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「うん、何でもいいけど、いつ荷物を取りに来れる?」 by Drake

割引あり

You sent a eight-minute voice note straight from the heart
I reply like, "Yeah, whatever, when can you come get your stuff?"
I need this shit out the crib, I think it's bringin' bad luck

意訳:
君は8分間の本音満載のボイスメッセージを送ってきた
俺の返信は「うん、何でもいいけど、いつ荷物を取りに来れる?」みたいな
君の荷物を俺の家から取り除かないと
なんか悪い運勢を運んできている気がする

Drake - "Circadian Rhythm"

Drake - 「Circadian Rhythm」からの、ちょっと性格の悪いパンチライン。

おそらく状況としては、同棲していた元カノと別れた後の話だろう。元カノは言いたいことがたくさんあったのだろう。だから、ボイスメッセージで本音をぶつけてきた。それに対するドレイクの返信が、「いいから、早く荷物持っていってよ」だ。

ドレイクは、まさに「ヴィラン(悪役)」と呼ぶにふさわしい存在だ。人を不快にさせる発言や行動をすることにおいて、彼は一種の天才だと言える。

と言うと、「いや、ドレイクはゴーストライターを使ってるじゃん」という意見も出てきそうだけど、そう考えると、なおさらドレイクは凄さが際立つ。

まず、人を平気で嫌な気分にさせるドレイクがいて、その周りには「人を嫌な気分にさせる内容」を仕事として思いつく"プロ"のゴーストライターたちがいる(なんてこった)。そして彼らは、人を嫌な気分にさせるアイデアを考え、それを世の中に披露して、巨額の利益を得ている。悪の帝国だよ。

そういえば、僕がメリーランド州の小学校に通っていた頃、マイルズという友人がいた。

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