで、高校生「JK」は、絶対キラキラさせたいと思っていた。

放課後河川敷に自転車で向かって河原に寝そべって音楽聴いたり?彼氏と制服デートをしたり?文化祭で好きな人に告白したり?、行事に全力で取り組んだり?

そんな生活の送れそうな高校片っ端から探した。

(夢見すぎ)

それなりに校則が緩くて制服が可愛くて行事も盛り上がるような高校。

そんな都合の良い高校は、ある程度学力が必要だった。自称進学校ってやつですね。

だがしかし、模試は、ポンコツみーこE判定を連発💥

でも、青春謳歌するためなら頑張れた。

だって、ここで妥協したらドラマのような生活が送れないんだもん!!!!!

好きなことには無我夢中に全力になれるところ、今でもあの頃のみーこのこと尊敬します笑

-高校受験当日
志願校での受験、廊下には憧れの制服を着た先輩方の写真、カッコ良い校舎、ああ、この試験を乗り越えれば憧れのJKになれるのだ!!!!
そのモチベーションが高すぎて正直浮かれていた。

「あれ」

「あれ......」


ゴソゴソゴソ

鞄を漁る

ポケットに手を突っ込んでみる

もう一度、鞄を漁る


確信した。





消しゴムがない。



あれだけ、受験票とシャーペンと消しゴムは忘れるなって口酸っぱく言われてきたじゃないか。みーこの馬鹿野郎‼️


ここで先生に忘れ物をしたと告げたらマイナスポイントだ。声もかけることができなかった。


そんなとき

肩を叩く音がした

後ろの席にいた男の子が腕を前に出す

振り向くと


彼は握り拳を開き、中身を見せた。


け!し!ご!む!?

神様なのでしょうか。


消しゴムを貸してくれた彼のおかげで無事試験を終え、帰り際消しゴムを返すために彼を追っかけた。

廊下は走るとマイナスポイントだから

気持ち悪いくらいに早歩きしたことを覚えている()


みーこ「本当にごめんなさい、消しゴムありがとうございました。」

「ああ、相当焦ってたよね2個持ってきててよかったよ」

みーこ「めっちゃ助かりました、ありがとう。なんでここの高校受けたの?」

「あー、特に理由ないよ」

みーこ「そうなんだ。私は制服で決めちゃった笑   将来なりたいものとかは?」

「俺ねえ、イベント作る人!あのー、軽音部があるからこの高校受けた」

みーこ「受けた理由あるじゃん笑 音楽好きなの?ギターとか?」

「そうそう。大きくなったら音楽イベント作ったりしたいと思ってる。そっちは?音楽とか好きなの?ライブとか。」

みーこ「好きだよ!ドラマ見るの好きだし、ライブもよく行くよ!」

「へー。将来の夢は?」

みーこ「もちろん、テレビ関係の仕事!多分わたしたち近しいよね?」

口から躊躇なく出てきた言葉

久々の感覚

そうだ、テレビ関係の仕事につきたいんだった。

考えるより直感型

みーこ、言葉を放ってから夢を思い出す。

そのあと駅までの20分間は、好きなドラマやアーティスト、やってみたいことを永遠と話していた。


消しゴムの彼と夢追っかけてみたいな

なんてドラマのような展開になりそうな気がした





だが、消しゴムの彼にはその後一度も会えていない。



受験日に名前聞いたけど、正直忘れた。


前川だったかな、前田、、、


でも、鮮明にあの帰り道の少しキュンとした気持ちは覚えていて、あのトキメキと共に将来のことを意識するきっかけになった。

とことん、ドラマ脳。

あの出来事がなければ、将来のことをいつ思い出していたのだろうか。

きっかけをくれた消しゴムの彼。

今どこで何しているかな

絶対再開できると思ってる

現場で会おう!!!

前島くん!!!(?)

続く。



どこにでもありそうな会話なのに、些細なことでもドラマのような展開を期待しているあの頃のみーこ。単純明快で可愛い。思ったより中身ないな?と思ったそこのあなた!みーこもそう思ってますよ🫂


消しゴムの彼との高校生活を一瞬でも想像した変態は、わたしです!(*´-`)


ではでは、次回お楽しみに。



















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