子供の頃の面白い友人の話


子供の頃の話するのって良いよね。
童心に還りたい気分なのでちょっと変わった友人達の話をしようと思う。


まず小学校中学校時代の友人の話

私は暗い小学校、中学校時代を過ごしてきた。
人と喋ってる姿を見た事がないぞってぐらい大人しい子供は学年に1人か2人はいると思うのだが、私はまさにそんな子供だった。
私は不気味がられていたし、話しかけてくる子供なんて滅多にいなかった笑

そんな私に勇敢にも話しかけてくれ、仲良くなった友人が二人いた。
一人は明るくていつもクラスの輪の中心にいた子、もう一人は私と同じいわゆる不思議ちゃん。

クラスの輪の中にいた子(以下Sちゃん)とは課外授業の時になぜか仲良くなった。
raptureちゃん、喋ると面白いじゃんと興味を持ってくれ、課外授業の時限定だが(w)めちゃくちゃ喋る仲になった。

そんなSちゃんがある日急に真面目な顔をして
「raptureちゃんだけに私の秘密を教える」と言い、課外授業のグループの輪から離れ空き地へ誘導された。

秘密を教えてくれる嬉しさと、なんだか改まった態度のSちゃんにドキドキする私。
「私のポケットの中に秘密が入ってる」と言われ、中に手を入れるように促される私。

緊張したがら手を入れるとフワッとした感触の小さな物体が手に触れた。
指先で更に感触を確かめるとムニッと変に肉感的な感触がした。

ポケットからその物体を出すように言われたが、正体を教えてくれないSちゃんの態度や未知の物体の感触が気味悪くて少し躊躇われた。
そして恐る恐るその物体をポケットから取り出し、自分の掌で目の当たりにした。

一瞬その物体がなんなのかわからなかったが、まさしくそれは



ちぎれたハムスターの手だった





おもちゃでもなんでもなく、正真正銘のハムスターの手である。

これはSちゃんがサイコという話ではないので気分を害さないでいただきたい。
勉強休憩終わったので続きはまた今度。(たぶん)


おやすみなさい。

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