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Solanaの処理速度は、超高速なのに、どうしてDappsは遅いの?

こんにちは!
仮想通貨にどっぷりな
るー(@Rapelucy1003)です。

ちょーと、今回のタイトルわかりずらいと
思うので「前提する環境条件」を読んでから

いろいろ読むのめんどくさい~
って人は
「アプリケーションと、私たちの繋がり」
まで飛ばして読んでください^^

ざっくりテーマで言えば
Solanaって、すごいんだぞ!!

っていうのを
紹介している記事になります。(笑)

前提する環境条件

Solana使ってる方なら
理解しやすいと思うのですが

Raydiumのアクセラレータの時に
送金処理はできるのだけど
そもそもRaydiumにアクセスできない。

この現象について
Solanaは処理速度早いが売りなのに
なんで???
と、疑問に思ったとしましょう。

その答えとして

Solana側の処理が
追い付いていないからである

と、いってしまうのは
ナンセンスです。

その理由を、ちまちまと
解説しいていこうと思います。

(あ、記事が長くなりそうな予感)

DeFiアプリの構成要素

DeFiに限らず、私たちが使っている
アプリケーションは
3つの要素が組み合わさって
できているんですね。

画像1

一般的なアプリケーションでは
以下のような構成要素になっているのです。

-----------------------

①フロントエンドと呼ばれる
 ユーザーが触るため(UI)
  画面だったりの仕組み

②データベースサーバと呼ばれる
 ユーザーが欲しい情報をためておく
  大きなボックスが存在

③上記二つを繋げるため
 Webサーバーだったり、ネットが存在。

イメージこんな感じ。
(めっちゃざっくりです笑)

-----------------------

同様に、DeFiのような
アプリケーションでは以下のような
構成要素になってるんですね。

Solanaを基本に考えますね

-----------------------

①ユーザが触る部分(UI)
 例〉Raydium,Serem,Sonar等

②データベースであるブロックチェーン
 例〉Solana

③上記二つを繋げるための
 API(RPC)と呼ばれる部品。
例〉JSON-RPC 2.0

詳しく知りたい方は
以下ページを参照。

-----------------------

ふんわり理解してもらえたらいいのは
DeFiって、Solanaっていう
ブロックチェーンの上にあるだけじゃなくて
他の要素も、くっついて成り立ってるんだな~。

って理解してもらえたら
次の話の理解が早くなります(笑)

で、結局何がいいたいの?

今回の記事の前提条件は
Raydiumのアクセラレータ時に
アクセスできないけど
送金処理はできる

ということでした。

つまり、これは
②送金処理を行うSolanaというDB
①ユーザーが触るUIであるRaydium

の構成要素が違う、ということを

さっきまでの章を
読んでもらえばわかると思います。

何言ってんだよ。
ってなる人の方が多いと思うので
図解で解説行きましょう、、!

アプリケーションと、私たちの繋がり

一連の流れをざっくり言えば

・指示を出す
・ブロックを生成する
・処理する(トランザクション)
・反映という する

という流れで、私たちはいつも
何気なしにアプリケーションを
使用しているんです。

例えば、、、

solanaでのやり取り

①私が「100円で飴玉を購入する」ために
ボタンクリックします。

Solana上では、「100円を店に送金します」
という指示が作られます

これを、ブロックチェーンでいうところの
”ブロック”となり、指示が作られる速度を
”ブロックタイム”と言います。

Solanaでは、このブロックタイムが
0.4秒で作られちゃうんですね。
(くそ早い)

イーサリアムのおける平均的な
ブロックタイムは10秒前後です。

画像3

Etherscan 

②ブロックになったものを処理します。
 =トランザクション処理と言いますね。

Solanaでは、このトランザクション処理は
1秒間に65,000個処理できます。

③要するに、飴玉を買って
お金を支払うという処理において

Solanaでは
0.4秒(ブロックタイム)

1秒未満の合計1.4秒未満で処理が実行

できちゃうんです。

ただし、

この処理が、あるサイト
(ここでは楽天にしましょう)に
反映されるのに時間がかかります。

楽天でのやり取り

上記で確認したように
Solanaでは一連の処理は終わっているんです。

しかし、画面に反映されないのは
楽天というサイト側で
処理
が終わっていないから。

結果

ユーザーから見ると
楽天側の”反映”問題ではなく、
Solana上での”処理”速度の問題と
見えてしまうんです。

ここまでが、上記に示した
アプリケーションの処理の流れです。

なので、、、

サイト側の反映速度が
10分
かかれば、いくらSolana上で
1.4秒未満で処理が終わっていても
ユーザーからすると
約11分かかって飴玉を購入したこと

なるんですから、そりゃ
おっそ。って思いますよね。

ブロックチェーンと、私たちの繋がり

ここで、ブロックチェーンの仕組みを
ざっくり解説いきますね。

ブロックチェーン

私が、さきほど「飴玉を100円で購入した」
という履歴がブロックとして存在します。

そして、次にAさんが
「みかんを200円で購入した」
という履歴がブロックとして
存在します。

この履歴は、永遠に鎖のように
履歴の塊として繋がっていくので
”ブロックチェーン”と呼ばれるのです。

おおまかざっくりな流れと
仕組みは掴めたでしょうか?

最後に、、、

最後に、

Raydiumのアクセラレータの時に
送金処理はできるのだけど
そもそもRaydiumにアクセスできない。

という問題はSolana上での
問題ではなくRaydiumのサーバー

つまり、Solanaでは処理が
終わっているのにも関わらず
Raydiumの画面上では
”反映”されていない。

だから、Solanaの処理速度が
問題である。というのは
ナンセンスなんですね。

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